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2021/03/02

リード予備校について【先頭固定ページ】

◾️新着情報◾️

\新規開校/2026年3月開校 リード予備校春日井校

 

25年合格者インタビュー動画 愛知教育大学 合格(岐山高校)

25年合格者インタビュー動画 名古屋大学 情報学部 合格(岐阜北高校)

25年合格者インタビュー動画 東京外国語大学 言語文化学部 合格(岐阜高校)

25年合格者インタビュー動画 岐阜大学医学部医学科 一般推薦

25年合格者インタビュー動画 岐阜大学医学部医学科 地域枠推薦 岐阜県コース

 

早稲田大学スポーツ科学部小論文(2022年度)

こんにちは、忠節校舎で英語を担当している高橋です。

 

近年、大学入試では小論文を課す大学が増えてきました。

 

これを読んでくれている皆さんの中にもこれから小論文の試験を受ける人がいるかもしれません。あなたがもしそうならぜひこの記事を最後まで読んでください。(そうでない方にとっては役に立つ内容ではありませんので読まなくて大丈夫です。)

 

早稲田大学スポーツ科学部も小論文を課す入試方式があります。

 

先日生徒が2022年度の問題をやってくれたので添削しました。問題は以下の通りです。(ぜひ、少し時間をとって、「自分だったらどんなことを書くか」を想像してみて下さい!)

 

ヒトに近い類人猿の四足歩行の走速度は時速40kmを超えるともいわれる。以下の図はヒトの二足歩行と四足歩行の100m走の世界記録の推移を示している(Kinugasa et al., 2016を引用改変)。ここから読み取れること、ならびにそれをもとにあなたが考えることを601字以上1,000以内で論述しなさい。

 

さて、この問題が秀逸なのは、採点が非常に楽であることです。

 

なぜ楽かというと、この問題には早稲田大学が仕掛けたトラップがあり、そのトラップにかかった受験生は全員自動的に0点になるからです。

 

グラフを見ると、二足走行の世界記録はほとんど変化がないのに対し、四足走行の世界記録はどんどん短縮されています。このままいくと将来、二本の線がどこかで交差しそうです。

 

さらに、設問にわざわざ「ヒトに近い類人猿の四足歩行の走速度は時速40kmを超えるともいわれる」と書いてあるのも、四足走行の可能性を感じさせますね。

 

以上のことから、「将来はヒトの四足走行の世界記録は二足走行の世界記録を上回る可能性がある」といった内容を書く受験生が多いのですが、、、。

 

 

それを書いた時点で0点確定です。

 

当然のことながら、ヒトは類人猿ではありません。進化の過程でこれまでずっと二足歩行をやってきたヒトが、二足走行よりも四足走行が速くなるわけありません。

 

そもそもこの問題の本質は、「ミスリードを引き起こすような情報に接したときに、あなたはちゃんとその情報を分析して正しい結論を導き出せますか」ということです。

 

「スポーツ科学部」の問題だからといって、筋肉の動きやらトレーニングの方法やらを書いてしまうと完全に的外れになります。(そもそも、そういった知識は大学入学後に学ぶのであって、入学前にそんな知識は不要です。)

 

 

 

なぜ、今回この問題を取り上げたかというと、、、

 

赤本の解答例がまさに「早稲田のトラップにはまった」ものになっていたからです。

 

赤本の解答例だと0点です。早稲田大学スポーツ科学部を受験する方は注意!

 

 

※※※※※

 

忠節校舎で出しているリード通信のバックナンバーを1つアップしておきます。

 

今回は2024年10月に出したVol. 36です。記載された内容は当時のものですのでご注意ください。

 

 

※※※※※

 

リード通信Vol. 36 (2024年10月号)
(なるべく)毎月1日送信。ただしいつまで続くかは??

 

1,今月のお話

 

大谷翔平選手がメジャーリーグ初の50-50を達成した日本時間9月20日、大垣市が猛暑日と熱帯夜の50-50を達成したそうです。(厳密には熱帯夜は52日なので、50-52でしたが。)

 

まさに「ヒートアイランド」ですね。

 

私が子供のころは猛暑日なんてほとんどなかったです。

 

、、、と思い、自分のこの記憶が果たして正しいかどうかチェックするために気象庁のサイトを調べてみました。

 

やはり80年代は突発的に猛暑日が多い年はあるものの大体どの年も10日未満でした。猛暑日の日数が急増するのは90年代からでその差は歴然です。

 

地球は確実におかしくなりつつあるようです。

 

しかし当然のことながらヒートアイランド現象を防ぐために様々な研究が企業や大学でされており、その中には面白い研究も多数あります。

 

例えば保水性舗装というのをご存じでしょうか。

 

保水性舗装はアスファルトに保水材を入れ込むことで、雨水や散水を道路内に保有することができるようにする舗装です。道路内に蓄えられた水は徐々に蒸発することで気化熱により道路の表面温度を下げます。

 

保水性舗装は日本で開発された技術で、2000年前後から各地で施行されるようになりました。

 

真夏日だと通常舗装のアスファルトと比べて実に10度~20度の温度抑制効果があるそうです。

 

一方、保水性アスファルトのデメリットは通常の舗装の約4倍のコストがかかることや、舗装内に水分を含ませることで温度の上昇を抑えるという性質上、晴天が続く場合は散水しないと効果がなくなってしまうことが挙げられます。これらのデメリットを最小化することが今後の課題です。

 

現状では保水材として吸水ポリマーやゼオライトが使われていますが、それらに代わる素材として竹が使える可能性があるそうです。もともと保水性が高い竹は繊維化すると吸収性がさらに向上するため吸収材として役立つだけでなく、竹の有効活用を通じて放置竹林の問題の解決にもつながります。

 

保水性舗装はすでに確立された技術ですが、そうであってもまだまだいくらでも改善の余地があるということですね。

 

、、、しかし驚きなのは、この竹繊維を保水材として使用するというアイディアは茨城県のある県立高校の3年生の自由研究から生まれたものである、ということです。

 

日本の若者のこれからの活躍に大いに期待したいです。
高橋

 

 

※※※※※

2、田辺の一冊 田辺の独断と偏見で本を紹介します。

 

江藤淳『漱石とその時代』

 

江藤淳は戦後を代表する文芸評論家の一人です。
党派性にとらわれず、自らの信ずるところを書いたという印象を受けます。

 

江藤淳は、24歳のときに夏目漱石論を書いて人々に衝撃を与え、注目を集めました。
それまで半ば神格化された漱石を一人の人間としてその悩みや弱さをありのままにとらえようとしました。

 

その後1999年に自ら命を絶つまで漱石に取り組みつづけ、『漱石とその時代』は未完ながら全5部にわたる大作となりました。

 

残された手紙を引用するなどして漱石の人生を追体験するような本です。

 

これでもかというぐらい細かく書かれているのでなかなか読むのが大変ではありますが、漱石は明治という先の見えない、価値観が大きく変わっていく時代を悩みながら生きた人間だとよくわかります。幼いころから漢籍を好み漢詩をよく作っていた一方で、英国に留学した漱石は当時の日本を表す人物の一人として見ることができます。

 

江藤淳も1932年に生まれ、大きく変動する時代の中を生きたので自分と重ねる部分もあったのかもしれません。

 

また、家族などとの人間関係で悩んだり苦労したり、正岡子規などの友人との交流などでは一人の人間としての姿を見ることができます。(普通の人よりは神経質なようですが…)

 

江藤淳の著作は最近複数復刊して文庫本で出ているので、読んでみてください。
ちなみに田辺は、漱石であれば『門』という作品が一番好きです。

 

 

※※※※※

 

3,高橋の各国つれづれ訪問記

 

高橋が過去に訪れた国を紹介するコーナーです。読んでも特に何の役にも立たないので読みたい人だけどうぞ(笑)。今回はブラジルです!

 

首都:ブラジリア
最大都市:サンパウロ(人口1,240万人で南米最大)
面積:約8,512,000平方キロ(世界第5位。日本の22.5倍)
人口:約2億1,531万人
一言メモ:ブラジルでは食べ物を手でつかんで食べるのはマナー違反。サンドイッチもピザもハンバーガーもナイフとフォークで食べるべし。

 

実は私はブラジルにはたったの4~5時間しか滞在していません。

 

アルゼンチンの首都ブエノスアイレスに滞在中、ブラジルとの国境にあるイグアスの滝を訪れた際に、ブラジル側も訪問して観光しただけです。

 

イグアスの滝は北米のナイアガラの滝、アフリカのヴィクトリアの滝とともに世界三大瀑布の1つとして知られていますが、その3つのなかでも単純に「迫力」という点では圧倒的ナンバーワンだと思います。(イグアスの滝に比べるとナイアガラの滝が可愛く見えます。)

 

滝観光の拠点となる町の宿にチェックインしてみると、私以外に日本人観光客が4人もいました。夜に雑談に花を咲かせながら彼らと仲良くなり、翌日皆で一緒に滝に行くことにしました。

 

彼らの一人の情報によると、どうやら週末は昼間のオープンが午後5時に終了した後、午後7時から夜間特別オープンをするとのこと。その日は金曜日だったので、ちょうどよい。ただし入場料は夜間用に別途必要でこれがなかなかの金額、、、。

 

そこで一人が「昼間の営業が終わる直前から夜間営業開始まで公園内のジャングルに隠れてしまえば良い」という名案(?)を思い付きます。

 

ちょうど満月だし、どうせならイグアスの滝のそばで月見の宴会をしよう!と話はどんどん盛り上がりました。

 

さて翌日、宴会用のアルコールやつまみを大量に買い込んでいざ出発。

 

公園内に入って絶景スポットを巡る軽いハイキングをしましたが、非常に蒸し暑い中、しかも荷物を持って歩くのが中々大変、、、。滝のそばは涼しいのですが、ちょっと離れると汗が噴き出してきます。大量の食材を持参したことを皆で後悔しても後の祭り。

 

結局夕方になって、「滝は十分満喫したし、月見の宴会よりも宿に戻ってシャワー浴びたいね」となりました(笑)。

 

公園を出てバス停のそばで町へ戻るバスを待つ間、せっかく持ってきた食料をみんなで食べて「プチ宴会」をしました。

 

イグアスの大迫力とプチ宴会のマヌケさのどちらも今となっては良い思い出です。

2026/01/08

高等部長良校舎の休憩室

リード予備校長良校舎の中原です

 

高等部長良校舎の休憩室が変わりました!

多くのの生徒から嬉しそうに

 

「先生! 使いやすくなりました!」という声をいただいております。

 

思い切って変えて良かったなと思っています!

 

生徒たちがゆっくり一息つける休憩室であってほしいと思っています。

 

ただ居心地よすぎて長居はやめてくださいね!

 

 

キットカットのメッセージ

 

 

校舎では毎年恒例の、3年生に向けたメッセージつきキットカットの準備をしております。

 

共通テスト前に一人一人に配布していく予定です。

 

 

3年生の皆さんがベストパフォーマンスを発揮できることを願っております!

添削指導③/本気で東大を目指すということ⑬

「なるほど、

 これだと

 必要条件だから

 ダメなんですね」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その通りです。

自分で気が付けるように

なってくれてよかったです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こんにちは。

リード予備校忠節校の土屋です。

 

 

 

前回までの投稿  ↓

本気で東大を目指すということ①

本気で東大を目指すということ②

本気で東大を目指すということ③

本気で東大を目指すということ④

本気で東大を目指すということ⑤

本気で東大を目指すということ⑥

本気で東大を目指すということ⑦

本気で東大を目指すということ⑧

本気で東大を目指すということ⑨

本気で東大を目指すということ⑩

本気で東大を目指すということ⑪

本気で東大を目指すということ⑫

 

 

リード予備校忠節校のブログをまとめたものは

こちら

 

 

 

 

 

 

 

添削指導についての続きです。

 

 

 

 

 

 

今回は少し数学的な話をします。

(自分が話をするのは、なかなか恐れ多いですが)

 

 

 

 

 

 

 

2025年に出題された大学入試の問題で

SNS上で少し話題となった問題があります。

 

 

 

 

 

 

東北大学の問題です。

 

 

(1)が話題の1問です。

「すべて求めよ」の一言がくせ者です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この問題赤本での解答は以下の通りです。

 

 

 

 

 

 

ちなみにこの解答では不正解です。

どこが違うと思いますか?

 

 

 

 

 

 

 

もちろんですが赤本の執筆者も

これが

 

 

間違いだとわかったうえで掲載しています。

 

 

 

 

不思議な現象が起きていますが、

この後の問題の講評の際に、

この答えが間違っていることに

触れています。

 

 

 

 

 

大手予備校の解答速報でも

赤本のような解答がしてありました。

ここでも注釈に間違っている旨が書いてあります。

 

 

 

ちなみに上記の解答は十分条件しか

答えられていないため間違いです。

 

 

 

 

 

求値問題の場合、答えがあっていても

点数がもらえない場合があります。

 

 

 

値を求めるまでの過程が、

必要条件のみの解答

十分条件のみの解答の場合は

大きな減点対象となってしまいます。

 

 

 

 

 

 

 

 

彼らほどのレベルの生徒たちに

課題を出し添削をしていると

6人いたら4種類くらいの解答を提出されます。

 

 

 

 

 

 

 

 

時には一緒に添削している今橋先生と議論をしながら

彼らの解答を吟味していました。

 

 

 

 

 

 

 

必要条件、十分条件について考えることは

模範ではない解答を書く彼らのような生徒にこそ

必要な指導だと感じています。

 

 

 

 

 

そのためには指導者側のレベルアップが

必須だとひしひしと感じた1年でした。

リード通信バックナンバー

忠節校舎で英語を担当している高橋です。

 

今年の業務も全て終わりました。ヤッター!

 

正月は土屋先生が挙げた記事にありましたが、年末東大模試(仮称)の英語の添削をします。

 

少しだけ添削したのですが、東大名物の要約問題は、ここまでかなり添削を行ってきたこともあり、みんなかなり良い感じになってきました。

 

自由英作問題は、、、

 

これはもうちょい対策が必要かな(笑)。

 

 

※※※※※

 

忠節校舎で出しているリード通信のバックナンバーを1つアップしておきます。

 

今回は2024年9月に出したVol. 35です。記載された内容は当時のものですのでご注意ください。

 

 

※※※※※

 

リード通信Vol. 35 (2024年9月号)
(なるべく)毎月1日送信。ただしいつまで続くかは??

 

1,今月のお話

 

水素は燃焼させれば熱エネルギーを生み、酸素と反応させれば電気エネルギーを生み出します。前者で代表的なのはロケット燃料、後者の代表としては燃料電池(とそれを使って動く燃料電池車(FCV))です。

 

水素は豊富に存在し(なんと宇宙の70%は水素)、さらに熱エネルギーとしても電気エネルギーとしても非常に優れたエネルギー効率を持っており、そして極めつけは化石燃料と違い、地球温暖化の原因となるCO2を全く排出しません。

 

水素が次世代エネルギーとして注目を集めるのも納得ですね。

 

そんな水素についての現状の課題はまず第1に「水素は2次エネルギーである」ということです。

 

例えば石油、石炭、天然ガスは最初から存在するエネルギー源ですが、その一方で水素はそれ単独の状態では存在しないため、「製造」しないといけません。そしてその製造にはエネルギーが必要です。

 

いくら水素がクリーンエネルギーでも、その製造の際にCO2を排出しては意味がありません。したがって、再生可能エネルギーなどクリーンな方法で製造する必要があります。

 

しかしそのためにはまずは再生可能エネルギーが普及しないといけません。現状ではまだまだ水素の製造は高コストであり、今後の生産量の拡大や低コスト化は必須です。

 

第2の課題としては「貯蔵や運搬が難しい」ことです。

 

気体の水素はガソリンと比べるとエネルギー密度は3,000分の1しかない上、ガスボンベだと爆発の危険があります。液化すれば体積は800分の1になりますが、そのためにはマイナス253℃が必要である上、液化水素は最新のタンクでで保存しても1か月で12%は気化してなくなってしまうそうです。

 

扱いにくい水素を、水素を含む別の物質にして扱いやすくすることを「水素キャリア」と呼んでいます。

 

例えば、水素と窒素を合成してアンモニアにするとマイナス33℃で液化してくれますし、なおかつ常温でも8気圧で液化するので、非常に扱いやすくなります。(しかし現状ではまだアンモニアの製造自体に大きなエネルギーが必要です。)

 

「水素キャリア」については現在様々な研究がされており、新しい研究成果が次々に発表されています。

 

2017年に筑波大学の近藤剛弘教授の研究チームがホウ素と水素から成る「ホウ化水素シート」という全く新しい物質を作り出しました。軽量で安全に持ち運びができ、さらに水素密度が他の物質よりも高いため、将来有望な水素キャリアとして注目されています。

 

今年の2月には、東京工業大学の研究チームが常温・常圧の状況で電気エネルギーのみでホウ化水素シートから水素を放出できることを発見しました。

 

これまでの方法と比べて、低エネルギーでしかも簡単に水素を取り出すことができます。

 

水素キャリアの研究は「ホットな研究の1つ」と言えますが、水素が持つ可能性を考えればそれも当然のことと言えます。この分野に進めばまさに「地球を救う」研究ができることになります。
高橋

 

 

※※※※※

 

2、田辺の一冊 田辺の独断と偏見で本を紹介します。

 

『発酵食の歴史』マリー=クレール・フレデリック

 

どこにも売っていなかったのですが、メディアコスモスにあったので行って読みました。記憶を頼りに書くので不正確かもしれません。

 

そもそも発酵に興味をもったのは、世界中のどの民族をみても酒や発酵食をもっている(=酒や発酵食をもたない民族は亡んでいる)ことが不思議だったからです。たしかに長く保存できるので発酵食が発達したということは正しいだろうと思いますが、それにしても世界中に様々な発酵食があることが不思議でした。

 

カナダのイヌイットには、アザラシの腹の中に海鳥を詰め込んで、数か月土に埋めておくという正気とは思えない発酵食があります。(おいしいらしい)

 

日本にもふぐの卵巣のぬか漬けというどのように生まれたのか分からない謎の発酵食があります。
(この本にも書かれています。外国人が書いたものですが、日本の発酵食についてもかなり詳しく、正確に書かれていました。)

 

筆者は人類の食を考えるうえでの発酵の重要性を強調しています。

 

発酵がその共同体のアイデンティティと強く結びついているといいます。キリスト教ではパンとワインが、日本でもお酒が宗教と強い結びつきを持っています。また、故郷を追われ難民となる際に、ハンカチにヨーグルトの菌をうつして持って行ったという話が紹介されています。菌を受け継ぐことが、共同体の伝統を受け継ぐことだったわけです。

 

興味深かったのは

 

・人類は火の使用よりも前に発酵を利用していた。(火の使用よりも前に、やわらかい食べ物を食べる歯に変っていたことが根拠)

 

・植物の栽培が始まったのは発酵食をつくるためだった

 

という説です。

 

どこまで正しいのは分かりませんが、最近の研究でも腸内細菌の重要性がわかってきていますし、発酵が人類に与えた影響は思っていた以上に大きいのかもしれません。

 

 

※※※※※

 

3,高橋の各国つれづれ訪問記

 

高橋が過去に訪れた国を紹介するコーナーです。読んでも特に何の役にも立たないので読みたい人だけどうぞ(笑)。今回はノルウェーです!

 

首都:オスロ
最大都市:オスロ(人口71万人)
面積:約386,000平方キロ(日本とほぼ同じ大きさ)
人口:約525万人(岐阜県の約2.7倍)
一言メモ:日本人はもともとサーモンを生で食べる習慣はなかったが、ノルウェー人の食習慣を真似て生で食べるようになった。

 

1999年の新年をスウェーデンの内陸の小さな何もない集落で過ごした後、鉄道で国境を越えてノルウェー入りしました。

 

中1の社会の教科書に載っていたフィヨルドの写真に衝撃を受けてからずっと、ノルウェーは私にとって「必ず訪れるべき憧れの国」でした。

 

しかし、本当は夏に訪れるはずだったのに、寄り道しすぎてノルウェーにたどり着いたのは真冬(笑)。

 

オフシーズンだったため、ノルウェー国内のユースホステル(若者向けの安宿)は多くが冬季休業で、情報を全く持たずに移動していた私はどこにいっても泊るところを見つけるのに苦労しました。(日本円が強かった当時ですらノルウェーは日本と比べて物価が非常に高かったため、普通のホテルは高すぎてとてもでないですが泊れませんでした。)

 

「空いている」と言われていざ雪道を行ってみたら閉まっていた、、、。そんな繰り返しがあったり。

 

最初に見たフィヨルドがイマイチで肩透かしをくらったり。

 

そんなこんなで正直ノルウェーのことが嫌になっていました。

 

そんな中、北部の町ファウスケに着いて、駅員さんにユースホステルの場所を知っているか聞いてみると、なんと車で送ってくれるとのこと。実際に送ってくれたのは駅員さんの友人だったのですが、その彼はかつて船乗りだったそうで日本も訪れたことがあり、「日本は本当によかったよ」としきりに言ってました。

 

、、、しかし見ず知らずの旅人にここまでできる駅員さんの親切心には本当に驚くばかりで、こんな素晴らしい人がいる国を嫌いになってはバチが当たる、と思いました。

 

翌日、ファウスケから更に北のノルビックまでバスで移動しましたが、このバスの車窓がノルウェーのハイライトでした。正真正銘のフィヨルドが大迫力で迫り、周りの山々はかつて氷河で削られたのがよくわかる鋭利な地形をしています。フィヨルドの海岸沿いは暖流の影響で木々も凍ってないのですが、ちょっと内陸に入った途端、凍てついた木々がうねるように続く一面の銀世界が現れます。大きな氷河があちこちに見えるのはさすが北極圏。(北緯66度以上が北極圏ですが、目的地のノルビックは北緯68度を超える場所にありました。)

 

真冬なので空がかろうじて明るいのは11時から1時半くらいまでのほんの数時間。太陽は地表には一切顔を出しません。しかし薄明りに白く輝く山々を見て、ノルウェーの(そして旅の)素晴らしさを再認識しました。

2025/12/29

岐阜薬科大学 推薦入試合格 @大垣駅前

こんにちは。

昨日、保護者の方が挨拶にきていただきました。

 

11月~12月で国公立の推薦入試がありました。

 

大垣駅前校舎での合格

・岐阜薬科大学 薬学部

・岐阜薬科大学 薬学部

・岐阜大学 医学部 看護科

・岐阜県立看護 看護学部

 

岐阜薬科大学に関して

一般入試が中期日程ということもあり、高2の段階から戦略的に勉強カリキュラムを組んでいます。

理系ですが、11月の推薦入試Aの試験科目は

【英語】と【化学】

 

えっ….理系なのに数学ではなくて英語….

何も知らずに高校3年生になって、慌てて英語の勉強量を増やすことは難しいです。

化学に関しても11月試験なので、学校の授業ペースに合わせていると、実戦演習の時間があまりとれません

 

リード生は高校3年生夏休みの時点で過去問を見て最終段階の勉強を始めています。

合格した2人に関しては集団授業でみんなと同じように頑張ってくれていましたが、別の軸でもしっかり受験勉強を進めていました。

 

岐阜大学の生徒に関しても推薦入試を意識してもらっていて

(というよりリードでは集団授業内や生徒説明会で、もういいよってぐらい高校1年生から推薦入試の話をしているので、生徒のみなさんは自分事として考えてくれています)

岐阜大学の看護は小論文と英語の文章を読んでもらう問題があります。

彼女は数学はあまり得意ではありませんが、英語は得意な方なので

戦略的に推薦入試が有利だったわけです。

 

岐阜県立看護に関しては推薦入試の種類も多いので

そもそもどのように受けていくかも戦略を組まなければいけません。

 

 

 

今回の秋の推薦入試はほんの一部です…

これから共通テスト推薦が始まります!

 

共通テスト本番の翌日月曜日火曜日は推薦入試対策の面談予約で昼から夜までいっぱいです。

多くの生徒さんが挑戦しに行くので、こちらもしっかり準備していきます!!

 

 

 

2025/12/29

模試を実施しました

こんにちは。各務原校舎の加藤です。

 

先日各務原校舎では共通テストの予想問題を模試形式でを実施しました。

 

最終チェックです。

 

 

この時期は共テ形式での解けない問題を見つけ出し、解けるようにする。

 

この作業の繰り返しです。

 

今日の演習が少しでも得点に結びつきますように、、、

 

 

 

また、生徒に絵馬を書いてもらい、教務室に飾りました。

 

 

絵馬をそのまま掲示するのは味気なかったので、AIでそれっぽい

 

受験神社の画像を作り、その上に飾りました

 

 

屋内に鳥居があったり仏像らしき物があったりとなんとも不思議な神社が

 

出来上がりした(笑) ご利益は多大です!

 

1人でも多くの生徒が合格してくれますように、、、

2025/12/28

『授業1グランプリ』ご報告(動画あり)

こんにちは。リード予備校数学科の今橋です。

幾分私事ではございますが,この場をお借りしてご報告いたします。

 

私,今橋は,この度,

 

『授業1グランプリ』

 

なるコンテストにチャレンジしました。

 

 

 

YouTube「数学・英語のトリセツ!」チャンネル

を運営されている先生方が企画されたコンテストです。

 

数学の授業が一番うまいのは誰だ?を決める! …というものです。

 

私もリードでのお仕事で,そこそこな年月を重ねてきて,

私達のお仕事の軸足・原点というべき「授業」そのものについて,

磨きをかけたい!刺激が欲しい! という思いから,チャレンジしました。

 

 

 

●エントリー・1次審査

 

10月中旬,15分間の模擬授業を録画した動画を送りました。

参加賞として,審査員の先生方のコメントを頂くだけのつもりでした。

 

 

 

すると,幸運なことに,

 

準決勝進出者8名のうちの一人にたまたま,私が選ばれました!

 

 

 

●準決勝

 

去る11月9日(日),東京のとある塾の教室をお借りして行われました。

4人の審査員先生方の前で,生の授業を披露してまいりました。

(日帰り東京です! 疲労困憊,満身創痍!)

 

 

 

授業前の口上から始まり,

授業後の先生方からのフィードバックまでの様子が,

 

つい先日より,YouTubeに公開されております。

 

(とんでもないクリスマスプレゼント!)

 

 

 

 

もしご興味ありましたら,少しご覧いただければ幸いです。

※コメントや高評価を要求するわけではないです!(審査内容には含まれません)

 

 

 

 

私自身,およそ2か月ぶりに自分の授業を見ました。

 

心臓が飛び出るほど緊張しています。

正直言って,普段の授業よりも,うんと「演じて」います。

ただ,それでも,普段の授業のような私の「本領」は発揮しきれていないですね。

 

 

 

 

裏事情のような話ですが,

 

・やりながら,中盤のテンポが遅いのは自覚がありました。

たしかに終盤に慌ただしくなっていました。

それでも最終的に,15分の持ち時間はピッタリ守りました。

 

・チョークとミニ黒板を今回のために購入して,練習しました。

やはりホワイトボードとは勝手が違い,難しかったです。

特に「cos」を書くのが難しい。

 

・まだまだ全然声は小さいし,表情は堅くて渋いし,

動きのキビキビさがないし,

正直もっと改善できるなと思いました。

 

・リード予備校という名前を言わずに終わってしまい,

字幕や概要欄でもまったく触れられていませんでした。

多少リードの宣伝ができればよかったのに,すみません!

隠したわけではないのですが…

(唯一リードのアピールをしている社員証は,お守り代わりに首から提げています)

 

 

 

準決勝の審査結果は,まだお預け状態なのですが…

 

 

 

●決勝(未定)

 

誰が決勝進出か分かりませんが,3名に絞られます。

2026年2月22日(日)に,あの「代ゼミ本部校」で行われます。

吉報があれば,またご報告いたします!

 

 

 

また,今回,私はリードの先生方ともたくさん相談しながら,準備をしました。

 

私が(誠に勝手ながら)リード代表として挑戦してまいりましたが,

私一人の力だけでこのような結果を頂いたわけではありません。

 

リードの先生方の授業の質は,間違いないです。

 

リードの先生方は全員「授業研鑽」を積んで,教室に立っています。

生徒の皆さんの成績に責任を負う立場としては,当たり前かもしれませんが,

しかし,実は,本当に恵まれた環境なのだと思っています。

(動画の最後に,審査員の先生方も,私達の「職場環境」に興味を示されていましたね)

 

 

ぜひ生徒の皆さんは,安心して,信頼して,

リードの授業を受けて下さい!

年末東大模試(仮称)/本気で東大を目指すということ⑫

「先生、

 ミスりました

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

本番では勘弁してくださいね

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こんにちは。

リード予備校忠節校の土屋です。

 

 

 

前回までの投稿  ↓

本気で東大を目指すということ①

本気で東大を目指すということ②

本気で東大を目指すということ③

本気で東大を目指すということ④

本気で東大を目指すということ⑤

本気で東大を目指すということ⑥

本気で東大を目指すということ⑦

本気で東大を目指すということ⑧

本気で東大を目指すということ⑨

本気で東大を目指すということ⑩

本気で東大を目指すということ⑪

 

 

 

リード予備校忠節校のブログをまとめたものは

こちら

 

 

 

 

 

 

12月28日(日)に東大受験予定者向けに塾内で

年末東大模試(仮称)を開催しました。

 

 

 

 

 

 

校舎では同時に共通テスト形式の模試も実施していますが、

東大志望生徒達はこの時期でも2次試験に向けた勉強です。

 

 

 

 

 

 

 

東大志望者には冬休みが終わるまでは

共通テストの勉強ではなく

我慢をして2次試験の勉強をするように言っています。

 

 

 

 

 

 

実施する科目は

国語、英語、数学の3教科です。

彼らが解き終わった直後から

採点をしていきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

普段の添削課題は時間無制限で解いたものを

提出してもらっているので、

こういった実戦形式の解答を見ることは

意外と少ないです。

 

 

 

 

 

だからこそ気が付つけること、

指導するべきことが見てたように感じます。

 

 

 

 

 

 

正直まだまだ言いたいことはいっぱいありますが、

それはあと2か月のとことで修正していければと思います。

 

 

 

 

 

 

 

国語は田辺先生(岐阜高校,東京大学卒)が

採点してくれています。

 

 

 

 

 

この対応ができる校舎は

岐阜県内では唯一無二ではないのかなと

自負しています。

 

 

 

 

 

 

 

うちの自慢です。

 

 

 

 

 

 

 

 

今回採点をしていて感じたことを1つ

 

 

 

採点をしていた際に

記号などの記述が不足している(表記の間違い)ものが

多発している生徒の解答がありました。

 

 

 

 

 

 

 

 

「自分の思考に手が追い付いていなんだな」

と思いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

模試後に生徒に確認をすると、

 

 

「先生のおっしゃる通り、追い付いていません。

それが悩みです」

 

 

とのことでした。

 

 

 

 

 

うらやましい限りです。

ただ減点されてしまうので、気を付けていきましょう。

2025/12/27

【第2回進研模試】多治見北高校で県1位の快挙!

こんにちは、多治見校舎の岡田です。

 

第2回進研模試で、多治見北高校の高2リード生が、県1位を達成!全国17位!

多治見校舎では校内1位は何度も出てきましたが、県1位は初の快挙です!

さらに今回は、恵那校の生徒が県2位にランクイン。

校舎を越えてリード生が大活躍してくれました。本当に誇らしいです。

 

ほかにも

「前回より偏差値が10上がりました!」

「全国順位が50番以上アップしました!」

など、嬉しい報告が続々。全員の日々の努力が結果に結びついてきています。

ただ、模試の本当の意義は“結果を見て終わり”ではありません。

良かった点も、うまくいかなかった点も、次につなげるための材料。

ここからどれだけ改善できるかが、1月の進研模試の結果を大きく左右します。

 

1月は高1・高2にとって今年度ラストの進研模試。

「1年で最高の結果」を出すために、年末年始も一緒に頑張っていきましょう。

冬期講習では、そのための対策をしっかり積み上げていきます。

 

そして高3生は、いよいよ共通テスト本番までラストスパート。

点数は最後の最後まで伸びる。

あきらめない気持ちが、受験を最高の形で締めくくってくれます。

だからこそ、最後の1日、1時間、1分まで走り切ろう。

 

リード全校舎、ここからさらに勢いをつけていきます。

みんなで最高の新年、最高の結果をつかみにいこう。

2025/12/25

進歩の記録・リード通信

忠節校舎で英語を担当している高橋です。

 

もうだいぶ前の話で恐縮ですが、論理表現(英語の主に文法を扱う授業です)の前期期末試験で点数が良くなかった生徒には追加の課題をやってもらっていました。

 

城本先生と私で分担して、個別で添削を続けていたのですが、その中の生徒の一人が前期期末試験49点から後期中間試験87点と大幅アップを達成してくれました。

 

 

岐阜高校で学年順位が19位というのは、(前回が学年平均よりだいぶ下だったことを考えると(笑))なかなかすごいです!

 

彼はもう心配ないですね。今後もしっかり高得点を取り続けてくれることを期待しています。

 

他にも、岐阜高生、岐阜北高生とも、添削を受けた生徒の多くが学年平均点を超えてくれたので、わざわざやった甲斐があったと思っています。

 

、、、その一方で、少数ですが、こちらで添削指導をしたにもかかわらず点数がそんなに変わらなかった生徒もいます。個別添削で一通り理解はしていたはずなので、完全に「本人の覚える努力が足りてない」ということになりますね。

 

学年末試験では彼らにしっかり危機感をもたせて、学年平均を超えられるように指導したいと思ってます(何ならスパルタで(笑))。

 

 

※※※※※

 

忠節校舎で出しているリード通信のバックナンバーを1つアップしておきます。

 

今回は2024年8月に出したVol. 34です。記載された内容は当時のものですのでご注意ください。

 

※※※※※

 

リード通信Vol. 34 (2024年8月号)
(なるべく)毎月1日送信。ただしいつまで続くかは??

 

1,今月のお話
現在高2の生徒と面談をしていますが、まさに昨日岐高のN君とこの話になりました、、、。

 

突然ですが、問題です。
「象は鼻が長い。」の文の主語はどれでしょう?

 

象?じゃあ鼻は??
鼻?じゃあ象は??

 

今回は「言語学」とは何かをお話しします。(by 言語学をかじったことのないど素人(笑))

 

言語学とは言語を科学的に研究する学問ですが、実際は様々な言語学の分野があります。いくつか例を挙げると、

 

1,ある言語の形態を調べる
なぜ使役動詞の後ろにはto不定詞でなく原形不定詞が来るのか?

 

2,言語とその背景にある人間や社会の関係を調べる
なぜ虹の色の数は言語によって異なるのか?

 

3,言語の普遍的特徴を調べる
一見すると多様に見える各言語に共通するルールはあるのか?

 

最初の問題ですが、実はまだ日本語学者の間で決着はついていないそうです。

 

ある説によると、まず「象は」が大きな主語、そして「鼻が長い」が大きな述語になっていて、さらにその中の「鼻が」が小さな主語、「長い」が小さな述語、という二重構造になっているそうです。

 

「~は」「~が」は主語だ、と私たちが学校で習うのはこの学説がベースになっています。

 

しかし、日本語にはそもそも主語は存在しない、とする説もあります(三上理論)。

 

この説によると、日本語において「~は」は話のテーマ(主題)を表し、あとは述語とそれを修飾する副詞しかないそうです。(「象は」が主題、「長い」が述語、そして「鼻が」は「長い」を修飾する副詞。)

 

例えば、「この本は昨日太郎君が学校で読んでいた。」という文において、「この本は」が主題、「読んでいた」が述語、そしてそれ以外の「昨日」も「太郎君が」も「学校で」も全て「読んでいた」を修飾する副詞に過ぎないということになります。そして副詞は「おまけ」ですから「あってもなくても良い」わけです。

 

省略の多い日本語をうまく説明する説ですね。(ちなみに「この本は」は「読んでいた」の目的語なので、「~は」が主語だと考える従来の説には少々無理がありそうです。)

 

こんなことを調べて一体何になるの?思う人もいるかもしれませんが、、、。

 

そもそも大学の勉強(研究)はそれ自体が目的であって、手段ではありません。それは言語学だけでなく、経済学や物理学や数学も同様です。

 

例えば、かの有名な「フェルマーの最終定理」は数多くの数学者の330年間にわたる挑戦を経て、最後はワイルズが証明に成功しました。

 

それを「一体何になるの?」と問うのは野暮以外の何物でもないでしょう。

 

目の前に謎があればその謎を解こうとするのは人間が人間である所以ですし、人類が大きな進歩を果たした原動力でもあるはずです。

 

(もちろん、言語学を深く研究するためには言語自体をちゃんと学ぶことも必要になるでしょうし、言語学に従事することで言葉の使い方は格段に上達するはずなので、将来大いに役に立つ学問であることは間違いありませんが。)

 

言語には未だ解明されていない無数の謎が存在します。それらを解き明かすことは我々人間のより良い理解につながるでしょう。
高橋

 

 

※※※※※

 

2、田辺の一冊 田辺の独断と偏見で本を紹介します。

 

カズオ・イシグロ『私を離さないで』(原題”Never Let Me Go”)

 

カズオ・イシグロは2017年ノーベル文学賞のイギリス人の作家ですが、五歳まで日本で暮らしていました。この作品はイギリスが舞台ですが、どこか日本らしさも感じるような気もします。

主人公キャシーたちは臓器提供をするために生み出されたクローン人間で施設で育てられているというSF設定です。

 

作者がどういう意図でこのようにしたのかはわかりませんが、運命に立ち向かう!という話ではなく、現代テクノロジー批判が主題というわけでもなさそうです。読み終わったときはとても穏やかな感動を覚えました。

 

主人公キャシーたちはクローン人間であり、変わった施設で暮らしてはいますが、とても人間らしく生きています。すれ違いがおきたり、見栄をはったりというさまがとてもリアルに描かれています。臓器提供者という設定は非人間性を示すものではなく、臓器提供による死が待ち受けているからこそ、彼女らが自らのあり方に悩み、過去を振り返り、希望を持ち、決断をする、その生き方がより貴重なものに見えてきます。SF作品ではありますが、その設定の面白さではなく、その中に生きる人間を丁寧に描いて読ませるのはさすが世界的作家だと思いました。

 

……と書きましたが、これは人によっていろいろな感想がでてくる作品だと思います。私ももう一度読み直してみたいと思っています。

 

他の作品もいくつか読みましたが、どれも人間をとても丁寧に描いています(カズオイシグロは自身のことを抑制的な作家だといっていますが、よく分かります)。非常に読みやすい文体でもあるので、普段本を読まないという人もこの夏に読んでみるのはいかがでしょうか。

 

 

※※※※※

 

3、高橋が過去に訪れた国を紹介するコーナーです。読んでも特に何の役にも立たないので読みたい人だけどうぞ(笑)。今回はギリシャです。

 

面積:132,000平方キロメートル(日本の約3分の1)
人口:1,046万人
首都:アテネ
最大都市:アテネ(人口約300万人)
一言メモ:ギリシャ神話の最高神ゼウスは結婚3回、浮気は数百回。ありとあらゆる手を使って女神や人間の女と関係を持った(笑)。

 

 

ギリシャで一番印象に残っているのは、エーゲ海に浮かぶ島、サントリーニ島での滞在です。

 

アテネの港を夜に出発する船に乗り、サントリーニ島に着いたのは翌朝でした。

 

港の先は断崖絶壁で、一本しかない細い道がその絶壁を這うように登っています。見上げると絶壁の上には白い雪のようなものが点在していましたが、季節は真夏。バスに乗ってその絶壁を登るとそれらは白い壁をした家々であることがわかりました。

 

実はサントリーニ島は絶壁の上に立ち並ぶ白壁の家々の景色で有名で、ギリシャを代表する観光地です。

 

バスが絶壁の上に出ると、そこには青い草原が広がります。細長い島のため、道の両側にエーゲ海の鮮烈なブルーを見下ろすことができます。そしてどの集落にもある教会の白壁の上にはエーゲ海と同じ色の丸屋根が付いていて、太陽の下さんさんと輝いていました。

 

宿の近くの高台から見る、エーゲ海に沈みゆく夕日とすべてがオレンジ色に染まる島の景色は、私の中で忘れることのできない旅の記憶になっています。

 

、、、しかし、サントリーニ島が私の中で強烈に印象が残っている理由は別にあります。

 

宿でY君という日本人の旅行者に会いました。彼は三流大学卒業後「就職かったるいから旅に出た」そうで、「悪いことは大学時代に一通り全部経験した」と豪語するイケイケのチャラ男君でした。

 

自分とは真逆のタイプだったのですが、彼が非常に人懐こかったこともあり、仲良くなりました。

 

ちょうどお盆の時期で、当時は円高で海外旅行ブームだったので日本人の観光客も多かったのですが、彼は観光そっちのけで若い女性を狙ってナンパを繰り返していました。私も付き合わされましたが、イケイケタイプの彼と一見誠実そうに見える(そして実際誠実な(?))私という両極端のコンビが珍しかったのか、なかなかの成功率だったと思います(笑)。

 

Y君はその後超有名日本商社に就職し、アフリカで活躍しています。

 

 

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