HOME > 高等部ブログ
高等部ブログ
2021/03/02
◾️新着情報◾️
\新規開校/2026年3月開校 リード予備校春日井校
25年合格者インタビュー動画 愛知教育大学 合格(岐山高校)
25年合格者インタビュー動画 名古屋大学 情報学部 合格(岐阜北高校)
25年合格者インタビュー動画 東京外国語大学 言語文化学部 合格(岐阜高校)
25年合格者インタビュー動画 岐阜大学医学部医学科 一般推薦
25年合格者インタビュー動画 岐阜大学医学部医学科 地域枠推薦 岐阜県コース
2026/01/28
リード予備校忠節校次の文のまずい点があります。
気付きますか?
『 すべての実数xに対してf(x)>0となるような実数mが存在する 』
私自身、いよいよ初めて
こういう添削をしました。
こんにちは,
リード予備校忠節校の今橋です。
前回までの投稿 ↓
リード予備校忠節校のブログをまとめたものは
添削指導についての補足です。
土屋先生とともに数か月間,東大数学向けの添削をしてきた所感です。
「どの口が」という,極めて偉そうなことを申しますが,
彼らはまだまだ東大の水準には達していないのだろう,
と思わされます。
ここでいう「東大の」は,「東大の中での」や「東大の先での」という意味。
仮に東大入試を突破する数学の能力があったとしても,
入学後,scienceの世界で生きていくに足るだけの,
表現力というか,文章によるコミュニケーション能力というか,
そういったものはまだまだ不十分であるような気がします。
(当然ですが,世界的な科学研究においても,他の研究者との協力・情報共有,
論文を読んだり書いたり,学会で聴いたり話したりすることは命です。)
もちろん,きっとそんな心配は無用,
彼らはきっとまた入学後にものすごいスピードで,
そういった表現力を身につけていくのだろうと思いますが。
「過剰な揚げ足取りをすると受験勉強全体の効率を下げる」
というご指摘を受けるかもしれませんが,
東大の教授たち(採点者)の目線と,
同じ目線とは言いませんが,できる限り近い目線から,
彼らの表現したものを読もうとしています。それだけなのです。
幸運にも私は,一応,大学数学の環境に数年間身を置いてきた立場ですので,
ある程度近いところまでは行けると思っています。
それでも,相当の神経を使います。
本当にしっかりとした添削は,とても片手間ではできません。
とはいえ,そもそも高校生にとって,数学の文を正しく書くことは難しい。
私はこれまで,関でも大垣でも多く添削をしてきましたが,
添削という仕事が「まともに機能」するのは,毎学年せいぜい10名程度です。
多くは,「文」として成立しておらず,
主語がないとか,目的語がないとか,主述が一致していないとか。
英語の問題だとあんなに気にしてくれるのに…
そして「文」として一応成立した後も,数学的・論理的な不備は枚挙にいとまがない。
「⇔」記号の誤用や,「…であればよい」の誤用は,
本当に手垢がたくさんついた話で,最近のSNS上でもそこそこ有名(?)です。
今回彼らに課した添削で,私自身いよいよ初めてこういう添削をした,という話があります。
これまではおおよそ“黙認”してきたことでした。
実際のものを,多少シンプルに直して書くと…
『 すべての実数xに対してf(x)>0となるような実数mが存在する 』
この文のまずい点に気付きますか?
まずい点があるぞと言われれば…まぁもしかして,という感じでしょうか?
多くの場面では,読む人(採点者)の優しさが働いて,
まあいいか,と流してくれるところですが,
最高峰を目指す彼らには,手加減をしてはいけません。
「ダメ」
「意味が伝わらない」
「2通りの解釈ができる」
数学の用語を取り除いて例えるなら
『 どんな病にも効く薬がある 』
という文です。
内容の真偽はさておき,2通りの解釈に気付きますか?
① 『 (どんな病にも効く薬) がある 』
→ 万能薬のこと
② 『 どんな病にも (効く薬がある) 』
→ 対症療法薬のこと
「すべての/どんな/任意の」と「ある…が/存在する」が混在する文は,
しばしばこういう曖昧さを孕みます。
そもそもこういうことに,その場で気づけないといけません。
こういう曖昧さを避けるためには
●「すべて」や「ある」は文頭にまとめ,順序に注意して書く
「すべて」と「ある」は,並べる順序を変えると意味も変わります。
A『すべてのxに対して,あるyが存在して,x<yである』 は真ですが,
B『あるyが存在して,すべてのxに対して,x<yである』 は偽です。
(A:その都度yを見つけるのは簡単。B:そんな万能なyなんて見つかるわけない!)
早稲田大の2次関数の問題の話ですね,
と言って,伝わる受験生はどれくらいいるのでしょうか…
あるいは,
●( )や「 」を適切に使って書く (上記の万能薬/対症療法薬のように)
●「∀」「∃」といった論理記号を中途半端に使わない
といった心掛けも有効です。
難しい話になったかもしれませんが,
大学受験数学の業界(?)ではごく当たり前の話題です。
過去にも,
・難問は解けるのに,文章表現が拙い,幼い
・計算力「だけ」は自信がある
という生徒たちを多く見てきて,私自身もたくさん頭を抱えました。
東大や難関大志望者に限らずとも,
ぜひ日頃から,高1生から,
問題集の模範解答はよく読んでください。
模範解答の計算,論理展開を追うことも重要ですが,
数学の文の書き方,言葉遣いを学んでほしいです。
ここの「経験値」は将来,本当に,雲泥の差になります。
3月21日より
🏢リード予備校 春日井校🏢
🎆新規開校🎆
ということで、
㊗プレオープンイベント㊗
を実施いたします!

出来立てほやほや、ピカピカの新校舎で
無料で自習室利用できます。
質問対応もします★
お申込みは必要ございません!
春日井市にご在住・ご通学の高校生の皆さん、
学年末考査や大学受験のお勉強に、
勉強道具を持って、直接ふら~っとお越しください!
駐車場もございます。
お車でお越しの際は、以下ご確認ください!

また、新規開校に先立ち、
2月28日より、開校説明会を実施します!
リード予備校の指導方針やサービス内容
をお伝えいたします。
学習塾・予備校をお探しの皆さま、
是非一度お越しください!
🎤説明会日程🎤
2月28日(土)
新高1生対象 14:00~15:00
新高2・新高3生対象 17:00~18:00
3月7日(土)
新高1生対象 17:00~18:00
新高2・新高3生対象 19:00~20:00
3月15日(日)
新高1生対象 13:00~14:00
全学年対象 17:00~18:00
3月20日(金)
新高1生対象 13:00~14:00
全学年対象 17:00~18:00
説明会のお申込み・お問い合わせはこちらから!
たくさんのお問い合わせ、
お待ちしております!
2026/01/26
こんばんは。
ただいま高3受験校面談の真っ最中です。
難化している科目もありましたが、
多くの生徒が志望校を受験するのに必要なボーダー点数をとってくれています。
その中でも
大垣東高校で文系学年1位
大垣駅前校舎では毎年のように、大垣東高校から名古屋大学へ進学する生徒がいます。
周りの雰囲気にのまれずに、自分の目指しているゴールに向かって
必要なことを必要な量しっかりやってくれています。
まだ決まったわけではありません。
これからの一か月が勝負です!!
2026/01/24
リード予備校忠節校はじめて出会いました。
共通テスト本番
岐阜高校1位
こんにちは,
リード予備校忠節校の土屋です。
前回までの投稿 ↓
リード予備校忠節校のブログをまとめたものは
2026年の共通テストが終わり、
はや一週間。結果の報告がまだでした。
少し遅くなりましたが、
今年の結果です。
1,岐阜高校で1位を獲得
冒頭にもありましたが、初めて出会いました。
リード予備校忠節校の生徒が
共通テスト本番で
岐阜高校1位を獲得してくれました。
921点

理系で1位で、文系と合わせた全体でも1位です。
すさまじいですね。
岐阜高校で1位であれば、
岐阜県で1位の可能性がありますね。
ちょっと調べてみようかな。
2,結果と判定
具体的な点数の言及は
ちょっと避けさせていただきますが、
受験予定の生徒たちの共通テストの判定は
A~E判定と様々です。
ただ足切りの心配はなく、
前期試験には臨んで行けそうです。
もちろん共通テスト結果は大事です。
良いに越したことはないです。
ただ東京大学は足切りにならないことが重要です。
E判定であったとしても2次試験での
逆転は十分にあります。



これは直近に2年の受験者の得点分布ですが
ギリギリE判定なのであれば、2次試験のでき次第で
十分に差を埋めることができます。
3,東大における共テの点数
東京大学は共通テスト110点、
2次試験440点の
計550点満点の配点となっています。
河合塾の判定基準ですが理科一類の場合
A判定 910点 (1000点満点)
B判定 883点 (1000点満点)
C判定 860点 (1000点満点)
D判定 840点 (1000点満点)
となります。
一見大きな点数差に見えますが、
これが110点満点に換算すると
A判定 910点 ⇒ 100.1点 (110点換算)
B判定 883点 ⇒ 97.13点 (110点換算)
C判定 860点 ⇒ 94.6点 (110点換算)
D判定 840点 ⇒ 92.4.1点 (110点換算)
E判定 830点 ⇒ 91.3点 (110点換算)
E判定 820点 ⇒ 90.2点 (110点換算)
となります。
いかに2次試験が重要なのかがわかります。
そしてしっかり準備をしているのであれば
どの判定からで挑戦できます。
うちの生徒たちは
その準備をしてきていると思っています。
4,頼もしいかぎり
共通テストが終わり、
出願校についての面談を実施しています。
東大受験を予定しているある生徒に
質問しました。
「12月の中旬ごろと
共テが終わった今とでは
どっちの方が勉強している?」
僕土屋は毎年生徒たちを
見ていて不満があります。
共通テストが終わると
もう終わったかのような行動をしたり
勉強に向けての熱量みたいなものが
下がっているように感じます。
国公立試験の本番は2次試験です。
本番まであと1カ月という意味では
12月の中旬も、今も条件は一緒です。
だけど、
1カ月前とはあきらかに様子が違います。
全国の受験生もそうなっているんだろうな
と想像できます。
だからこそこの1カ月で
十分に差を詰めること、差を付けることは
可能だと思っています。
夏休みよりはるかに長い時間を
自由にできますからね。
さっきの質問ですが、
その生徒の答えはもちろん
「今です」
頼もしい限りです。
2026/01/24
こんばんは。リード予備校恵那校の棚橋です。
今年の共通テストが終わり、まもなく1週間が経とうとしています。
本当に時間が過ぎるのは早いですね。
リード予備校恵那校では、水曜日から高3生を対象とした国公立大学の出願校決定のための
個別面談を行っています。
(もちろん恵那校だけでなく、他校舎でも同様に実施しています)
4日間でほぼ全員の面談を終え、残すところあと数人となりました。
今週はかなり忙しい1週間でしたが、私にとっては1年の中でも特にやりがいを感じる時期です。
生徒は学校と塾の両方で面談を受け、その内容を参考にしながら最終的な出願校を決めていきます。
進路に直結する非常に重要な判断になるため、こちらも一人ひとりしっかり準備をして面談に臨んでいます。
出願相談で私が特に気をつけているのは、「判定だけを見て大学を勧めない」ということです。
志望学部・学科や条件の中で、最も判定の良い大学を勧めてしまいがちですが、
判定はあくまで目安にすぎません。
A判定だから必ず合格するわけでもなく、E判定だから必ず不合格になるわけでもありません。
これまで長い期間、生徒一人ひとりの学習状況や成績の推移を見てきていますので、
その生徒がどの科目で最も力を発揮できるのか、どこで勝負できるのかは把握しているつもりです。
そのため、出願校を考える際には、判定だけでなく、
国公立大学2次試験の科目や教科ごとの配点なども含めて総合的に判断しています。
私がその生徒の合格できる姿を想像できない大学を勧めることはありませんし、
生徒自身にも「本番で合格している自分を想像できるかどうか」を必ず考えてもらいます。
複数の大学の中から出願先を決めきれずに悩む生徒も少なくありません。
前期試験は比較的スムーズに決まることが多い一方で、
後期試験については最後まで迷うケースが多く見られます。
そのようなときに、必ず生徒に伝えているのが、
「大学名だけで決めるのではなく、過去問を解いてから判断しよう」ということです。
たとえばD判定やE判定の大学であっても、2次試験の配点が高ければ、
結果次第で逆転合格は十分に可能です。
ただし、そのためには通常の合格点よりも高い得点を取る必要があります。
それが現実的かどうかは、判定や大学名を見ているだけでは分かりません。
実際に過去問を解き、本番で合格点に届きそうかどうかを自分自身で確認することがとても重要です。
私は以前からこの方法を大切にしていますが、これまでE判定から逆転合格を果たした生徒たちは、
例外なく過去問を解いた段階で「自分が合格している姿」を具体的に想像できていました。
だからこそ、自信を持って最後まで努力を続けることができたのだと思います。
国公立大学2次試験まで、残り約1か月となりました。
リード予備校恵那校では、共通テスト後の出願相談から2次試験対策まで、
生徒一人ひとりに寄り添いながら、最後まで全力でサポートしていきます。

2026/01/23
リード予備校各務原校リード予備校 各務原校舎 数学担当の浅野です。
「数学って、将来使わないですよね?」
これは授業や面談のときによく生徒から聞く言葉です。
確かに、日常生活で数学の公式や複雑な計算をそのまま使う機会は多くありません。
しかし、数学を学ぶ意味は知識よりも考え方を身につけることにあります。
数学の問題では、条件を整理し、何を使ってどう解くかを考えます。この力は受験だけでなく、進路選択や将来の仕事、日々の判断にも通じる大切な力です。すぐに正解が出なくても、どこまで分かっているかを考え直す経験そのものが成長につながります。
「途中までは合っていたのに・・・」という答案をよく見ます。数学は、途中で間違えても修正できる教科です。考え方を振り返り修正しながら正解に近づく経験は、失敗しても立て直せる力を自然と育ててくれます。
保護者の皆様には、結果だけではなく考え方が育っている過程にも目を向けていただければ幸いです。
最後に高校生のみなさんへ
今、数学が苦手でも大丈夫です。数学はセンスではなく積み重ね。分からないところを一つずつ解決していけば必ず前に進めます。少しずつ力を伸ばしていきましょう。
2026/01/18
リード予備校加納校こんばんは。
リード予備校 加納校舎の菊地です。
―――――――――― ■ 今年の共通テスト ――――――――――
今年の共通テストには、岐阜県内でおよそ7,500人が受験したそうです。

これまで共通テストでは、試験中や試験直後に問題がSNSで共有される場面が見られましたが、
今年はそうした行為が禁止になりました。主に著作権上の問題を意識した対応とのことで、
これまで黙認されていたわけではなかった、というのが正式な見解のようです。
その影響もあってか、例年と比べてSNS上でのリアルタイムな情報は少ないように感じました。
(それでもSNSに挙げている人はいましたが…)
3年生の皆さん、お疲れ様でした。
でもここからです。自己採点をし、本番に向けた計画を立てていきましょう!
―――――――――― ■ 共通テストトライアル ――――――――――
リード予備校では「共通テストトライアル」というイベントを実施し、高2生にも本番と
ほぼ同時期に、共通テスト形式の問題を受験してもらっています。

1年後の本番を見据えて、
・今の自分の実力はどの位置にあるのか
・志望大学に必要な学力との差はどれくらいか
を実感できる、非常に貴重な機会です。
結果に一喜一憂することが目的ではありません。この体験を通して、「いつまでに」「何を」
「どのレベルまで」仕上げる必要があるのかを明確にし、これからの学習計画を立てる
きっかけにしてほしいと思います。
―――――――――― ■ ある卒業生の体験談 ――――――――――
ずいぶん前のことになりますが、私が予備校で教え始めた頃、医学部を目指していた
N君という生徒がいました。
数学は申し分なくできる生徒でしたが、全科目の合計では医学部合格ラインにはやや届かない、
というのが当時の正直な評価でした。
センター試験(当時)の結果も実力相応で、決して悪くはありません。しかし、国公立医学部
となると、やはり厳しい点数でした。さらに学費の関係から私立医学部は選択できず、それでも
N君は「どうしても国公立医学部に行きたい」という強い思いを持っていました。
そこで、各予備校の志望校合格判定(センターリサーチ)を検討した結果、最も可能性があると
判断されたのが、旭川医科大学でした。
N君は一縷の望みをかけて、旭川医科大学を受験しました。
結果は――見事、合格。
現在、彼は医師として活躍しています。SNSのアイコン写真には、お子さんと一緒に写る姿もあり、
とても幸せそうです。その写真を見るたびに、当時のことを思いだします。
今、思うように結果が出ず不安を感じている人もいるかもしれません。
しかし、最後まで自分の可能性を信じて努力を続けた先には、きっと自分だけの未来が待っています。
2026/01/18
リード予備校忠節校忠節校舎の高橋です。2日続けての投稿です。
高3の皆さんはお疲れ様でした!
受験はむしろここからが本番です。うまくいった人は油断せず、うまくいかなかった人はまだこれから逆転すれば良いだけですので、頑張っていきましょう!
さて、今日はリード恒例の「共通テストトライアル」の日です。
忠節校舎でも大勢の高2の生徒が今年の共通テスト(英、数、国)を一生懸命解いてくれています。
私は毎年、生徒と「現代文」の点数を競っています。(なぜ「国語」でないのかと言うと、私は古文漢文が全くできないので、「国語」にしてしまうと全然勝負にならないからです(泣)。)
今年の高橋の現代文の点数は110点満点中94点!
いや、我ながらスゴイ!!
、、、これにはカラクリがあって、生徒は「国語」を90分かけて解くのに対し、私は同じ時間で「現代文」のみを解いてます(笑)。
いや、しかし90分でこれだけの問題を全て解くなんて凄すぎでしょ。受験生の皆さんを私は心から尊敬します。
ちなみに94点以上の生徒はジュースがもらえます(忠節限定)。今年は何人勝者が出るでしょうか。
※※※※※
忠節校舎で出しているリード通信のバックナンバーをもう1つアップしておきます。
今回は2024年12月に出したVol. 38です。記載された内容は当時のものですのでご注意ください。
※※※※※
リード通信Vol. 38 (2024年12月号)
(なるべく)毎月1日送信。ただしいつまで続くかは??
1,今月のお話
バナナの皮を踏むと本当に滑るのでしょうか?
バナナの皮で滑ってころぶというギャグを初めてやったのは、かの有名なチャップリンだそうです。それ以来このギャグは各国で採用され、日本でも漫画などで定番となっています。
しかし、実際にはバナナの皮を踏む機会なんてそうないですよね。
北里大学の馬渕清資教授はバナナの皮の滑りを調べ、その結果、バナナの皮を踏むと約6倍滑りやすくなることを発見しました。
バナナの皮の内側にゲル状物質を含んだカプセルのような組織があり、それが踏まれた圧力でつぶれ、にじみ出た液体が潤滑効果を高めるそうです。
彼はこの研究で2014年に「イグノーベル賞」を受賞しています。
「そんな研究が何の役に立つの?」と思う人もいるかもしれませんが(笑)、馬淵教授はもともと人工関節の研究をしており、痛みのもととなる摩擦を減らす研究の一環として、「滑りやすさ」の学術的データ取得のためにこの実験をしたそうです。
実は「滑る(=摩擦力が減る)」というのは文明発展における1つの必須条件です。例えば、古代エジプトでは、ピラミッドの石材を滑らせて運ぶときにオリーブ油を使っていたそうです。
現代において潤滑油は「機械にとっての血液」と言われています。特に近年、設計上はさらなる優れた省エネルギー特性や長寿命特性を発揮するポテンシャルがある機械システムが、潤滑油の性能がそれに見合っていないためにその実力を発揮しきれていないという現状があります。
潤滑油は様々な種類がありますが、性能と価格は正比例の関係にあります。今後は高機能性と低コストを両立させることが課題ですが、昨年名古屋大学の梅原徳次教授と東北大学の村島基之准教授を中心とした研究チームがこの分野で新たなブレイクスルーを達成しました。
彼らは安価な潤滑油をベースオイルとしてそれに高機能潤滑油を混合した二液混合油を使用して低コストを実現しました。ただし、そのままだと優れた性能を得るためには結局高機能潤滑油の割合を高める必要があります。そこで、交流電流を流すことで、二液混合油に含まれている高機能潤滑油だけを必要部分に集中的に集める仕組みを開発しました。(「誘電泳動現象」と言うそうです。)
実験では、100Vの電圧を加えると、ごく少量混ぜ合わされた高機能潤滑油が接触面にしっかりと誘引され、摩擦部を覆うことが明らかになりました。そして摩擦係数は高機能潤滑油を100%使用した場合とほとんど変わらないほど低かったそうです。
この研究は、高機能潤滑油を少量しか用いない場合でも十分な摩擦低減効果を発揮できる潤滑システムに発展する可能性を秘めています。安価な潤滑油でも摩擦の低減を実現することでエネルギー効率が向上すれば、カーボンニュートラルの実現にも大きく貢献することになります。
「滑る」に関してはこれからも面白い、かつ将来社会を大きく変革することにつながる研究ができそうです。
高橋
※※※※※
2、田辺の一冊 田辺の独断と偏見で本を紹介します。
上村松園『青眉抄』
上村松園は日本画の画家で、特に美人画を得意としていました。みなさんもその絵をどこかで目にしたことがあると思います。古典の教科書にもたまにのっています。
『青眉抄』は松園の随想集で、自らの生い立ちや、絵に関すること、その他日常で感じたことなどいろいろなことが書かれています。画家ではありますが文章もよく、古き良き時代の立派な女性の姿が伝わってきます。
「その絵をみてみると邪念の起こらない、またよこしまな心を持ってゐる人でも、その絵に感化されて邪念が清められる……といった絵こそ私の願ふところのものである。」
「芸術を以つて人を救度する。これ位の自負を画家は持つべきである。よい人間でなければよい芸術は生れない。」
「真・善・美の極致に達した本格的な美人画を描きたい。」
自らの才能に疑いをもち苦しんだこともあったようですが、松園はこの高い理想をめざして生き抜き、その立派な人格がその文章にも絵にも表れています。よこしまな考えまみれの私でも、その文章を読んだり、絵を見たりすると心が清らかになるような気がします。
この作品は青空文庫でも読めますのでぜひよんでみてください。
また、奈良に上村松園とその子・孫三代の作品を収めた松伯美術館があります。私もいったことがないので、機会があれば訪ねてみたいと思います。
※※※※※
3,高橋の各国つれづれ訪問記
高橋が過去に訪れた国を紹介するコーナーです。読んでも特に何の役にも立たないので読みたい人だけどうぞ(笑)。今回はスロベニアです!
首都:リュブリャナ
最大都市:リュブリャナ(人口約28万人)
面積:約2万平方キロ(四国とほぼ同じ)
人口:約210万人
一言メモ:旧ユーゴスラビアの国(独立は1991年)。小麦が育ちにくい土壌であるため、伝統的にそばの栽培が盛ん。日本同様に「そば文化」があり、そば粉の一人当たりの消費量は日本よりも多い。
私のスロベニアの印象は、ブレッド湖とボーヒン湖という2つの湖に集約されます。
クロアチアからの国際列車でスロベニアの首都リュブリャナに午後3時に着いたときは土砂降りの雨でした。大雨の中宿を探すのは億劫になり、ちょうど停まっていたバスに飛び乗ってそのままブレッドという町に向かいました。
ブレッドは国立公園内の町で、すぐ近くにブレッド湖という氷河湖があります。(氷河湖というのは、かつてあった氷河が土壌を削り、その窪みに水が溜まってできた湖です。)アルプスの山々に抱かれたブレッド湖はその美しさから「アルプスの瞳」というあだ名がついています。
ブレッドに着いたのは夕方でしかも雨が降っていたので湖も見ることなく宿に泊まっただけでしたが、、、。
翌日は快晴でした。早速湖の周りを歩きます。
湖の中心に小さな島があり、その島にはバロック様式の聖堂が建っています。その尖塔が青空を背景にキラキラと白く輝いているのが見えます。
また、北側の絶壁の頂には小さいながらも立派な古城があり、そこから見下ろす湖と周りのアルプスの眺めには言葉も出ません。(山と湖と古城というのはアルプスのお約束3点セット、と言えるでしょう。)
何より、エメラルドグリーンに輝く湖面は、「アルプスの瞳」の別名が誇張でないと思わせるくらい素晴らしかったです。
最初は1泊だけのつもりでしたが、あまりの美しさにもう1泊することにします。
翌日はブレッドから少し足を延ばして、同じ国立公園内になるボーヒン湖に行ってみました。
ボーヒン湖は観光地としてはブレッド湖よりもずっとマイナーなため、静かな湖畔のハイキングを楽しみました。エメラルドグリーンの濃さが尋常とは思えないほど美しい湖面でした。
イギリスの推理作家アガサ・クリスティーは「ボーヒン湖は美しすぎて私の小説の舞台にならない」と、その美しさをたたえたそうです。
ブレッドには結局3泊しました。その後すぐにハンガリーに移動してしまったためスロベニアには4日間しか滞在しなかったのですが、2つの湖は20年以上たった今でも私の記憶に鮮明に残っています。
2026/01/17
リード予備校忠節校忠節校舎で英語を担当している高橋です。
、、、早速解いてみました。
第6問の問1で、おにぎりおじさんの言葉と行動から選択肢の1を選ばせるのは多少難しいかな、と思いました。
おにぎりおじさんが、「あなたの持ち物を見失ってはいけない。私は自分の持ち物を決して失わなかったよ」と主人公に言って、彼女が返事をする前にドアを閉めてしまったところが、選択肢「非友好的、時には無礼に見えた」の「無礼」の部分ですが。
(まあ、他の選択肢が違い過ぎるので、消去法でもいけたかな。でも良い問題ですね。)
全体的には去年よりも簡単なような気がします。
満点の人も結構多い??
もちろん、受験生の皆さんは振り返りは全て終わってからです。今日のことは一旦忘れて、明日頑張って下さい!
※※※※※
忠節校舎で出しているリード通信のバックナンバーを1つアップしておきます。
今回は2024年11月に出したVol. 37です。記載された内容は当時のものですのでご注意ください。
※※※※※
リード通信Vol. 37 (2024年11月号)
ついに4年目に突入しました。いつまで続くかは??
1,今月のお話
「岐阜県民の6人に1人が加入しています。」
これは私が先日たまたま見つけた県民共済のチラシにデカデカと書かれていた文言ですが、この文言には行動経済学の有名な理論の1つである「ナッジ理論」が活用されています。
ナッジ理論はアメリカのシカゴ大学リチャード・セイラー教授が提唱した行動理論で、彼はこの功績により2017年にノーベル賞を受賞しました。
ナッジ(nudge)は「そっと後押しする」という意味であり、ナッジ理論は「経済的なインセンティブや強制を用いることなく、人々が自発的に望ましい行動をするように仕向ける」ための方法論です。
最初の例で言うと、「ぜひ加入してください」と直接的に伝える代わりに、周囲と同じ行動を取りたがる人間の性質を利用して彼らが自発的に加入するように仕向けています。
このナッジ理論は、今では本当に様々な場面で活用されています。
例えば、階段とエスカレーターがあるとついつい楽なエスカレーターを選択してしまう人は多いです。しかし、階段の途中に「ここまで上ると~カロリー消費」と表示をすると階段を利用する人が増えたそうです。
オランダの空港では、男子トイレの便器にハエの絵を描きました。それまでは、トイレをきれいに使うようにとお願いをしても、便器からそれた小便で床が汚れる、清掃するための人件費がかさむなど、多くの問題がありました。ハエの絵を描いてからは、利用者が無意識に絵を狙うようになり、床の汚れが減り、清掃費用も大幅に抑えられたそうです。
各種検診の受診率を上げるために、厚生労働省が地方公共団体に向けたナッジ理論を紹介するパンフレットがあります。(タイトルがズバリ「明日から使えるナッジ理論」です(笑)。)
その中にナッジ理論を使ったいろいろな事例が紹介されています。個人的に面白いと思ったのは東京都八王子市の大腸がんリピート検診の受診率上昇のための取り組みです。
大腸がん発見には毎年繰り返し受診することが大切です。八王子市は前年度受診者に採便容器を送付しリピート受診を促していましたが、リピート率は7割にとどまっていました。
そこで八王子市は、「人は得る喜びよりも失う痛みの方が大きく感じる」という心理学の知見を活かし、「検診を受けてもらえれば、来年も検査キットを送ります」という対象者にとって得になるメッセージを、「受診しないと来年は検査キットは送付されなくなります」というマイナスのメッセージに変えました。
「検診受ければ来年も検査キットを送ります」も「検診受けなければ来年は検査キットを送りません」も、言っていることは同じはずなのに、受診率は7.2%も増えたそうです。
ナッジ理論(および行動経済学)は非常に面白い理論なので、大学生になったらぜひ一般教養課程で経済学の講義を受講してみることをお勧めします。
高橋
※※※※※
2、田辺の一冊 田辺の独断と偏見で本を紹介します。
小林秀雄『美を求める心』
小林秀雄は一回書いたことがありますが、これも面白いので紹介します。
『美を求める心』は54歳の時に、「美」とは何かについて小・中学生向けに書かれたもので、非常に読みやすく、そして深い内容です。
私たちはものを見ているようで、本当はちゃんと「見て」はいない。じっくり見れば、ものはだんだんとその美しさをあらわしてくれるはずなのに、人は頭の中で分かった気になって見ることをやめてしまう。
美術をみるときにも、頭で分かることなどを求めるのではなく、ただひたすら「見る」「聴く」ことをするべきだと言います。
少し長いですが引用します。
「言葉は眼の邪魔になるものです。例えば、諸君が野原を歩いていて一輪の美しい花の咲いているのを見たとする。見ると、それは菫の花だとわかる。何だ、菫の花か、と思った瞬間に、諸君はもう花の形も色も見るのを止めるでしょう。諸君は心の中でお喋りをしたのです。菫の花だとわかるということは、花の姿や色の美しい感じを言葉で置き換えてしまうことです。言葉の邪魔の這入らぬ花の美しい感じを、そのまま、持ち続け、花を黙って見続けていれば、花は諸君に、かつて見たこともなかった様な美しさを、それこそ限りなく明かすでしょう。画家は、皆そういう風に花を見ているのです。何年も何年も同じ花を見て描いているのです。」
芸術とは何かという議論はいろいろあると思いますが、自分は芸術というといつもこの文章が頭に浮かんできます。ものを見る、音を聞く、その訓練をずっと続けてきたのが画家であり、音楽家なのだと。
この文章を読んでから、各地の美術館を訪ねるのが楽しみにもなりました。
芸術でなくても、人や社会、歴史などに対しても、頭で分かった気になってしまうことはとても多いです。こちらの頭で解釈するのではなく、じっくりと見て、向こうが語りかけてくるのを待つ、そうすれば思ってもみなかった姿が見えてくることがあるのではないでしょうか。
面白いと思った方はぜひ全文を読んでみてください。
※※※※※
3,高橋の各国つれづれ訪問記
高橋が過去に訪れた国を紹介するコーナーです。読んでも特に何の役にも立たないので読みたい人だけどうぞ(笑)。今回はイタリアです!
首都:ローマ
最大都市:ローマ(人口約280万人・都市圏人口は約435万人)
面積:約30.2万平方キロ(日本の約80%)
人口:約5,885万人(日本の約半分)
一言メモ:イタリア国土内にはバチカン市国とサンマリノ共和国という2つの独立国家がある。(同様の国は他にはレソトを囲んでいる南アフリカ共和国のみ)
私にとってのイタリアは何といっても中田英寿選手です。
今では多くの日本人選手がヨーロッパのサッカーリーグでプレーをしていますが、その道を切り開いたのは中田選手であることは誰も異論はないでしょう。
サッカーは詳しくない私が中田選手を知ったのは、日本がワールドカップに初出場した1998年フランス大会です。(イランに滞在していた私は現地からのテレビ観戦でした。)
日本代表は全敗だったものの、彼は日本代表チームNo. 1の選手であり、ヨーロッパでも活躍できる選手であることは素人目にもよくわかりました。
その後すぐ彼がイタリアのペルージャというチームに移籍し、リーグ初戦で強豪相手に衝撃的な活躍をしたことは日本人旅行者の間でも大きな話題になりました。それで自分もイタリアを回った際に試合観戦のためにペルージャに寄ったのでした。
ペルージャはその年に2部から昇格したばかりの弱小チームであり、ペルージャファンにとって中田選手はまさに救世主でした。
そのため日本人はペルージャの町を歩いているとあちこちから「ナカタ~」と声をかけられ、ハイタッチや握手を求められたりします。中には無理やりハグをしてくる人もいました。(ハグをしてくるのは皆おっさんだったけど。)
町を歩いているだけで、まるで自分が人気選手になったかのような気分になれました(笑)。
おまけに私が現地で観戦した試合は中田選手が1ゴール1アシストの大活躍。チームも3対1で勝利、と最高の結果でした。
なんかよくわからないまま、現地のファンと大いに盛り上がり、ドンチャン騒ぎで楽しかったです。
翌日の現地の新聞のスポーツ欄全体に「NAKATA!!」の文字が大きく躍っているのを見て自分もとても誇らしくなったのでした。
2026/01/16
音羽校舎の松井です。
いよいよ共通テストが明日ですね。
毎年この時期になると思うのですが、「まだまだ先だなあ」と思っていた本番が、気づけばあっという間にやってきます。
今の緊張感は、きっと私たちスタッフよりも、生徒のみんなのほうが何倍も大きいと思います。
それだけ本気でここまで頑張ってきた証拠ですね。
音羽校舎では毎年恒例ですが、試験当日の休み時間にちょっとでもホッとしてもらえたらと思って、お菓子を一人ひとつ渡しています。
中でも岡田先生の「 う かるじゃが」は縁起物。
ゲットできた人は…もしかしたら良いことがあるかもしれません(笑)

それから、今年も全員に合格祈願の絵馬を書いてもらいました。
「第一志望校合格!」「〇〇大学合格!」といった文字がずらっと並んでいて、見ているだけで気合が入ります。
少しふざけたものもありますが、根っこにある気持ちはみんな同じ。
**「本番で、今までやってきたことを全部出し切りたい!」**という想いです。

校舎には、歴代の北野天満宮の御札も飾っています。
これまでたくさんの受験生を見守ってきた御札たちが、今年もそっと背中を押してくれているはずです。

ここまで来たら、あとは落ち着いてやるだけ。
みんな、やるべきことはちゃんとやってきました。
大丈夫。自分を信じて、共通テストに行ってきてください。
音羽校舎スタッフ一同、全力で応援しています。























































