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2023/02/24

人はどのように類推を起こすのか?@リード予備校

こんにちは、リード予備校の佳山です。

 

 

面白い・興味深い本を見つけたときは、必ずその著者の他作品も読みます。

 

 

まず、面白いと思ったのは

 

 

「私たちはどう学んでいるのか」 鈴木宏昭 ちくまプリマー新書

 

 

 

 

ちくまプリマー新書は、中学生とか高校生が読む本なので、かなり読みやすいんですが、たまに難しい本もあります。この本は高校生でも読み応えがある感じになってますが、

 

 

この本で面白かったのは、第3章「上達する−練習による認知的変化」

 

 

スランプに陥る原理を説明してくれています。「練習のべき乗則」、勉強でも部活でもスランプは避けて通れませんし、その時にどのような心構えでいられるかはとても重要です。 スランプに陥る原理を知っていれば、取るべき対処も変わってきますね。 べき乗則は、正規分布などの統計分布でよく出てきます。 歴史的に大きな災害もべき乗則で発生するなども結構有名です。

 

 

この本を読んでから、この著者さんの本は面白いと思いまして、他作品を調べていますと、これは読まないといけないと思えるタイトルに出会いまして

 

 

「類似と思考」 ちくま学芸文庫

 

 

 

 

なかなか読み応えのある本ですが、「類推」について書かれています。 人がどのように類推を起こすのかは、まだはっきりと分かっておりませんが、類推を起こすメカニズムについて考察されています。

 

 

大学受験の特に二次試験で、初見の問題に対して「類推」を起こし解けるかがポイントになります。

 

 

類推を起こすトレーニングは、リード予備校では数年前から実施しておりますが、類推を起こさせるメカニズムや学説に関してはまだまだ勉強不足でした。

 

 

この本を読んで人がどのように類推を起こすのか完全理解には至りませんが、それでも指導する上でのヒントは十分すぎるくらい得られました。

 

 

では、少し引用をさせていただきます。

 

 

抽象度の高いルールを利用することは初学者には困難であることが繰り返し示されてきた。このようなことから、類推─具体例の直接的な適用─が注目を浴びるようになってきたわけである。しかし準抽象化理論にしたがえば、具体例の検索やそこからの直接的な写像はきわめてコストがかかる計算である。そこで本節では準抽象化の導入により、転移を促進する可能性を考えてみたい。

 

引用:鈴木宏昭. 類似と思考 改訂版 (Japanese Edition) (p.218). Kindle 版.

 

 

準抽象化理論?? 写像?? という感じですが、最初から読むとなんとなく分かります。 これを理解できるだけでも、集団授業で生徒に教える時に意識すべきことが劇的に変わります。

 

 

認知心理学の世界は、私の専門ではありませんが、私が専攻していた分子生物学と同じくらい面白いと思える分野ですし、今後も伸びていく分野とも思います。

 

 

認知心理学や名古屋大学や名市大の心理系学科に興味がある生徒は、読んでみて欲しい本ですね☆

 

 

ただ生徒よりは講師に読んでほしいと思う本ですが。

 

 

リード予備校には、柳田國男全集を読む田辺先生以外にも、読書家がたくさんいまして、長良校舎の水原先生におすすめしたところ、生徒指導のためになるならといって即購入して読んでいました

 

 

 

 

下にある岩波新書の「地球外生命 われわれは孤独か」も私が薦めて本です。

 

 

最近、生徒指導や新年度の準備などで仕事に忙殺されていまして、夜だけは仕事を関係のない本を読みたいと思って読んでいた本です。

 

 

SF小説よりも面白い本です。 長沼先生の本にハズレはないですね。

 

2023/02/24

国公立大学前期試験の前日に思うこと@忠節校

こんにちは。忠節校の日比野です。

 

 

高3生の少ない、いつもより静かな校舎でこのブログを書いています。

 

ここまで長い間、本当によく努力しました。本当によく頑張りました。自分を褒めてあげてください。

 

 

 

 

※※※※※

 

 

 

 

地球が誕生して46億年。人類が誕生して20万年。これらと比較すると私たち人間の一生はとんでもなく短く、神様(存在するのであれば)のきまぐれなのではつねづね思います。

 

私たち人間の一生と比較するとあまりに長い歴史のなかで、変わらないものを探すほうが困難です。

 

 

人類でもっとも幸福な時代といわれるパックス・ロマーナは奴隷制度を基盤としており、私たち現代人からするとはたして幸福と呼べるかは少し疑問です。

 

新型コロナウイルス流行により社会構造や私たちの考え方は大きく変わりました。少し例を挙げるだけでも、オンラインの浸透により距離の概念が更新され、ロックダウンにより人と繋がることを改めて考えました。

 

 

私たちの将来においてもいま当たり前だと考えられている価値観は当たり前でなくなり、未知なる価値観を模索し自分なりに問を立て、正解では無いにせよ最適解を探し続ける必要があるのでしょう。

 

 

 

 

※※※※※

 

 

 

 

大学受験というレースの特徴は、個人での戦いという側面が強調されたレースであることだと考えます。

 

もちろん、私をはじめとしたスタッフはみなさんが自信を持てるように、前を向けるように応援し続けてきました。しかしながら、結局のところ最後の最後に自分を応援できるのは自分しかいません。

 

 

これは大学受験に限らず生涯を送るうえでずっとそうなのでしょう。どれだけSNSが発達したとはいえ、誰かと過ごす時間よりも一人で過ごす時間のほうが長いし、重要な決断をするのは最終的には自分です。

 

 

 

 

※※※※※

 

 

 

 

みなさんは大学受験を通じて自分と向き合い続けてきました。

 

サボりたい日もあったと思います。心が折れかけたときもあったと思います。それでも自分を奮い立たせて今日まで努力を重ねてきました。

 

 

みなさんが大学受験を飛び越え、将来へはばたくために必要なものはもうみなさんのなかにあります。

 

 

あとは自分の志望校にその想いを届けてください。入試問題はその大学からのメッセージです。志望校が1年かけて練り上げてきた問題にみなさんの大学受験生活のすべてをぶつけてきてください。

 

 

 

前期試験を終え、また少し強くなったみなさんと会えるのを楽しみにしています。

 

 

 

 

リード予備校・河合塾マナビス忠節校 日比野仁哉

2023/02/23

受験直前期の指導あれこれ@忠節校

こんにちは。忠節校の日比野です。

 

 

 

 

 

 

忠節校では前期試験に向けて直前指導の真っ最中です。

 

 

 

 

岐阜高校・岐阜北高校の生徒がメイン層になるので、

 

受験大学は旧帝大をはじめとする最難関大学~難関大学ばかりです。

 

 

 

 

 

難易度が上がれば上がるほど記述問題が増えてきます。

 

生徒にとってこの時期いちばん苦戦するのが英作文と国語の記述問題です。

 

 

 

 

自分だとなかなか正誤の判定がしづらいこの2つも忠節校ではばっちり対策をしています。

 

 

 

 

 

 

※※※※※

 

 

 

 

 

 

 

 

 

国語(現代文・古文・漢文すべて)は東大卒、国語科主任の田辺が添削をします。

 

 

 

 

 

 

田辺先生は人文学への教養が計り知れません。

 

 

以前どこかのブログでも書きましたが、

 

 

 

 

日比野:「田辺先生は最近なに読んでるんですか?」

 

田辺:「トーマス・マンの『魔の山』を読んでます」

 

日比野:「へー、初めて聞きました。面白んですか?」

 

田辺:「この小説はつまらないことで有名なんですよ」

 

日比野:「え、なんで読もうと思うんですか、、、」

 

田辺:「なんでしょうか、義務感、みたいな感じです」

 

 

 

 

というくだりがありました。

 

 

私には理解ができない世界でした笑笑

 

 

 

 

 

※※※※※

 

 

 

 

 

英作文は大ベテランの高橋が担当します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・ユーラシア大陸一周済み

 

・南北アメリカ大陸縦断済み

 

・対策なしで受験した初めてのTOEICで満点

 

 

 

 

など数々の伝説を持っています。

 

 

 

 

 

これだけの経験をしている高橋先生は、

 

なんというか人としての深みとか安心感みたいなものが舌を巻くばかりで、

 

 

穏やかな印象なのですがその裏には計り知れないものがあるんだろうと思っています。

 

 

 

 

 

以前忠節校でちょっとしたことがあり他のスタッフが慌てていたときに、

 

 

高橋:「銃を突き付けられたときに比べれば全然大丈夫ですよ」

 

 

と周りを落ち着かせようとしたエピソードがあります。

 

 

 

(※私はその場にいなかったのですが)

 

 

 

 

多くの人は銃を突きつけられていないのでポカーンですね。

 

 

 

 

 

※※※※※

 

 

 

 

 

田辺先生と高橋先生のすべてがわかる動画がありますので、是非ご覧ください☆

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

リード予備校・河合塾マナビス忠節校 日比野仁哉

リード通信第1号(2021年11月)

こんにちは。忠節校舎で英語を担当している高橋です。

 

 

 

忠節校舎独自の取り組みとして、毎月1日に「リード通信」というものを発行しています。

 

 

 

初回は2021年11月で、スタッフのほんの遊び心からスタートした企画なのですが、その後ずっと続いてまして、2023年2月で16回目となっています。

 

 

 

基本、忠節校舎の生徒の皆さん向けに書いているのですが、生徒からの反応はあまり(というかほとんど)ない一方(笑)、保護者様からはちょくちょく応援のコメントを頂いたりしています。

 

 

 

この度、とある事情により、バックナンバーをこちらのブログにアップすることにしました。週1くらいのペースでアップしていきます。(たぶん。)

 

 

 

今回は記念すべき第1回です。当時配信したものをそのままコピペします。記載された情報は当時のままですので、ご注意下さい。

 

 

 

忠節校限定! リード通信Vol. 1 (2021年11月号)

(なるべく)毎月1日送信。ただしいつまで続くかは??

1、今月の予定(省略)

 

2、今月のお話

リード忠節校のスタッフが持ち回りでいろいろな話をしていきます。今月の担当は高橋です。

 

 

先日、どこかの誰かが「北海道のコメが美味しくなったのは地球温暖化のおかげだ!」と言って叩かれていたようですね(笑)。

 

 

しかし、仮に地球温暖化によって北海道のコメが美味しくなったとしても、地球温暖化は人類が全力で解決していかなければいけない最重要課題であることには変わりがありません。そしてこの問題を解決するためにはCO2を排出しない次世代エネルギーの開発が欠かせません。

 

 

次世代エネルギーには太陽光、風力、バイオマスなどありますが、その中でも最有力なのは水素です。利用時にはCO2を一切排出しないだけでなく、燃料電池と組み合わせることで高いエネルギー効率を実現することができます。さらに、水素エネルギー開発は世界的にも日本がリードしている(多分数少ない)分野の1つです。

 

 

水素をエネルギーとして使用するためには、当然のことながらその場所まで水素を運ばないといけません。実際、現在のところ、燃料電池車(←水素を使用します)用に大都市を中心に全国で150ヵ所ほど水素ステーションがあったりします。

 

 

しかし、水素は700気圧程度で圧縮するか、マイナス252.9℃に冷却しないと液体にならないため、貯留や運搬に大きなコストがかかります。

 

 

この解決策として注目されているのがアンモニアです。

 

 

アンモニアは水素と違って液化しやすいため運搬が簡単なわけです。しかし、従来の方法ではアンモニアから水素を取り出すのに高コストでなおかつ環境にも悪かったため、アンモニアは全く実用的ではありませんでした。

 

 

さて、ここからがやっと本題なのですが、実はアンモニアから高純度水素を低コスト・低環境負荷で抽出する全く新しい装置を世界で初めて開発したのが、岐阜大学の神原信志教授です。

 

 

岐阜大学工学部化学・生命工学科物質科学コースに進むと、岐阜にいながらにして、彼の下で「人類を救う・地球を救う」ことになるかもしれない世界最先端の研究に携わることができるわけです。

 

 

ちなみに、アンモニアに関するもう1つの問題は、そもそも最初にアンモニアを合成する際に環境に大きな負荷がかかってしまうことでした。しかしこちらも東京大学の西林仁昭教授が低コストで環境にも優しい新しいアンモニア合成法を開発したそうで、将来のエネルギー革命はアンモニアが鍵を握っているのかもしれません。

 

 

私は今の高校生の皆さんがうらやましいです。もう先が見えてしまっている老いぼれの私と違って、皆さんの前には、きっと大変ではありますが間違いなくエキサイティングな未来があるからです。そしてそれは、たとえどの分野に進んでも、です。

 

 

、、、最後にどうでもいい話を1つ。岐阜大学の神原教授と共同で研究を行ったのは群馬県にある澤藤電機という会社です。このときの研究で特許を取っています。

 

 

私は神原教授の研究を知ってすぐ、「これからはアンモニアの時代だ!この会社は将来絶対に大きくなる!」と考え、この会社の株を買いました。でもその後株価は全然上がらず、塩漬け状態で現在も保有中です、、、。

 

 

3、おまけ(高橋の世界各国つれづれ訪問記)

高橋が過去に訪れた国を紹介するコーナーです。読んでも特に何の役にも立たないので読みたい人だけどうぞ(笑)。第1回はトルコ共和国です!

 

 

首都:アンカラ

 

最大都市:イスタンブール(アジア大陸とヨーロッパ大陸にまたがる大都市。ローマ帝国の首都であり、当時はコンスタンティノープルという名前だった。その後ビザンチン帝国、オスマン帝国という世界史において超重要な大帝国の首都であった。)

 

面積:780,000平方キロ(日本のおよそ2倍)

 

人口:約8,200万人(日本のおよそ6割)

 

一言メモ:トルコ料理は世界3大料理の1つとされている(他はフランス料理と中華料理)。

 

 

 

トルコはユーラシア一周旅行をしていたときに、イランから入国しギリシアに抜けるまで2カ月ほど旅をしました。食べ物美味しい、人は皆親切(イスラム圏は旅人をもてなす文化があります)、見所もたくさんで個人的には本当に大好きな国の1つです。

 

 

東部のワンという町を散歩していたときに超絶かわいい女子高生2人組に話しかけられ、翌日その1人の家に招待されお母さんの家庭料理をごちそうになったのが一番の思い出です。

 

 

話しかけてくれたとき、私はひげボーボーの浮浪者みたいな恰好をしていたはずですが(笑)、なんで声をかけてくれたのか、神様に感謝です。(もちろん、次の日はひげも剃ってビシッとして訪問しました。)

 

 

大都会のイスタンブールでは旅人を狙った睡眠薬強盗がはやっていました。私は無事でしたが、ある日本人大学生は悲惨でした。

 

 

初海外のトルコ5日間旅行で、空港に着いたと同時に「親切そうなトルコ人」からお菓子をもらって食べたら昏倒し、身ぐるみはがされ意識が回復したのは3日後。日本領事館に保護された後、私が泊まっていたホテルに移ってきたのでした。コンタクト入れっぱなしで3日間眠りつづけたので、目が真っ赤に充血していました。

 

 

睡眠薬強盗については彼も知っていて、飲み物は気をつけていたそうですが、まさか食べ物に入っているとは思わなかったそうです。

 

 

次の日には日本に帰る、初の海外旅行は睡眠薬強盗にあっただけで終了、とのことだったので、あまりにかわいそうになりその日夕食をおごったのですが、今頃彼はどうしているだろうか?

 

 

でも誤解を恐れずに言うならば、このような出来事も含めて想定外のことが起こり、そして究極的にはそれを受け入れるしかないというのが海外旅行の1つの魅力だと思っています。

 

 

 

 

2023/02/21

「ブログ・オブ・ザイヤー」の後日談@忠節校

こんにちは。忠節校の日比野です。

 

 

 

 

 

先日投稿した、「個人的『ブログ・オブ・ザイヤ―』」。

 

 

 

 

毎日ブログを読んでくれているHくんからは、

 

 

「あれが『ブログ・オブ・ザイヤ―』なんですか、、、笑」

 

 

とちょっと笑いながら言われました。。。

 

 

 

 

 

 

あの話には後日談がありまして、

 

 

最後の最後に登場したNさん(※ホルムアルデヒドの可愛さを理解できなかった生徒)が次の日に話しかけてくれました。

 

 

 

 

 

 

Nさん:「先生、ホルムアルデヒドの可愛さが分かりました」

 

日比野:「まじか、Nさんもそっち側なんや笑どこらへんが可愛いの?」

 

Nさん:「おじさんみたいで可愛くないですか??」

 

 

 

 

 

 

Nさんの話を聞いてみると、こんな感じらしいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(※絵は日比野作です)

 

 

 

 

 

確かに言われてみればちょびひげを生やした、ぽけーっとした顔をしたおじさんに見えますね☆

 

 

 

 

私と話したあとにホルムアルデヒドの構造式を見ながら可愛さを見出している姿を想像するとちょっとほっこりします笑笑

 

 

 

 

 

 

Nさんとは志望校決定の際に何度も何度も面談をしました。

 

一度、長引いた時には1時間くらい面談をしていたような気もします。

 

 

 

 

最終的にはその時に名前が出なかった大学に進むことになったのですが、

 

一緒に将来のことを考えたあの時間は無駄ではなかったと信じています☆

 

 

 

 

 

 

 

 

あと一か月もすれば高3生は忠節校から卒業です。

 

今年もいろいろなことがありました。

 

 

 

忠節校にいなければホルムアルデヒドの構造式を覚えることはなかったと思います。

 

 

個人的に思い出の構造式です☆

 

 

 

 

 

 

 

 

リード予備校・河合塾マナビス忠節校 日比野仁哉

2023/02/20

個人的「ブログ・オブ・ザイヤ―」@忠節校

こんにちは。忠節校の日比野です。

 

 

 

 

 

 

いよいよ、国公立大学前期試験が実施される週に入りました。

 

高3生の長い長い戦いも最終楽章に突入です。

 

 

 

 

 

 

 

今年度のひとつの区切りということで、

 

個人的なブログ・オブ・ザイヤーのご紹介です。

 

 

 

 

 

 

 

 

2022年5月20日にポストした、

 

「推し英文法と推し構造式@忠節校」というタイトルのブログです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私がブログを書き始めたのも、忠節校は毎日が楽しくて、

 

それを少しでもみんなに伝えたいなあという想いがあったからです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

このブログは読み返すだけで当時の光景とか雰囲気まで思い出せて、

 

 

忠節校の日常をそのままうまく切り取れたブログです。

 

 

 

 

 

 

 

 

それでは、ハードルを上げましたが、ぜひご覧ください☆

 

 

 

 

※※※※※

 

(以下、2022年5月20日「推し英文法と推し構造式@忠節校」)

 

 

 

 

 

こんにちは。リード予備校の日比野です。

 

 

 

 

何事も楽しむことが大切で、

努力を努力と思わないくらい没頭して(あるいは熱狂して)取り組み続ければ必ず結果が出ます。

 

 

 

忠節校には勉強を楽しんでいる生徒ばかりです。

 

 

 

 

岐阜高校の生徒たちが登校してきました。

 

暑くなってきたので学校帰りにジュースやアイスを買ってくる生徒がちらほらいます。

 

 

 

 

 

 

なんか青春って感じでいいなあと思って写真を撮らせてもらうと、

 

 

 

Hくん(京都大学理学部志望)がふいに、

 

 

Hくん:「コーラの成分表示表見せてよ、『推し糖』が載ってるから」

 

 

とぶっ飛んだ発言をしました。

 

 

 

 

 

 

勉強していると色々な科目に「推し」ができます。

 

 

 

私は「名詞構文」が「推し英文法」です。

 

(※高校生の頃から推し続けているので、はや10年近く推しています)

 

 

 

名詞として訳すと固い日本語訳になりますが、

動詞っぽく訳すとこなれた日本語訳になります。

 

 

そんなところが「意外と可愛いところあるやん」と推しポイントです。

 

 

 

 

この話をしたら、Mくん(名古屋大学法学部志望)も

 

 

Mくん:「自分は分詞構文が推しです。スパイダーマンみたいで好きです。」

 

 

とこれまたニッチな推しを教えてくれました。

 

 

 

 

こういう話をし始めるとものすごく盛り上がります。

 

 

 

またまたHくんが、

 

 

Hくん:「一番の推しはホルムアルデヒドです」

 

 

と言い出しました。

 

 

 

 

 

 

ホルムアルデヒドはこういう構造式を書くのですが、

 

 

Hくん:「小動物っぽくて可愛くないですか?」

 

 

とのことです。

 

 

 

残念ながらまったく理解できないです。。。

 

 

 

 

こんな話でひとしきり盛り上がったあとにNさん(岐阜高校・北海道大学志望)が登校してきたので、

 

 

日比野:「さっきこんな話したんだけどさ、、、、」

 

 

Nさん:「え、本当に意味が分からないです。」

 

 

 

ドン引きしていました笑

 

 

 

 

 

(以上、2022年5月20日「推し英文法と推し構造式@忠節校」)

 

※※※※※

 

 

 

 

 

毎年この時期になると考えるのですが、

 

 

彼ら彼女らには忠節校を「思い出の場所」にしないでほしいと思います。

 

 

 

 

 

 

大学受験は偏差値や点数といった数字でしか評価されない競争です。

 

 

 

一方で、彼ら彼女らが進むステージでは、

 

 

もはや競争と呼ぶための統一的な価値観が存在せず、

 

 

自分で問いを立て、正解でなく最適解を手繰り寄せることが必要です。

 

 

 

(※それを競争と呼ぶならそうなのでしょうが)

 

 

 

 

 

 

そのステージに立った彼ら彼女らに私がアドバイスできることは何もなくて、

 

彼ら彼女らにはそのときにふさわしい人物が横に立っているはずです。

 

 

 

 

 

 

卒業したら、忠節校のことは忘れて、

 

 

目の前にある出来事・人・景色に夢中になってほしいなあと思っています。

 

 

 

 

 

 

 

とはいえ、忠節校に遊びに来てくれるとそれはそれで嬉しいのですが笑笑

 

 

 

 

 

 

 

 

 

リード予備校・河合塾マナビス忠節校 日比野仁哉

2023/02/18

定期考査前の質問対応@リード予備校

こんにちは、リード予備校の佳山です。

 

 

各高校が定期考査前ですので、質問対応に追われています。

 

 

写真の生徒は岐阜高1の生徒で、物理基礎の質問でした。 こちらから渡した学年末対策用の物理基礎の問題はほぼ解けていたんですが、答えが合っていたとしても考え方を聞くようにしています。

 

 

 

 

 

 

 

かなり難しい問題の答えが一発で合っていまして、計算過程を見る限り考え方も合っていると思いましたが、解き方を説明してもらいました。

 

 

三つの問題を説明してもらいまして、二つは完璧で、一つは勘違いでした。笑

 

 

先日、縦波の質問を持ってきた時は、理解大丈夫かなぁって思ってましたが、縦波は若干怪しくて、他の応用問題(気柱の共鳴と弦の振動)はほぼほぼ完璧です。

 

 

最後ちゃんと練習したら、90点以上は取れるでしょう!! 頑張ってください。

 

 

岐阜高と岐阜北高の生徒の物理基礎の質問を対応していますが、岐阜高よりも岐阜北高の方が難しい問題まで試験範囲にされています。 岐阜高の生徒でも手こずる問題を岐阜北高生は一生懸命考えておりまして、質問に持ってきてくれたら理解が深まるように解説をしています。 若干定期考査のレベルを超えている気がしますが。笑

 

 

考えて考えてそれでも分からない時は、質問に持ってきてください。 持ってくることでさらに理解が深まるようにします☆

 

2023/02/18

マナビスホームページ更新@忠節校

こんにちは。忠節校の日比野です。

 

 

 

 

 

 

高3生は前期試験に向けて最後の追い込み、

 

高1、2生は学年末考査に向けて最後の追い込み期間に入りました。

 

 

 

 

今日も忠節校は大盛況でして、全員黙々と勉強を進めています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

忠節校にはまあまあな人数の生徒が在籍していますが、

 

校舎は物音ひとつしません。

 

 

 

 

文字通り、「黙々と」学習に取り組んでいます。

 

 

 

 

 

この緊張感のなかで勉強したら集中力も高まるだろうなあと感じます☆

 

 

 

 

 

※※※※※

 

 

 

 

 

リード予備校忠節校・長良校・各務原校・関校では、

 

 

・高1~高2夏 集団授業

 

・高2夏~   河合塾マナビス(映像授業)

 

 

というカリキュラム構成をしています。

 

 

 

 

 

低学年のうちは対象高校に即した学習で定期テスト・進研模試の点数アップを目指し、

 

 

高2夏以降は受験学年として映像授業ですべての科目を網羅します。

 

 

 

 

 

 

 

河合塾マナビスではただいま春期特別無料講習を実施中です。

 

 

ホームページ更新を私が行ったのですが、なかなか納得の出来栄えです☆

 

 

 

 

 

https://www2.manavis.com/roomsearch/tabid/74/pdid/12105/Default.aspx

 

(河合塾マナビス忠節校のホームページに飛びます)

 

 

 

 

 

昔からこういったデザインなどをちまちま行うのが好きで、

 

真似したいデザインが見つかったら参考にさせていただいています。

 

 

 

 

 

いまはtwitterやinstagramで参考になるデザインをすぐに探せるので、

 

本当にありがたい時代だなあと感じています。

 

 

 

 

 

ホームページを始めとして、

 

リード予備校の魅力をこれからも発信していきます☆

 

 

 

 

 

 

 

 

リード予備校・河合塾マナビス忠節校 日比野仁哉

2023/02/17

お気に入りの席インタビュー@忠節

こんにちは。忠節校の日比野です。

 

 

 

 

今日はブログを更新するつもりはなかったのですが、

 

 

たびたび登場するHくん(岐阜高校・京都大学理学部志望)から

 

 

 

Hくん:「昨日ブログ良かったです。特に締め方が気に入りました。」

 

日比野:「ありがとう!ブログ読んでくれてるんや!」

 

Hくん:「毎日チェックしています。」

 

 

 

と若干のプレッシャーを感じたので、更新します笑笑

 

 

 

 

 

 

※※※※※

 

 

 

 

 

これを読んでいただいている大人のみなさまも、

 

定期的に訪れるお店や場所にはお気に入りの席があるのではないでしょうか。

 

 

 

 

 

高校生は毎日のように塾に来るので、それぞれのお気に入りの座席があります。

 

 

 

 

本日はそのインタビューです☆

 

 

 

 

 

① Iくん(岐阜高校・名古屋大学農学部志望)

 

お気に入りの座席:46番

 

理由:端っこだし、壁があるからもたれることができるから

 

 

 

② Tくん(岐阜高校・京都大学工学部志望)

 

お気に入りの座席:11番

 

理由:端っこだから

 

 

 

 

やっぱり端っこの席は人気が高いようです。

 

 

私も飲食店に行くとだいたい端っこの席に座ります。

 

 

 

 

③ Mくん(岐阜北高校・名古屋工業大学志望)

 

お気に入りの座席:20番~24番

 

理由:入口に背を向けていて、先生がいつ見回りに来るか分からず緊張感があるから

 

 

 

 

なかなか面白い理由ですね☆

 

 

たしかに、Mくんが寝ているところはあまり見ていないような気がします。

 

 

 

 

④ Kさん(岐阜北高校・広島大学志望)

 

お気に入りの座席:43番

 

理由:入口との距離がちょうどよくて、トイレに行きやすいから

 

 

 

 

私も高校生のときは入り口に近い席を陣取っていたので、気持ちはよく分かります☆

 

 

 

 

番外編 Kさん(大学生スタッフ:名古屋大学看護学専攻在籍)

 

お気に入りの席:特にないけど、こだわりはある(強いていうなら32番)

 

こだわり:両サイドに人がいないと「見られている感」がなくて集中できない

特に左には人がいてほしい

 

 

 

 

32番は第一志望校に合格した先輩が座っていたので、縁起がいいかもです☆

 

 

 

 

 

 

 

来月からはマナビス館に高2生が引っ越してきます。

 

 

また新しい受験生と出会えるのが楽しみです。

 

 

 

 

 

もちろん、残り少しの大学受験を戦っている高3生には、

 

できるだけのことはすべてやっていきます☆

 

 

 

 

 

 

 

リード予備校・河合塾マナビス忠節校 日比野仁哉

2023/02/16

受験は相対評価であり絶対評価ではない@忠節校

こんにちは。忠節校の日比野です。

 

 

 

 

 

 

 

この時期(前期試験直前)の風物詩なのですが、

 

 

「23:00まで残って勉強したいです」という生徒が現れます。

 

 

 

 

 

 

本当は閉館は22:30なのですが、

 

 

人生で一回しかない大学受験という戦いに対して真剣に向き合っている彼ら彼女らに対して、

 

 

私ができることはこのくらいなのでもちろん付き合います。

 

 

 

 

 

 

今日はやる予定だった業務がすべて終わり、

 

 

23:00まで少し手持無沙汰なので徒然とブログを書いています。

 

 

 

 

 

※※※※※

 

 

 

 

 

本日はストロングスタイルなブログになります。

 

 

 

 

大学受験は(あるいは世間のほとんどの競争は)他者との相対評価です。

 

 

 

 

「勉強しているけど成績が伸びません」

 

「頑張っているけど結果が出ません」

 

「部活が忙しすぎて勉強できません」

 

 

 

 

 

こういった言葉を生徒からときどき聞きますが、

 

 

 

「勉強している」「頑張っている」「部活が忙しい」

 

 

 

これらの言葉は何が基準なのか、と疑問に思います。

 

 

 

 

 

※※※※※

 

 

 

 

 

今年度の学校推薦型選抜で名古屋大学合格を果たしたNくんがいます。

 

 

 

彼は5月の全国模試から偏差値を17伸ばして名古屋大学に合格しました。

 

 

(※ここまで伸びる生徒は普通、1年に1人もいません)

 

 

 

 

 

 

Nくんは毎日22:30まで残って勉強をします。

 

 

これだけなら正直なところ普通なのですが、

 

 

 

 

彼は翌日5:30に起床し、マナビスを1コマ受講してから学校に登校していました。

 

 

 

 

この話を聞いた時には驚愕というか、少し言葉が出ませんでした。

 

 

 

 

※※※※※

 

 

 

 

 

もう1人、学校推薦型選抜で名古屋大学に合格したUくんを紹介します。

 

 

 

 

Uくんも毎日22:30まで塾で勉強をします。

 

 

 

Nくん同様、ここまでは普通の受験生です。

 

 

 

 

しかしながら彼の凄いところは、野球部の主将をしながらこの生活を送っていました。

 

しかも自宅は車で30分離れた場所にあります。

 

 

 

毎日22:30まで勉強し、翌日は早朝に起きて朝練に行き、

 

学校が終わってからみっちりと野球部の練習をしてからまた塾に来る。

 

 

 

 

彼と出会ってから、

 

「部活動があるから」「家が遠いから」

 

はすべて自分のやる気次第でなんとでもなるんだと気づかされました。

 

 

 

 

 

※※※※※

 

 

 

 

 

人間が想像できる世界はごくごく狭い世界です。

 

 

 

自分にとっては努力しているという基準も、

 

もしかしたら他者から見たら当たり前の基準なのかもしれません。

 

 

 

 

 

今年の受験生たちを見ていて、結局のところ、

 

「成績を伸ばす生徒は周りの誰よりも勉強している」

 

というごく当たり前のことを強く実感しました。

 

 

 

 

 

※※※※※

 

 

 

 

 

塾のスタッフの1つの仕事は、

 

「生徒が自分1人では広げられなかった可能性を広げる」ことだと考えています。

 

 

 

 

これは勉強時間もそうですし、学習内容もそうです。

 

そして将来の夢や、やりたいことにも当てはまります。

 

 

 

 

 

 

生徒が可能性を広げられるような校舎をつくれるよう、

 

まずはスタッフが常に挑戦し続けるという姿勢を持っていきます。

 

 

 

 

 

それでは23:00まで残っている生徒が帰宅する準備を始めたので、

 

本日のブログはここまでです。

 

 

 

 

 

次回はもう少しフランクな内容にします☆

 

 

 

 

 

 

リード予備校・河合塾マナビス忠節校 日比野仁哉

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