HOME > 高等部ブログ
高等部ブログ
2023/11/11
こんばんは。リード予備校関校です。
本日は,高3生の保護者会を実施しました。
今後の受験校決定に向けてご検討のポイント,
今後の学習の心構え,保護者様にご協力いただきたいことなどをお話しいたしました。
ご参加いただきました皆様,ありがとうございました。
その様子を写真で撮った, わけではないのですが・・・
いろいろな事情も重なったので,この機会に,
「近年の合格実績掲示」を新たに作成し直し,教室に掲示しました。
こうして「積み重ねる」と,すごいなぁと感じます。
次の一枚がまた来年,大きく貼り出せるように,
残りの数か月間を全身全霊でサポートしたいと思います。
保護者会でお話しした内容や,配布した資料などをこの場でご紹介することは控えますが,
資料とは別に,私が個人的にお伝えした内容を,ほんの少しだけご紹介します。
「直前期の生徒さんへの声の掛け方」です。
直前期というよりも,試験の前日や当日の朝をイメージしています。
大変偉そうな話で,釈迦に説法かもしれませんが,
このところ毎年私が個人的に意識しているのは
『 なるべく疑問文を使わない 』 ことです。
「調子はどう?」「元気?」「大丈夫?」と声をかけるのは避けます。
緊張でガクガク震えているような受験生のみなさんには,
返答を要求するような疑問文は,難しく,重荷になると考えます。
ただでさえ朝や夜の寒さも相まって,人生最大の勝負を前にド緊張していて,
何も言えずに固まっている受験生を,これまで何人も見てきましたので。。。
「大丈夫!」
「これだけ頑張ったんだから!」
と断言して,ただ背中を押してあげるのが,一番なのではないかと思っています。
気の早い話ですみません。
(明日時点で)共通テストまで62日もあります。まだまだ伸ばしましょう。
2023/11/10
こんにちは。忠節校の日比野です。
佳山先生や田辺先生には遠く及びませんが、
私も「読んだ文章が出た!」という経験があります。
私が大学受験生だったころ。
休憩時間にも勉強と関連する息抜きをしたいと思い、
ずっと漫画版の「源氏物語」を読んでいました。
いまとなっては古文常識が自然と身につき、
センターや二次試験に役立ったなと思います。
さてセンター試験本番。
(※私は2014年度受験生です。
この年はセンター試験史上もっとも難しい年度で、
平均点が100点を割りました。
興味のある生徒はぜひ解いてみてください!)
評論から順に解いていき、古文を開いたところ
なんと出典が「源氏物語(夕霧)」でした。
源氏物語が出題された年は平均点が下がるのを知っていたので、
「やった!今年は自分の年だ!」と興奮しました。
……喜んだのも束の間。
私が漫画版で読んだ内容は本文前のリード文(※もちろん現代語)にすべて書いてありました。
せっかく勉強の合間に読んだ「源氏物語」も、
他の受験生と前知識の条件は一緒になりました笑笑
勉強の息抜きにもいろいろあります。
友達としゃべったり、スマホを触ったり、その他いろいろ…。
息抜きの方法は人それぞれですが、
やる気があるなら勉強と関係のある息抜きをするのがおすすめです。
(※生物の資料集を読んだり、英語版ハリーポッターを読んだり)
もしかしたら思わぬところで成績に繋がるかもしれません☆
リード予備校・河合塾マナビス忠節校 日比野仁哉
2023/11/10
こんばんは、リード予備校の佳山です。
大垣駅前校で京大オープンを受けた生徒が国語の質問を田辺先生にしていました。
評論の問題が難しかったようで、評論の質問をしていました。
佳山:「○○君、田辺先生は、普段からこんな評論に出題される人の本読んでるんだよ。」
生徒:「え、そうなんですか。」
佳山:「この評論の出典になっている人の本も読んだことあるんじゃないの?」
田辺:「はい、この本は昔読んだことありますね。個人的にはあまり好きではないんですが。」
冗談で聞いたのに、読んでいたんですね。。。。笑
三木清著 「弾力ある知性」
田辺先生曰く、この三木清さんは有名だそうで、複数の著書を読んだそうです。
私も岐阜大学医学部医学科の小論文テストで出典となった本などは、テストに出される前に読んだことありますが、評論文で出される出典の本は読んだ事がありません、というか読む意欲さえ湧きませんが。
2023/11/10
こんにちは。忠節校の日比野です。
先日、何回かポストした最難関大学AO入試に挑戦した生徒の結果です。
慶應義塾大学AO入試に合格です!!
本当に安心しました。
合格が決まった生徒と一緒に写真を撮ると、
嬉しさというよりも安堵感のほうが大きいです。
書類提出の際にはその文字数の多さに驚愕し、
面接練習では調べることの幅広さに苦労しましたが、
最後まで粘り強くよく頑張りました!
慶應義塾大学のAO入試は推薦型選抜のなかでも最難関と言われています。
Sくんは部活動で大きな実績があったのですが、
それだけでは合格は決まらずにちゃんと書類選考や面接が課されます。
(Sくんの部活動の様子)
今回、慶應義塾大学の合格を勝ち取ったのは、
まぎれもなくSくんの努力の成果です。
本当に本当におめでとう!
※※※※※
タイミングを逃してポストできなかったのですが、
今年も岐阜高校硬式野球部の夏大会応援に行ってきました。
猛暑の極みとも言える日で、持参した1リットルのポカリは一瞬で無くなりました。
応援に行って感動した場面があります。
岐阜高校野球部のカバンなのですが、一糸乱れぬ綺麗さで並んでいました。
強豪校たる所以だなあとしみじみと。
試合の結果はみなさんご存じのとおりです。
まさかの結果だったので、
試合終了後しばらく応援席から立つことができず、
「明日塾に来るあの生徒たちになんて声をかけようか…」
と考えていたのをいまでも覚えています。
ひとまず、忠節校での合格第一弾が誕生しました。
まだまだ大学受験はこれからなので私も最後の追い上げです!!
リード予備校・河合塾マナビス忠節校 日比野仁哉
2023/11/06
こんにちは。忠節校の日比野です。
いよいよ大学受験も最終盤ですね。
(※最近こればっかり言っている気がします笑笑)
忠節校では先週、「冬期生徒セミナー」を実施しました。
前半パートでは「出願戦略」についてお話をしました。
・私立大学ってどれだけ受けるの?
・中期日程って何?
・勉強して学力を上げたら大丈夫じゃないの?
などなどのトピックについてお話をしました。
自分は後半パートの学習面について担当をしました。
今回は細かい勉強のテクニックは思い切って省いて、
「点数が伸びていないのは学力がついていないんじゃなくて、伸びる時期に来ていないだけ」
「現役生はここからがいちばん伸びる」
といった生徒のやる気を引き出すような話をしました。
こういった話をするとき、自分の経験にもとづいて話をしても、
生徒は賢いので「本当にそうなの??」
という疑惑の表情で話を聞きます笑笑
なのでいままでの先輩のデータを引っ張ってきて、
「ほら、ここがこうなっているから大丈夫だよ!」
と話をすると、生徒も「なるほど」という表情をしてくれます。
翌日から勉強時間が大幅に増えた生徒が何人もいたので、
ブログでは書けないような時間まで連日資料を作成してよかったです☆
さて、今週は高3生の面談が立て続けにあって、
週末には高3生の保護者さま説明会もあります。
生徒が大学受験の追い込みをかけているので大人も負けずにがんばります!!!
リード予備校・河合塾マナビス忠節校 日比野仁哉
2023/11/04
こんにちは。リード予備校の日比野です。
生徒から質問に来る科目で多いのは理系科目です。
特に定期テスト前は学校教材の質問がたくさんたくさんきます。
(※だいたい同じ問題の質問なのが面白い)
この、質問に来やすい科目について、時期によって徐々に変化していきます。
低学年のうちや、春~夏までは理系の質問が圧倒的に多いのですが、
秋~受験直前になると英作文と国語の質問が増えてきます。
「英作文を添削してほしい」
「自分で書いた現代文の記述と答えがずれているかわからない」
などなど、直前期ならではの質問が増えてきます。
理系の質問であれば学力の高い大学生スタッフなら答えられます。
(※この前も忠節校のAくん(医学部医学科)は京大の過去問を難なく質問対応していました)
しかしながら、英作文と国語は指導歴が長くないと添削できません。
リード予備校ではこの2つについても万全のサポート体制を整えています。
※※※※※
ある日、Kくん(岐阜高校・名古屋大学工学部志望)が国語の質問に来ました。
国語科主任の田辺先生(東京大学卒)が対応します。
Kくん:「この問題の解説に納得いかなくて、自分のでも合ってる気がします」
田辺:「あーこの問題難しいよね」
Kくん:「え、そんなにすぐ分かるんですか」
田辺:「もう読んだことあるからね」
Kくん:「文章の内容も覚えてるんですか」
田辺:「そうだね、だいたいは覚えてるよ」
Kくんは驚いた顔をしていました笑笑
前に田辺先生と質問対応について話していた時に、
日比野:「現代文の質問対応って文章を全部読まなくちゃいけないから大変ですよね」
田辺:「そうですね、でも一度読んだことあるものなら大体いけます」
日比野:「まじっすか。名大の過去問とかどうなんですか」
田辺:「名大ならほぼ覚えているんで大丈夫だと思います」
と言っていたのですが、それが本当だと目の当たりにしました…
次回は高橋先生の英作文の質問対応についてポストします☆
リード予備校・河合塾マナビス忠節校 日比野仁哉
2023/10/28
こんにちは。忠節校の日比野です。
前回のブログで佳山先生が書いていた、
AO入試を受験するSくん(岐阜高校)について、
私視点のあれこれです。
夏休みにSくんから「〇〇大学のAO入試を受けたいです」と相談がありました。
Sくんは(ここでは詳しく書けませんが)ほかの高校生と比べた時にアピールできる実績があるので、
「いいね、一緒に挑戦しよう」
と背中を押しました。
これまでに旧帝大や医学部医学科の推薦型選抜指導をしてきたので
いままでの経験があれば大丈夫だろうと高をくくっていたら、、、
本当に準備に時間がかかりました。
一次選考の書類も文字数が膨大で(名古屋大学の学校推薦型選抜が少なく感じるくらい)、
題目も多岐にわたり、1つ書くだけでも途方もない時間がかかりました。
書類〆切前は毎日毎日内容を一緒に考え、
「こんなに時間がかかるのか、、、」
と背中を押したことをほんのちょっとだけ(本当にほんのちょっとだけ)後悔しました笑笑
(書類作成中の様子)
Sくんも深夜2:00くらいまでかけて書類を作成し、
体力的に限界ギリギリでよく頑張りました。
第一次選考合格発表日にスクールマネージャー(リードとご家庭をつなぐ連絡アプリ)で
「通過しました」
と連絡がきたときは、嬉しさよりも安堵感のほうが大きかったです。
そしてそこから怒涛の面接練習が始まります。
Sくんが抱いているビジョンが壮大なので、細かい箇所まで調べ始めたらキリがありません。
それでも、面接練習で指摘された内容はその都度すぐに調べあげ、
だんだんと面接も形になってきました。
そして10月27日(金)。
試験前最後の面接練習を私が担当しました。
詳細は書けないのですが、
純粋に、感動をしました。
18歳の若者が壮大なビジョンを掲げ、それを熱く語る姿を見て、
(恥ずかしいのですが)感動で涙腺が少し緩みました。
まさか生徒からこんなに勇気をもらえる日が来るとは思わなかったです。
明日の面接本番も、いつものように胸を張って夢を語ってくれることを、
遠い岐阜の地から応援しています。
(いまから合格発表がドキドキで、緊張しています。。。)
リード予備校・河合塾マナビス忠節校 日比野仁哉
2023/10/25
こんにちは、リード予備校の佳山です。
今週末にある大学のAO入試があります。一次選考突破したので、日曜日に二次選考、として11月1日に合格発表です。
ほぼ高橋先生・日比野先生が対応していたので、私は面接練習を2回しただけですが、
この生徒さんはかなり優秀で、私が何を突っ込んでもちゃんと答えていました。 答えるまでに至る情報収集に頭が下がりました。 すごい!!
1回目に指摘した内容も完璧に調べてきましたし、熱い思いも持っていましたので、
あとは最終的にこの生徒が実現させてたいことがどんな理想的な社会を実現させるのかを答えられるようになれば100点満点です。
毎年優秀な生徒さんに出会いますが、この生徒さんはTOPレベルに入る優秀さです。 本番を前に、受験番号や面接時間を気になっているような神経質な一面もありましたが。笑
一次選考であれだけ膨大な資料を用意して、面接内容も完璧に仕上げてきましたので、あとは自信を持って頑張ってきください☆ 結果を楽しみにしております!!
2023/10/23
こんにちは。リード予備校の日比野です。
突然ですが私の趣味の紹介です。
私の自宅は可児市にありまして、毎日岐阜まで車で通勤しています。
中間地点に各務原イオンがあり、忠節校の近くにはマーサがあります。
この二つに共通しているのが大きな本屋があることです。
最近は回数が減りましたが、
休日はどちらかの本屋に行って学習参考書コーナーをめぐるのが趣味です。
新しく出版された参考書を見てマナビステキストと相性の良い参考書だとテンションが上がります。
毎年この話を初回ガイダンスにてマナビスを開始する2年生に話すのですが、
今年はTさん(岐阜高校・東京外国語大学志望)に、
「え、やばっ」
とそこそこ大きな声で言われました笑笑
※※※※※
先日はマーサの丸善に行ってきました。
マーサの丸善は参考書コーナーが充実していまして、
上の画像の4倍くらいの品ぞろえです。
ネットで簡単にアクセスできる現在だと
参考書の情報も十分すぎるくらい(むしろ上手に活用しないと有害なくらい)氾濫しています。
インターネット上の情報の欠点は
「『自分のため』情報ではない」という点です。
同じ志望校を目指していても、現状の学力や生徒の性格や時期によって、
取り組むべき教材は異なります。
インターネットにある一般的な情報ではなく
目の前の生徒のための個別最適化した情報を伝えられるのが、
塾というオフラインで求められることなのかなと思っています。
リード予備校・河合塾マナビス忠節校 日比野仁哉
2023/10/22
リード図書館こんにちは、リード予備校の佳山です。
難関大学を芸術・アート関連で志望理由書をまとめた生徒がいまして、志望理由書や面接対応の準備は終わっています。
ただ、この生徒と話をしている中で、芸術がもたらす教育効果に興味が湧きまして、この生徒の面接練習も兼ねて色々と調べておりました。そして、狙っていたわけではありませんが、ある本を読んで、この生徒のやりたいことのヒントになる研究事例を発見しました。 見つけた時は少しテンションが上がりました。笑
ペンシルバニア大学ウォートン校教授、組織心理学を専門とするアダム・グラント博士が書いた本
『ORIGINALS 誰もが「人と違うこと」ができる時代』 三笠書房
この本の中に
ノーベル受賞者の芸術への関与を、一般的な科学者と比較して図にまとめている者がありました。
芸術関連の趣味 | 一般的な科学者と比較した場合のノーベル賞受賞確率 |
音楽(楽器演奏、作曲、指揮) | 2倍 |
芸術(素描、絵画、版画、彫刻) | 7倍 |
工芸(木工、機械、電子機器、ガラス吹き) | 7.5倍 |
文筆(詩、戯曲、小説、短編、エッセイ、一般書) | 12倍 |
舞台芸術(アマチュア演劇、ダンス、マジック) | 22倍 |
また、科学やビジネスを新たな視点で見ることができる人は、イメージや音、文字を通じて表現されるアイデアや感情に引きつけられる傾向があるということもわかる。(引用本文P 87)
「幅広い経験」と「深い経験」が独特に組み合わさることで、創造性は発揮される。(引用本文P 86)
ガリレオは月に山があるという驚異的な発見をしたが、ガリレオの使っていた望遠鏡にはその発見ができるような拡大率は備わっていなかった。拡大することで発見したのではなく、月の明るい部分と暗い部分を分けているジグザグの模様があることに気づいたのだ。 ほかの天文学者も似たような望遠鏡を使っていたが、ガリレオだけが「暗い部分と明るい部分があるということの意味を、鋭く察することができた」のだと、心理学者のティーン・サイモントは述べている。 ガリレオは物理学と天文学の豊かな知見があったが、絵画と素描にも造詣が深かった。 光と影の表現に重点を置いた”明暗法”という技法を学んでいたおかげで、ガリレオはのかの天文学者には見えていなかった「月の山」を見つけることができた。(引用本文P 88)
芸術がもたらす教育効果を調べるのはかなり面白そうです。 現在、推薦に挑戦している生徒が見事合格して、将来、芸術による教育効果を高めることに貢献してくれることが楽しみです☆ 私が大学生の時に、大学の教授(結構実績を出していた教授)が、科学者を志すなら、科学以外、特に芸術に関わる趣味を持つべきだと言っていたことを思い出しました。
独創性を高める効果が芸術に存在するなら、高校生や大学生に時に文化系の部活や活動を思いっきりやることは、その子の人生に大きな影響を及ぼすかもしれません。
次の新高校1年生説明会や来年のキャリア教育の話に盛り込んでいきたいと思います。