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高等部ブログ
2020/08/12
おはようございます。
リード予備校の佳山です。
本日6:00から「18時間耐久オンライン自習室」を開催しております。
朝5時に起きて、準備をしまして、内心「参加者少なかったら。。。。」と思っておりましたが、
朝6:00~7:00の間にオンライン自習室に入ってくることが条件で、
参加者130名です☆ この130名から何名が24:00まで頑張れるのかが楽しみですね☆
18時間耐久はきっかけを与えるイベントと思っています。 さすがに1日で18時間勉強した経験がある生徒は少ないと思います。このイベントで18時間勉強したという経験を得ると、今後の勉強が変わると思いますので☆
2020/08/08
こんにちは、リード予備校の佳山です。
東大・京大・一橋を志望している生徒で、第一志望へのカリキュラムが順調に進んでいる生徒には、
その大学の過去問添削をオンラインで実施しています。
紙ベースでやりとりすると、タイムラグが生じますが、オンラインで添削はすぐにいつでもできます☆
京大志望の生徒(京大ではなく東大に志望変更してもいいんですが)
この問題は普通に解くとかなりの計算量を要しますが、この生徒は見事気合で計算してきました。これはこれですごいんですが、本番でこれをやると時間が足りなくなります。
定数分離より少し高等な直線分離をしてグラフの交点の個数を調べていく問題なので、その解法を教えて再提出です!
現在は、複数人の生徒がオンライン添削で提出してくれています。
私が担当していない校舎の生徒でも、やりたければ申し出てください☆ ただその校舎の先生の了解を得てからになりますが。 カリキュラムなどが順調に進んでいない場合は、そちらを優先しなさいということもありますが。
難関大の添削は、生徒の記述の仕方や考え方などがよく分かりますので、添削していてその生徒のことがよく分かります。
2020/08/04
こんにちは、リード予備校の佳山です。
8月12日 午前6:00~24:00まで18時間耐久オンライン自習を行います。
午前6時~7時にエントリーしてください。それ以降は、入れなくなります。
1時間に1回は5分休憩、朝、昼、夕の食事休憩もフレキシブルにとれますのでご安心ください。
途中退出も可です☆
24時、最後まで残った生徒の中から抽選で、景品を上げたいと思います!!
景品の候補は3つでその中から選んでもらいます☆
候補1 防毒マスク
フィルターがはいっているので、普通のマスクよりも安心ですね☆ ここぞという時に使っていただければと思います。
もらってうれしいかどうかはまったく考えておりません。
候補2
防護服! これもここぞって時に使えると思います。 わざわざ買わないと思いますが、もらえるならもらってもいいかな。。。。。
候補3
マスク 候補1・2が気にいっていただけなければ、お洒落なマスクをプレゼントいたします☆
2020/08/03
こんにちは、リード予備校の佳山です。
個別指導は、生徒と距離をなるべくとるために、白板を用いて指導したりしています。 医学部医学科のスタッフは、まだ慣れないのに上手に書いていますね☆
部活で授業に遅れた生徒は、欠席動画をみてもらうこともありますが、直接指導できるときは、直接やります。
でも、対面でがっつり教えるわけにはいきませんので
ちょっとやりにくいですが。慣れればいつも通りにできるかな☆
休憩スペースの私語禁止徹底や、お互いの距離をとることも、だんだんと慣れてきまして、生活様式の一部になりつつあります。
オンラインサービス系はかなり多くありますが、オンラインで宿題の添削をするのは辞められないですね。生徒の出来がよくわかるので。
最後に、すずちゃんの写真です☆
2020/08/02
こんにちは、リード予備校の佳山です。
やっと、詳細が出てきました☆
名古屋大学 8月17日、18日、19日の3日間です。ZOOMなどを利用して、オープンラボや講演会などやってくれます。オンラインなので、企画参加人数制限も多めですね☆ 4つの研究室まで参加できるなど多少の制限はありますが。
私も参加してみようと思っています☆
岐阜大学は詳細はまだ
名工大 8月21日~9月3日
京都大学 8月6日よりアクセス開始できます
東京大学 9月21日・22日
これは、すべての大学をチェックできますね☆
2020/07/27
こんにちは、リード予備校の佳山です。
大垣駅前校の大垣北高1クラスは、人数が多くなってきましたので、レベル別でクラス分けを行います。
この夏期もクラス分けは実施しておりますが、夏期後は英数ともの完全にレベル別でクラス分けとなります☆
この写真は高1ではありませんが。。。 なんとなく。
夏前に数学のクラス分けテストを実施しまして、暫定のクラス分けを行いました。生徒に、クラス上がりたい生徒は、テストを受けてチャレンジしてくださいと伝えていましたら、
スカイプで「クラス分けテストに挑戦します!」と連絡きましたので、クラス分けテストを新しく作成して受けてもらうと、なかなかの高得点でした。 かなり点数がよくないと上げるつもりはありませんでしたが、前回よりも確実に勉強していることが分かりましたので、急遽上のクラスで受けてもらいます☆
ハイレベルクラスは、この夏期で入試問題を結構扱いますのでお楽しみに☆
人数が多くなってきているので、宿題をオンラインで提出してもらって添削してオンラインで返却するのもかなり時間がかかってきています。
学校の授業進度より少し先をやっていますので、宿題の添削をすると生徒の理解度をチェックすることができます。 そもそも授業をちゃんと理解しているのか、授業での伝え方をもう少し工夫しないといけないなぁとか色々分かります。
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現在、リード予備校では、全校舎対象でオンライン物理・化学・国語の授業を実施しています。
国語は、東大卒の田辺先生、
物理は、慶應義塾大卒のM先生
化学は、私佳山です
化学のオンライン授業で分からないところは、佳山直通でオンライン質問ができますので、みなさん利用してください☆
Norweigian forestcat
d5600
2020/07/25
こんにちは、リード予備校の佳山です。
2年生の11月の進研模試で数学1位で、総合でも最上位レベルの生徒がリード予備校に入ってきました。
物理と化学もかなりできますので、苦手な英語と国語の補強をする予定です。
また、岐阜北高3の生徒も6名以上どっと入ってきてくれました。 学年1桁順位をとってかなり難関大を志望している生徒もいるようです。
添削はどこの大学であれ大変ですが、難関大はさらに大変な気が。。。
ちなみに、忠節校の高3生は募集停止となりました! 高1・2は募集しております。
2020/07/25
こんにちは、リード予備校の佳山です。
大垣駅前校舎の土曜日の自習室
大垣北高1の生徒がお昼から自習をしています。定期考査終わったばっかりですが。
今回の大垣北高1生の定期考査学年順位で、上位者はほぼ全員、
コロナ禍の中、毎日オンライン自習室に参加していた生徒です。 3月、4月、5月とほぼ毎日、オンライン自習室に参加してコツコツ勉強していました。
私からすると、毎日参加して、やることなくなるんではないかと心配するくらいでした。
実際にオンライン自習室に参加していた日数と成績順位の相関係数を計算はしておりませんが、ほぼ1に近い正の相関関係となります。
相関係数は、因果関係が分からないんので、「成績が良いからオンライン自習室に参加して勉強していた」のか「オンライン自習室に参加して勉強していたから成績が良いのか」がはっきり分かりません。また、その間にもいろいろな要因もありますし。
ただ、今回で成績上位をとれた生徒は、かなり自信がついたのではないかと。 定期考査終わっても、コツコツ毎日勉強しています☆
現在もオンライン自習室は継続しておりまして(自習室開放後、利用者はかなり少なくなりましたが)
平日 19:00~21:30
土日 9:00~12:00
是非利用してください☆
2020/07/21
こんにちは、リード予備校の佳山です。
講師列伝11、今回は私です!
『講師列伝11』
リード予備校 数学科・理科科 佳山 満宏
担当校舎:忠節校、大垣駅前校
出身大学:大阪大学(学士)、京都大学(修士) 理学修士
専攻:分子生物学
略歴:大学院卒業後、製薬会社で新規医薬品の研究開発に従事、その後教育業界に
プロに作ってもらった、ビックリマンシール風のキャラクター。
横にいるのは、ノルウェージャンフォレストキャットのすずちゃんです。
最近のすずちゃんの写真も
このプリズムシールの私は、どっからどうみても、50歳手前の感じですが、現在39歳です。いつも年上に見られます。
大学の時は同期から「兄さん」、就職してからは先輩社員からも「部長」と呼ばれていました。 新卒で入った会社で、先輩社員から「どちらの会社から来られたんですか?」と言われるほどです。
さて、大学院時代の専攻のお話を少し
修士論文は、caspase-8の新規機能の解析です。caspase-8はアポトーシスを引き起こす開始因子タンパク質ですが、プログラムされた細胞死のアポトーシス以外に、新たな機能があると予想されていました。細胞死とは反対の細胞のグロース(成長)です。 分子生物学的手法を用いて、caspase-8をm-RNAの段階でノックダウンさせる、sh-RNA技術を用いますと、細胞の成長が止まりました。 caspase-8はプロテアーゼ活性を持ちますので、sh-RNAでノックダウンさせた状態で、プロテアーゼ活性をもつcaspase-8を強制的に発現(違う種のcaspase-8)、プロテアーゼ活性をもたないミュータントタンパク質のcaspase-8を発現させると、プロテアーゼ活性を持つ場合のみ細胞の成長が回復しました。 その後DNAマイクロアッセイなどを用いてcaspase-8ノックダウン時のmRNAの発言量を調べると、ROS(reactive oxygen spieces)いわゆる活性酸素の蓄積が関与している予想がたち、ROS スカベンジャーを投与すると細胞成長が回復するなど発見しました。
shRNAやCSミュータントタンパク質の強制的な発現は、DNAを合成して、HIVウィルスを改編したレンチウィルスを用いるなど、当時の最先端技術を用いて研究していましたので、かなり刺激的な日々を送っていたように思います。
担当教授からは、修士論文を作成したときに、あと少しで査読付きの論文だせそうなので、会社努めしながら論文を仕上げてみるかと提案してもらいましたが、先輩に託して論文として世にでました。
分子生物学の世界では、査読付きの論文を1本だすのに、大学院5年の研究では時間がたらず6年、7年と時間がかかります。 研究テーマが良いこともあり、修士2年で論文手前まで進められたことは、いい経験をしたと思います。
奨学金返済の教授会では、ある准教授が、博士後期課程に進む人を優先して免除するんではなく、修士2年間の研究内容で判断をすべきだと、私の修士論文で会議が紛糾したそうです。私は修士2年で博士課程には進まず就職することが決まっていたので、おそらく奨学金免除はないなと思っていましたが、内容を認めてくれたんだと感謝しております。ただ、奨学金は免除になりませんでしたが。笑
朝の6時に研究室に行き、レンチウィルスを作成し、PCR、タンパク質の発現量チェック(ウェスタンブロッディング法)、培養細胞の継代などなど、夜中まで実験することもありました。 京大にはかなり賢い人たちがいますが、この分子生物学の世界は、論理的思考で狙いをつけて実験することが求められます。狙いが間違っていますと、半年1年2年と結果が結びつかないことになりますので、運も必要となってきますが。 成功した人もいますし、実験テーマがとん挫して苦しんでいる人もたくさん見てきました。 研究で身をたてる世界は、最先端の叡智と最先端を解明している自負を得ることはできますが、なかなかのサバイバルな世界でもあります。
今振り返って、博士後期課程(博士号の取得)を目指す道に進むことを考えますと、憧れと不安でなんともいえませんね。笑
高校時代は、物理と化学をやっていて、物理が得意でしたが、生命現象の解明をしたいと思い大学院では分子生物学の道を選びました。 将来、どの学部がいいか迷っていたら、ご相談ください。 現在、リード予備校では、オンラインサービスを拡充しているので、他校舎の生徒でも進路相談などもできますので☆
2020/07/14
こんばんは、リード予備校の佳山です。
リード予備校の数学のスペシャリスト、前回の菊地先生に続きまして、今橋先生の紹介です☆
この数学を教えている時の笑顔から数学好きが分かりますね☆
リード予備校 数学科 今橋 明宏
担当校舎:関校舎、忠節校
出身大学:名古屋大学 理学部 数理学科
名古屋大学大学院 多元数理科学研究科 数理学修士
専攻 可換環論(かかんかんろん)(commutative ring theory)
今橋先生よりコメント
前に登場した菊地先生の専門である「代数的位相幾何学」は,実は私も学部4年の頃にかじりました。「代数的位相幾何学」も「代数学」も,学部2年次や3年次の講義に触発されて興味を持ちました。理論そのものの魅力だけでなく,緻密に解説をされる先生方の姿にも感銘を受けたのです。
現在の私の数学の授業は,当時のその先生方の講義を目指しているような気もします。自習も重要ですが,ノートを取りつつ先生の話を聴く方が(特に数学では)圧倒的に効率がよいですし,誰がどんな語り方をするかはその後の勉強のモチベーションをも左右します。ましてや高校3年間の中で,お世話になる数学の先生なんて10人もいないでしょうから,私自身の責任も重大なのではと感じつつ,毎日,毎年,伝え方を工夫しながら教えています。
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数学のスペシャリスト今橋先生の専攻に興味があると思いますので、専攻内容「可換環論」の紹介。気合いれて読まないと何も内容が入ってきません。w
「代数学」という数学の太い幹から枝分かれした「可換な環を論じる」分野です。
「環」とは,加法(+)・減法(-)・乗法(×)が適切に定義された集合のことを言います。整数を集めた整数環,x^2+x+2などの多項式を集めた多項式環が代表例です。除法(÷)が定義されている必要なく,例えば整数環や多項式環において除法はできません。9÷2=4.5は整数ではないので。
しかし「9を2で割ると4余り1」のような“割り算”は考えられます。高2生は分かると思いますが,多項式環においても同様の“割り算”が可能です。他にも,倍数,約数,最大公約数,素因数分解など,整数環と多項式環には似た概念が存在します。
「加・減・乗」という抽象的な原理原則だけに注目し,似たものを集める,または違いを分析する。これはまさに数学の基本的な精神です。「代数学」ではこの精神が特に顕著であり,個人的には「これぞ数学」と思っています。
可換環論が太く育ち始めた20世紀初頭から研究されている環のクラスに「行列式環(determinantal rings)」というものがあります(ある複雑な条件で計算規則を定めた多項式環だと思って下さい)。一方「F正則性(F-regularity)」とは,(“割り算”ができる,素因数分解ができる,のような)環がもつ性質の一つで,30年前に研究が始まった大変新しい概念です。「どんな行列式環もすべてF正則である」ことが実は知られているのですが,既存の証明は現代の最先端の技術を駆使する大変難解なものでした。そこで,100年前の「原始的」な道具,ASL構造を用いてもっと簡単な証明を考えようというのが,私の修士論文のテーマです。
ひたすら具体例を計算していたある日,抽象論だけでは見えなかった対称性(本当は「双対性」という)に気付き,それを厳密な形に表現することで,F正則性の証明を完成させました。証明は先人の結果の言葉遣いを変えた上書きに過ぎませんが,証明の手掛かりとして利用した「対称性の厳密な表現方法」はまだ世に知られていない私独自の成果(定理)だったらしいです。
修士時代に専攻する分野で貢献したことは素晴らしいですね☆ さすがです! 修士の2年だけではなかなかそこまでいかない人がほとんどですが。
今橋先生は、お盆特訓でも担当しますので、まだ受けたことがない人は是非どうぞ☆
高1・2・3の講座を1つずつ担当します☆ 私ならとりますね☆