高等部ブログ
2024キャリア教育1回目 かなりの高評価
2024/05/15
こんにちは、リード予備校の佳山です。
先日、5月12日にキャリア教育第1回目を実施しました。
このキャリア教育は5年目を迎えまして、内容を毎年グレードアップさせています。
昨年から、保護者様も参加可能としておりまして、昨年の出席率は50%でしたが、今年は70%を超える保護者様が参加してくれています。 保護者様、参加いただきありがとうございます。
第1回目は進路選択の話で、色々な内容を盛り込みました。
形式はZOOMオンラインで、生徒・保護者様ともにご自宅から参加いただいております。
久々のキャリア教育でかつ、保護者様の参加も多そうだったので、ちょっと緊張しまして、若干滑ってるかなぁと思っていましたが、
参加者の評価は
感想用紙を100枚ぐらいしか回収できていないので、正確ではありませんが、ほぼほぼこの数値になると思います。
生徒はしっかり感想を書いてくれまして、皆さん『将来の進路〜「好き」と「給与の多さ」』と『学歴の経済的効用』の内容が面白かったようです。
「自分がその職を天職と思っていることと、その仕事で自分がレベルアップできるかは話が別という事実に驚いた。今では自分にぴったりなこと、合っていそうなことは何かという視点に重点を置いてきたが、その視点にこだわりすぎるのも良くないのかなと思った。視野が広がった。大学に行く理由を根拠をもとに示して下さりとても参考になった。」 生徒
「好きだからではなく、情熱は後から付いてくるものであったり、給料が良いだけでは幸せに慣れるとは限らないことなど、自分の考えが大きく変わった。今、僕は夢がないし、大学も文理選択もできないので、たくさん調べたい。」生徒
「好きな仕事に就けば幸せだと思っていましたが、関心のある仕事を続けるうちに幸福度が高まるというお話を聞き、なるほど!と納得しました。」保護者
「将来やりたいことがたくさんあってなかなか決まらないことは悪いことではないという話を聞き、安心することができました。今後、様々な学問の世界を知る中で、自分が本当にやりたいことをよく考えて決めたいです。」生徒
「職業研究というキーワードを初めて知りました。分かりやすく今後の進路選択に活かせる知識をありがとうございました。」保護者
「本人は進む道が決めきれずにいるようだが、「好きだから」ではなく「興味・関心の持てる分野」で選ぶという考えが腑に落ちた。考える糸口を与えていただきありがとうございました。」保護者
全てを紹介しきれないほど、皆さん感想を書いてくれました。
塾・予備校でキャリア教育を実施しているところは少ないです。あったとしても、何かの教材サービスを使用しているところがほとんどです。リードも以前は他社のサービスを利用しておりましたが、現在はほぼオリジナルで作成しています。
なぜやろうと思ったのかですが、
基本的に学校でも塾・予備校でも勉強の仕方や入試問題の解き方を教えることはあっても、勉強したその先や進路選択に関して教えることはほとんどありません。私が高校生だった時もそうでした。 個人的に強く思っていることですが、勉強する意義や意味、そしてどのようにキャリアを選択すべきかを教えることが、高校生にとって一番大事だと思っています。
キャリア選択は教えることが本当に難しい。 まだまだ手探りですが、将来、このプログラムを受けて良かったと思われるように頑張りたいと思います。
次回の2回目からは、かなり面白い内容を扱います。「無意識とモチベーション」、これ聞いたら皆さんびっくりすると思います!! キャリアから少し離れますが、モチベーション維持の仕方を学ぶこともキャリア選択と同等に大切だと思います。
キャリア教育は自宅から実施しておりまして
1部屋がほぼこれ専用になっています。