高等部ブログ
重金属 鉄のインパクト@リード予備校
2023/08/10
こんにちは、リード予備校の佳山です。
生徒の志望理由書の打ち合わせで、読む必要になった、中公新書の「重金属のはなし」を読んでいます。
この本、かなり面白いです☆ 重金属がいかにヒトの文明に関わってきているか、テクノロジーの発展とともに環境問題にも大きなインパクトを与えています。 この本を読むと重金属に関わる今後の社会問題を俯瞰できます。
そもそも重金属の定義とは
比重が4以上の金属が重金属、4以下のものが軽金属と分けられるようです。比重とは、同体積の摂氏4度の水の質量の何倍に相当するかをを示す比です。重金属の金は比重19、鉄は約7.9、チタン4.5、バナジウム6.1、クロム7.1、マンガン7.47などなど。
ヒトの文明の発展とともに、銅の精錬(青銅)、鉄の精錬と進んでいき、現在では多種多様な金属の精錬が行われています。
この本にも書かれていますが、鉄の精錬ができるようになったことが、文明のターニングポイントでかなり大きなインパクトを与えました。
みなさん、この本は読んだことがありますか?
ジャレッド・ダイアモンド博士の「銃・病原菌・鉄」
この本でも鉄の精錬技術の誕生がいかに世界を大きく変えたかが描かれています。是非読んで見てください☆