高等部ブログ
新高2生の挑戦@忠節校
2022/03/06
こんにちは、リード予備校の佳山です。
岐阜高の新高2生が挑戦します。
名古屋大学教養教育院「基礎セミナー」に参加します。 いわゆる公開講座や高校生向けセミナーではなく、ガチの授業参加です。
名古屋大学の大学1年生と一緒に授業に参加します。4月から8月まで特定の曜日に、高校の授業が終わり次第、名古屋大学に移動して16:30から18:00まで授業を受けます。
座学ではなく、積極参加を求められます。全15回の授業で座学要素は3回で、実験見学1回、残り11回は発表・討論です。 これに参加して発表もしっかり行いますと、名古屋大学の単位、2単位が授与されます(名古屋大学入学後に、2単位がついてきます)。
これに参加したいと2月くらいに相談してくれまして、色々な講座があったんですが、生徒と一緒に見て決めました
ナノカーボン研究 カーボンナノチューブの講座
参加は1名までなので狭き門でしたが、選ばれました☆
生徒から「先生、講座に参加できることになりました。まず、何の準備からしたらいいですか?」と相談ありましたので
新高2生は化学をまだやっていません。教科書を読んでおくのも手ですが、いきなり教科書の有機分野を読むのは大変なので、
一番優しくて分かりやすい有機化学の参考書を薦めました。早速購入して読むそうです☆
これに参加する生徒は、とても優秀でして、名古屋大学と言わずに阪大とか京大を目指しても良いと思える成績をとっています☆
高2の夏までにこのような経験を積むことはとても良いことで、将来やってみたい・興味を持てる分野を明確にして、受験勉強に取り組むことになると思います。
佳山:「なぜこの講座に申し込もうと思ったの?」
生徒:「先生がやってくれているキャリア教育の授業を受けて、こんな活動した方がいいと思って」
と言ってくれました。私が担当する金曜日のキャリア教育プログラムに参加しつつ、オンラインでの高1物理の授業も参加してくれていましたので、あと私直通のオンライン質問にも質問してくれていました。 いい影響を与えられたと思いつつ、これは全力でバックアップする必要があるなと責任も感じておりまして、私も準備しないといけないなと。笑
この講座のメインは、文献調査とプレゼンテーション、そして討論です。
大学1年生もこの手の作業は未経験なので、ハンデはないと思いますが、文献調査とプレゼン、討論はこちらでもバックアップしたいと思います。
最近は、SCIENCEとかNATUREの文献を読んで生徒セミナーをしている時に、かなり効率の良い文献調査方法を見つけました。岐阜大学の医学部5年生や6年生に教えると、めちゃくちゃ喜んでいたので、おそらく役に立つかと。
私の大学院時代の専攻は、分子生物学だったので、ナノカーボンについては、専門ではありません。まずは一般書から読み込んでいきたいと思います。