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慶応SFC合格/リード通信Vol.17 バックナンバー

2024/02/27

こんにちは。忠節校舎で英語を担当している高橋です。

 

 

高3生は前期受験を終えて、中期や後期に向けて本当のラストスパートをかけているところですが、、、

 

 

そんな中、昨日慶応大学SFC(湘南藤沢キャンパス)の合格発表がありまして、忠節校舎のO君が第一志望だった総合政策学部と環境情報学部の両方に見事合格しました!

 

 

これらの学部は入学試験にトンデモナイ分量の小論文を課すことで有名です。

 

 

しかも、O君は「とにかく国語が苦手」(←本人弁)で、なおかつ小論文の本格的な準備は共通テスト後でした。

 

 

しかし、共通テストが終わってからは怒涛の対策を開始。最初は書いてくれたもの全ボツで、全部書き直しを指示するところからのスタートでしたが、彼の得意なスポーツで培ったであろう持ち前のパワーで過去問もとにかくやりまくり、見事合格を手にしてくれました。

 

 

私自身、SFCの小論文添削は今回初めての経験でした。過去に慶応文学部の小論文の添削は担当したことがあり、「慶応なんて楽勝じゃん」と思っていたのですが、その自信(過信)は今回見事に打ち砕かれ、難問の連続には本当に四苦八苦しました。添削する側がそんな状態ですから(笑)、O君はきっともっと大変だっただろうと想像します。

 

 

O君の1カ月そこそこの成長はすさまじいものがありました。

 

でも今回は自分も本当に成長できました。O君には感謝です。

 

 

慶応SFCを目指す人はぜひ忠節校舎に来て下さい。合格の保証はできませんが、スパルタでしごいて差し上げることだけは保証します(笑)。

 

 

さて、サボりにサボりまくっていたリード通信のバックナンバーを1つアップしておきます。ちょうど1年前の記事です。情報は当時のままですのでご注意ください。

 

高橋

 

※※※※※

 

忠節校限定! リード通信Vol. 17 (2023年3月号)

(なるべく)毎月1日送信。ただしいつまで続くかは??

 

1、今月の予定(省略)

 

2、今月のお話

 

今回は「進路」について、個人的に思うことをつれづれなるままに書いてみようと思います。

 

高校生の皆さんに伝えたいのは、将来の進路を今から決めるのは非常に難しい、ということです。

 

私は子どものときから旅行が大好きで、「大人になったら旅行会社で働く」と決めていました。まさか英語を教えるようになるとは当時は想像すらできませんでした。

 

しかし、大学進学後に教育の方面にも興味を持ち始め、帰国後は主に「旅行業界」と「教育業界」の2つに絞って就職活動をしました。

 

どちらの業界の会社からも内定はいくつか頂きましたが、結局塾の方を選択しました。

 

その理由の1つ目は、大学生の夏休みにカナダのリゾート地でバスガイドのバイトをして、ほんの少しではありますが旅行業界の仕事は経験したので、次は別のことをやりたいと考えたからです。

 

2つ目の理由は、旅行会社の初任給があまりにも低かったことです。塾と旅行会社の初任給にはだいたい5万円の差がありました。他と比べて塾が高かったのではなく、旅行会社が低すぎました。(要は金に釣られた訳です(笑)。)

 

要は、私は高校時代に思い描いていたキャリアとは全然違うキャリアを歩んでいる、ということです。

 

私の友人にも、CGアーティストとして映画や企業のCMの制作をしている友人がいますが、彼はなんと大阪大学の薬学部を出ています。

 

彼は一旦薬剤師になったものの、仕事がつまらないと感じるようになり、一念発起してアメリカでCGを学び、現在はその分野の第一線で活躍しています。

 

他にも、高校の英語の先生を6年やった後、留学を経て現在は国連関連の機関で働いている方もいます。

 

しかし彼らは高校時代にはまさか自分が映画製作をやったり、国連機関で働くとは思っていなかったはずです。

 

あなたが将来どんな意思決定をするか、今のあなたには知るすべはありません。

 

大事なのは、将来どんな決断をしても良いように、そしてどのようなチャンスが転がって来ても良いように、今しっかり準備しておくことです。

 

それこそが勉強する意義だと思います。

高橋

 

※※※※※

 

3、田辺の一冊 田辺の独断と偏見で本を紹介します。

 

福田恆存『人間・この劇的なるもの』
福田恆存は2回目ですが、京都大学の入試問題に福田恆存が「演戯」について書いた文章がでていたので触発されて書きます。

物語のなかの悲劇的な人物にあこがれる気持ちをもったことはないでしょうか。

 

懸命に生きて、そして運命に導かれるように破滅する。

 

そこには美しさを感じることもあるでしょう。

福田は人間は自身の生活を劇化したいのだと言います。
「私たちが真に求めてゐるものは自由ではない。

 

私たちが欲するのは、事が起こるべくして起つてゐるといふことだ。

 

そして、そのなかに登場して一定の役割をつとめ、なさねばならぬことをしてゐるといふ実感だ。

 

なにをしてもよく、なんでもできる状態など、私たちは欲してはゐない。」

 

「生きがひとは、必然性のうちに生きてゐるといふ実感から生じる。」

これは私にとってはかなり衝撃的なことばでした。

 

人間の幸福とは何か、人は自己の宿命を感じる生き方をしたいのだと。

 

「現代人は自由そのものを求める。なにかをしたいための自由ではなく、なにかをしないための自由を。」

これも自分に突き刺さることばです。

 

現実の人生においては宿命を感じる、そんな経験はなかなかできません。

 

日常の繰り返しではなかなか生きがいは得られない。

 

どうすればよいのか。

福田は儀式や祭日は日常生活を停止し、劇を演出するものだといいます。
「私たちは儀式なくしては、またその世俗化したものとしての習俗なくしては生きられないのである。」

 

「儀式は~いわば劇的行動の場を、現実の生活のなかにもたらす」
人間が、様々な季節の行事や儀式を生み出してきたことには意味があるのだと。

そして、
「生の終りに死を位置づけえぬいかなる思想も、人間に幸福をもたらしえぬであらう。

 

死において生の完結を考えぬ思想は、所詮、浅薄な個人主義に終わるのだ。」

 

個人の生を重視し、死を悪として遠ざけようとしすぎることが、

 

かえって人を幸福から遠ざけているのではないかと批判しています。

 

ここはなかなか消化しきれていないところですので、個人的な今後の課題です。

 

発表された1955年よりも現在は豊かにはなりました。

 

が、福田の言うことからすると幸福に生きる事は難しくなっているといえるでしょう。

 

この本の価値はより増してきていると思います

 

文庫本で500円、薄い本ですが繰り返し読む価値のある本です。

 

みなさんも自分の生き方について悩むことがあれば、読んでみてください。

 

 

※※※※※

 

4、おまけ(高橋の世界各国つれづれ訪問記)

 

高橋が過去に訪れた国を紹介するコーナーです。読んでも特に何の役にも立たないので読みたい人だけどうぞ(笑)。第17回はチリです!

 

首都:サンティアゴ(人口約560万人)

面積:約757,000-平方キロ(日本の約2倍)

人口:約1,920万人

一言メモ:東西の長さ約170km、南北の長さ約4,300kmで世界一細長い国。ちなみにモアイで有名なご存知イースター島も実はチリ領です。(ただし、本土からは3,800km離れています。)

 

 

チリで印象に残っているのは、まずはパタゴニア地方にあるトーレス・デル・パイネ国立公園です。チリが世界に誇る国立公園であり、2,800m級巨岩の3連タワーが圧巻です。

 

もう一つは、自転車旅行ならではの出会いです。

 

首都サンティアゴから国道5号線を800kmほど南に向かった後、アルゼンチンに抜けるためにショートカットルートを自転車で走っていたときのこと。

 

道はガタガタの未舗装路であちこちにわだちがあり、すぐにハンドルを取られます。何回か転倒し、その度に(誰も聞いていないことを良いことに(笑))チリやチリ人の悪口を思いっきり叫びながら走っていました。

 

小さな建物の庭に大人が1人と子どもが何人かいたので、道を聞くためにその大人に声をかけてみました。

 

そこは学校で、大人はルイスという若い(多分新任の)先生で、子どもたちは彼の生徒でした。

 

こちらは自分の目的地にたどり着くためにはこの道で合っているかどうかを聞きたいだけだったのですが、多少英語を話す彼がいろいろ聞いてきたので、そのまま成り行きで教室に案内され、生徒たちにも自己紹介をすることになりました。

 

その学校は教室1つだけ。先生も1人だけ。全校生徒7名(男子6名、女子1名)という学校でした。

 

ルイスの通訳を通して自己紹介をし、その後生徒一人一人の名前を(テキトーに)漢字で黒板に書いてあげると、彼らは喜んでそれを自分のノートに写していました。

 

その後生徒からのリクエストで日本の歌を歌ったり、逆にこちらからリクエストして彼らにチリの歌を歌ってもらったりしました。

 

ほんの30分ほどの交流でしたが、旅行を終えたずっと後になっても覚えているのはこんなちょっとした出会いだったりします。

 

 

さらに

詳しく知りたい方はコチラから!

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