高等部ブログ
志望校選びもサポート@忠節校
2024/04/26
こんにちは。忠節校の日比野です。
昨日より忠節校は月例面談期間に入りました。
忠節校では月例面談に加えて希望制の面談も実施しており、多い生徒さんだと年間で15回以上二者面談をします。
各時期によって月例面談のテーマを決めています。
この4月の月例面談テーマは「志望校を『本当にちゃんと』決定しよう」です。
いよいよ名実ともに大学受験生となり受験勉強のスタートダッシュを切っていますが、案外志望校をなんとなく決めている生徒さんも多かったりします。
昨日月例面談をしたKさん(岐阜高校)は、
日比野:「Kさんは名古屋大学の建築系学科を志望しているけど、なんで名古屋大学にしたの??」
Kさん:「え、なんとなくで、別に他の大学を見て決めたわけではないです」
みたいな感じでした。
そもそも、日本には795もの大学があり、学部で換算すると4000個くらい選択肢があります。
ただでさえ受験勉強で忙しいなか大学を自分の力だけで調べあげるのには限界があり、ここをサポートするのが僕の仕事です。
まずは自分が学びたいこと・将来やりたいことにミスマッチが無いかを一緒に確認します。
上のような情報がまとまっているものを生徒さんに渡し「面談までに読んできてやりたいことピックアップしておいてね~」と伝えます。
Kさんの場合は防災系や街づくり系ではなく建物の設計、特にデザイン系をやりたいとのことでした。
そして実際の面談では「せっかく受験勉強を頑張るんだから旧帝大レベルを目指したいよね」と話して、
例えばで九州大学の芸術工学部のホームページを一緒に見ました。
※九州大学芸術工学部はもともと九州芸術工科大学という大学で、九州大学と統合しました。
芸術という名前がついているだけあってホームページに登場する学生さんもなんとなくファッショナブルな印象があります。
(下の「ホーム」をタップすると九州大学芸術工学部のホームページに飛びます)
日比野:「九州大学芸術工学部は~~(上のような話をする)だけど、どう??」
Kさん:「めっちゃおもしろそうです!」
Kさんも食いついてくれました☆
もちろん、この月例面談だけで志望校を決定するわけではなく、他にも候補を伝えて5月の初めにもう一度志望校決定の面談をすることになりました。
GWに入るまでには志望校を決めて走り出したいと思っています。
僕自身は、名古屋大学文学部哲学専攻を卒業しています。
高校時代の倫理という科目が本当に面白く、大学に入ったら哲学を専攻するんだ!と意気込んで名古屋大学に入学しました。
哲学という学問は本当に奥深く難解で、大学時代に(ほんの端くれではあるけれど)哲学に触れられてよかったなあとは思っています。
ただそれと同時に、もうちょっと他の学問も見比べたうえで哲学の道に進みたかったなあとも思っています。
そんな経験があるので忠節校の生徒さんにはせめて色々な学部と大学を見比べたうえで卒業していってほしいと考えています。
また、塾を探していらっしゃるご家庭の面談を担当すると時々、
「志望校選びもやってくれますか??」
とご相談を受けます。
むしろ僕のいちばんの仕事はそこです。
まだまだ「塾のスタッフ=授業をする」という印象があるんだなと感じています。
ぜひ志望校や将来のことを本気で考えたい生徒さんは僕まで声をかけてください☆
リード予備校・河合塾マナビス忠節校 日比野仁哉