高等部ブログ
学ぶ意義を求めるならこれを読もう@リード予備校
2023/07/15
こんにちは、リード予備校の佳山です。
「エデュケーション 大学は私の人生を変えた」早川書房 タラ・ウェストーバー
本書より引用
一九八六年、アイホダ州クリフトンでモルモン教サバイリストの両親のもと、七人兄弟の末っ子として生まれ育ったタラは、物心ついたときから父親の思想が強く反映された生活を送っていた。両親は科学や医療を否定し、民間療法を盲信し、陰謀史観に基づく偏った思想を盾に政府を目の敵にし、子供たちを公立校に通わせなかった。その独特な生き方を子どもたちにも強制し、正しいと信じ込ませた。社会から孤立したようなその暮らしは、質素で、時に荒唐無稽だった。
信じがたい環境で育った彼女を救ったのは教育で、この自叙伝を出版した時にはハーバード大学大学院上級研究員でした。
世界で800万部も売れたそうです。 今まで知らなかったです・・・
将来やりたいことがあるから大学へ行く、お金に困りたくないから大学へ行く、なんとなく大学へ行く、人それぞれで色々な理由があります。本書の著者が育った社会から孤立した家庭環境で、幼い頃から教育を受けていなかった彼女が、教育の何に魅せられて学んだのか。そして大学で学び続け研究活動をするモチベーションは何なのか。自叙伝なので彼女の生活を追体験しつつ、学ぶ意義を少しでも見つけられたらいいなと思い読んでいます。
高校生のみなさん(高3は除く)も、夏お時間あったら本書を読んでみてはいかがですか☆