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名大医医推薦対策の1コマ/リード通信Vol.18バックナンバー

こんにちは。忠節校舎の高橋です。

最近、土屋先生が怒涛のごとく記事をアップしていますので(笑)、それに触発されて私もたまには上げていこうかと思います。

 

前回、私が記事をアップしたのは去年の2月27日でした。ほぼ1年ぶりの更新です、、、。

 

※※※※※※※※※※

 

名大医学部医学科の推薦は、共通テスト以外に書類審査、英語の文章をベースにした口頭試問、面接、プレゼンテーションがあります。

 

プレゼンテーションは3つのテーマから1つを選択して20分で内容を考えて10分で発表する、というものです。

 

今日、名大医学部医学科の推薦を受験する生徒にプレゼンの練習をしてもらいました。

 

 

土屋、田辺、今橋の重鎮3名が見守ります。(さらにその背後に高橋がいます。)

生徒1人に対して、先生4人。彼女はきっとめちゃくちゃ緊張したでしょう(笑)。

 

 

プレゼンのテーマは、「薬Aが人間の寿命に効果があることを誰もが納得するための研究アプローチ」についてでした。(テーマは過去問から高橋がピックアップしています。)

 

中々難しいテーマなので、彼女は少し苦労していましたが、ちゃんとやりきってくれました。

 

また来週、様々な対策をして万全の状態で本番に臨んでもらおうと思っています。

 

 

※※※※※※※※※※

 

忠節校舎独自の取り組みとして、毎月「リード通信」というものを発行しています。

 

忠節校舎の皆さんには本日2月号「No. 40」を送りました。

 

このリード通信、生徒の皆さんに向けて書いているのですが、生徒からの反応は全くと言っていいほどありません(笑)。

 

その代わり、3者面談などで保護者様からは「毎回読んでいます。楽しみにしています。」と言ってくれる方がいて、それが続けるモチベーションになっています。

 

リード通信のコーナーの1つで、私が過去に訪れた国の紹介をしているのですが、とりあえず全ての国の紹介が終わるまでは続けようと思っています。

 

1年前の前回のブログでNo. 17バックナンバーを載せたので、今回はNo. 18を載せておきます。(情報は全て当時のものなので、ご注意ください。)]

 

=========

忠節校限定! リード通信Vol. 18 (2023年4月号)
(なるべく)毎月1日送信。ただしいつまで続くかは??

 

1、今月のお話

 

培養肉というものをご存知でしょうか。

 

培養肉は牛や魚などの肉からとった細胞を、栄養成分が入った液体の中で培養して増やしたものです。代替肉が大豆のたんぱく質などを加工して作るあくまで「肉の代わり」であるのに対し、培養肉は本物の肉と同じ細胞でできています。

 

現在、代替肉は広く流通していますが、培養肉はほとんど販売されていません。(最近、世界で先駆けてシンガポールが培養肉の販売を認可しました。シンガポールはこの分野のルール整備において世界で主導権を握ろうとしています。(←こういうニュースを聞くたびに「日本って何事も動きが遅いな」と思ってしまいます、、、。)

 

培養肉は世界各地でしのぎを削って研究されています。2013年、イギリスで培養肉で作られたハンバーガーの世界初の試食会が行われました。(このときは1個当たりなんと3,000万円以上のコストがかかったそうです。)

 

培養肉の研究はもちろん日本でも行われています。例えば東京大学の竹内昌治教授は日清食品ホールディングスとの共同研究で、2019年に世界初のサイコロステーキ状の培養肉を作ることに成功し、更には昨年3月に日本で初めて培養牛肉の試食会を行いました。

 

大阪大学の松崎典弥教授は、霜降り牛肉を再現した「培養肉」の開発研究を進めています。(ちなみに、松崎教授は培養肉の生成に3Dプリンターを使用しています。3Dプリンターがこんなところにも使用されている、というのを知って個人的には大いに驚きました。)

 

ご存知の通り、家畜を育てるためには広い土地、大量の飼料や水などを必要とします。さらに、家畜が出すメタンガスなど温室効果ガスの問題も指摘されています。つまり、人間は肉を食べることで地球環境に非常に大きな負荷をかけています。

 

もし仮に「培養肉」が実用化され、肉の細胞を培養して新たな肉を作りだすことができるようになれば、こうした問題が解決される可能性がありますし、将来の食糧危機を防ぐことができるかもしれません。

 

将来はステーキ肉は「工場で生産するもの」になっているのかもしれませんね。

 

※※※※※

 

2、田辺の一冊 田辺の独断と偏見で本を紹介します。

 

菊池寛『忠直卿行状記』

 

菊池寛の出世作ともなった短編小説です。
(菊池寛は文藝春秋の創立者でもあり、日本の言論界において大きな役割を果たしました。芥川賞・直木賞を創ったのも菊池寛です。)

 

この『忠直卿行状記』は、

 

越前藩の藩主である松平忠直は自らが優れた人間であることや、部下からの賞賛や女性からの愛情を信じて疑わなかった。

 

しかし、家臣を集めた槍試合の紅白戦で勝利し得意になっていたときに、家臣が「以前ほど勝ちをお譲りするのに骨が折れなくなった」と話しているのを偶然聞いてしまう。忠直は、自分の持っていた誇りが全て偽りの土台の上にあったのではないかという淋しさを感じ、それ以来、部下の賞賛も全て信じられなくなってしまう。

 

そしてたとえ敵意であっても本音で向き合ってくれる人を求めて、忠直はだんだんと暴虐な振る舞いをするようになっていく・・・・・・

 

という話です。

 

どこまでいっても、人との間に嘘の膜を感じてしまう孤独感がよく伝わってきます。
結局忠直は、身分をはく奪されてしまいますが、その結果落ち着いたおだやかな生活を手に入れます。

 

自分が自分をどうとらえるかという自己像は、他者と交流し社会を見て創り出すものですが、忠直はそれを見失ってしまいました。忠直ほどでなくても、この孤独感はだれもが感じたことのあるものでしょう。誰も相手が本当はどう思っているのかを知ることはできません。

 

人はそれぞれ自分なりの考えをもって生きており、普段はそれですましていますが、それと矛盾するものに直面すると混乱してしまうのでしょう。そのときにうまく自分と社会を測りなおせるかが大事なのだと思います。

 

 

菊池寛には『恩讐の彼方に』『入れ札』『藤十郎の恋』など単純に面白く、人の生き方・感情を鋭敏にとらえた作品が多くあります。

 

文学者からよりも、一般民衆に広く愛されて、多くの人々に読まれた作家です。普段あまり読まない人にも、(言葉遣いや時代状況は古くはなりますが)読みやすく、楽しめるのでおすすめです。

 

※※※※※

 

3、高橋の各国つれづれ訪問記

 

高橋が過去に訪れた国を紹介するコーナーです。読んでも特に何の役にも立たないので読みたい人だけどうぞ(笑)。第18回はスウェーデンです!

 

首都:ストックホルム(北欧最大都市・人口約241万人)
面積:約528,400-平方キロ(日本の約1.2倍)
人口:約1,042万人
一言メモ:首都ストックホルムは「魔女の宅急便」の舞台となった都市。地下鉄アートが有名で、ほとんどの地下鉄駅が趣向を凝らしたアート空間となっており、「世界一長い美術館」と称されている。

 

 

1998年のクリスマスをオランダの大都市アムステルダムで過ごした私は、年末年始は観光客が一人もいなさそうな小さな町で過ごそうと考え、スウェーデン内陸部にあるオンを訪れました。

 

ガイドブックを持たずに旅行をしていた私がオンについて知っていたのは、「そこにユースホステル(若者向けの簡易宿泊施設)がある」ということだけでした。

 

いざ行ってみると、オンは駅前に雑貨屋と食堂&バーがあるだけの人口たった130人ほどの集落でした。(その食堂&バーがユースホステルを兼ねていました。)

 

オンは観光地ではなかったので、宿泊者は(予想通り)私だけでした。

 

「今日は大晦日だから」という理由で宿の主人が家族の夕食に招待してくれたり、年越しはバーに集まった人々と一緒に花火をやってワインで乾杯したり、ということがありました。(花火はあまりのしょぼさに逆に印象に残っています(笑)。)

 

でも一番印象的だったのは、地元の人に教えられて夜に一人で近くの湖を訪れたことです。

 

湖面は氷結していて上を歩くことができました。雪が積もっているため、湖の真ん中に立つと辺り一面真っ白の銀世界。満月だったので、月の光が雪を明るく照らしていて、夜なのに非常に明るかったです。

 

寒かったですが、風は全くなく、完全に無音の世界。まるで時間が止まったかのよう。今この世の中にはこの大自然と自分だけしか存在しないような気がしてきます。

 

こうなると旅人はいろいろな思いがこみ上げてきます(笑)。

 

日本を出てから1年と5カ月。

その間、旅行を楽しみつつも、「お前のやっていることは単なる現実逃避なのではないか」と自問することも多くありました。

 

ふと、「今日こうして一人ぼっちでこの場にいることが今回の旅の目的だったのではないか」と思いました。

 

日本への帰国を決断した瞬間をあえて挙げるなら、このときだったと思います。

 

 

 

さらに

詳しく知りたい方はコチラから!

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