高等部ブログ
テクニウム テクノロジーはどこに向かうのか?@リード図書館
2023/09/13
リード図書館こんにちは、リード予備校の佳山です。
皆さんは「WIRED」という雑誌をご存知でしょうか?
WIREDの創刊編集長のケヴィン・ケリーの著書で「テクニウム」という本を読んでいます。
数万年から数千年にかけて、テクノロジーの進歩は非常にゆっくりで、石斧は100万年以上ほとんど変化が起こりませんでした。そこから色々なテクノロジーが誕生し、それぞれのテクノロジーの進歩のサイクルは早くなりましたが、それでも、水車が一年に一度進歩するや、鉄の強度が十年に一度増すや、遺伝子組み替えのとうもろこしの収穫量が数年で倍になるなどはありません。 しかし、今は違いまして、日進月歩のスピードでテクノロジーが変化しています。 ムーアの法則に代表されるように、集積回路上のトランジスタ数は18ヶ月ごとに2倍になるなどがあります。
今現在を生きている我々であっても正しくテクノロジーの変化を把握できている人はかなり少数なほど、変化の激しい世界に住んでいます。
この本を読んでいるのは、生徒の進路指導のためなんですが、変化の激しい世界に住んでいることを具体例を持って生徒に伝えられるようになると期待しています☆
訳者さんの能力が高いのか、内容は結構難しいんですが、変な言い回しや文体ではなく読みやすいと思います。高校生が読むにはちょっと敷居が高い本なので、大学生になったら読んでみてください!