高等部ブログ
キャリア教育プログラム「エナジード」@リード予備校
2021/09/10
こんばんは、リード予備校の佳山です。
本日は、キャリア教育プログラムのエナジード前期の最終回でした。
本来のエナジードテキストから離れて、今回はリードで用意した「現役合格率爆上げ 国公立推薦入試」の回をお届けしました。 保護者様も参加してくださいと事前に案内しておりまして、オンライン画面越しに見ると、結構な数の保護者様も参加していただきました☆
説明前の事前アンケートでは
推薦入試を受ける予定はありますか?
受ける予定 26.8%
受けない予定 2.4%
分からない 70.7%
説明後のアンケート
推薦入試に挑戦したいですか?
挑戦したい 86.8%
挑戦しない 0%
分からない 13.2%
皆さん、推薦入試は2年後ですが、是非挑戦しましょう!1年生から準備することはしっかり実践していってください☆
今回の総合満足度
満足 75.5%
やや満足 20.8%
どちらでもない 3.8%
不満 0%
今回の回で、冒頭部分に日本の大学入試は世界的に見て大変で、科挙の影響を受けていると話をしました。10年前に読んだ本の紹介をしまして
「科挙」 中公新書 宮崎市定著
金曜日のエナジード授業は、私と東大卒の国語科田辺先生で担当しています。毎回、事前の打ち合わせなしで無茶振りをします。(いつか田辺先生から怒られると思っていますが、事前打ち合わせなしで質問を投げかけてもちゃんと返してくれるところがさすがだなと思っています)
佳山:「田辺先生、1400年前に隋が科挙制度を導入した理由を答えてください」
田辺:「(!?) えーっと、貴族の権力を排除するためですかね」
本書には
「今から千四百年も前の隋代に最初に科挙を行った目的は、これによって全代の世襲的な貴族政治に打撃を与え、天子の独裁権力を確立するにあった」(「科挙」中公新書 P181)
完璧に正解です。さすが田辺先生です! (仕込んでたんじゃないのかと思われる方がいますが、私のことをよく知るスタッフは仕込みがないと断言してくれます!)
日本の大学入試がペーパーテストであることは賛否両論ありますが、機会平等を貫き通していることは誇れることだと思います。 科挙導入の理由に似ていますね。(といっても予備校に通わせるご家庭の経済力に寄る所はありますが)
10月以降から開始されますエナジード後半では、大学にいく目的を明確にする志望理由作成の回もございます!! お楽しみに☆
そして来年度のキャリア教育プログラムは、さらにパワーアップする予定です☆