高等部ブログ
「倫理とは何か」@忠節校
2021/11/10
こんにちは。忠節校の日比野です。
総合型選抜や共通テストを課さない学校推薦型選抜の多くは今月末が試験になります。
多くの大学で面接が課されるので、
忠節校では面接練習をスタッフ総出で行っています。
そのなかで岐阜北高校の生徒と筑波大学の総合型選抜の面接練習を行いました。
面接で聞かれた内容のレポートが河合塾から提供されているのでそれを参考に面接を行うのですが、
筑波大学の総合型選抜では毎年聞かれることが変わっています。
面接というよりは前日に書いた小論文をもとにした教授とのディスカッションのような形式です。
大学のゼミをイメージしている印象を受けました。
この生徒は文学部系を志望しているので、文学部哲学科出身の私と話が膨らみ膨らみ、
「生きる意味とは何か」
「個人的な信念と社会的な規範のバランスを人間はどうやってとっているのか」
「学校教育は個人のためにあるのか社会のためにあるのか」
など話がどんどん脱線していきます笑
議論する中で改めて思ったのが、
学問をすると自分がいかに知らないかを知らされる、ということです。
今受験生はインプットの大部分が終わり、演習に入っています。
演習は今までと違って「自分のできないところをはっきりさせる」勉強なので、
楽しいよりは辛いことが多いです。
もしかしたらこの受験勉強が学問に対する姿勢の土台になっていくのでは、
と勝手に想像しています。
今歯を食いしばって努力を続ければ、5年後10年後に
「あのときがんばって本当によかったなあ」
と絶対に思える時がきます。最後までやりきりましょう。
受験生が勉強しているのに先生が勉強しないわけにはいかんということで、
家で積読になっていた本を引っ張り出してきました。
これから読もうと思います☆
リード予備校・河合塾マナビス忠節校 日比野仁哉