高等部ブログ
高校2年生の三者面談で見えた未来
2025/08/22
高校2年生の三者面談で見えた未来
こんにちは、リード予備校の佳山です。8月中旬から高校2年生を対象に、三者面談を全校舎で実施しています。講師・生徒・保護者で同じテーブルにつき、志望校と学習の道筋を具体的に共有しています。
お盆明けから始まった三者面談の目的
- ① 志望校の確認
- ② 志望校に向けた夏以降のカリキュラム
- ③ 夏以降のサポート体制
全体説明会ではお伝えしきれない部分まで踏み込み、志望校に必要な学力と現状の差、直近の学習計画まで“その生徒さん専用”に落とし込みます。ここでの対話が、講師・生徒・保護者の信頼関係をさらに深めます。
小さい頃の興味が、進路の「納得」に変わる
本日面談したご家庭では、保護者様から小さい頃のお子さまの様子を伺いました。地震や台風、地形の観察に強い関心を持ち、災害時の影響を地図に描いていたそうです。生徒さん自身は覚えていないエピソードも、保護者様の言葉でつながりが見えます。高校1年生の時に実施したキャリア教育で、「計画的偶発生理論(グランボルツ理論)」を紹介した時、
「今まで『夢はありますか?』と聞かれるたびに戸惑っていましたが、今回の話を聞いて救われた気持ちになりました」
と保護者様が感想をくれていましたので、印象に残っていました。このグランボルツ理論は、簡単にいうと夢を無理に持つ必要性はなく、人生で出会う偶発的な出来事を招き寄せる行動をとる方が良いということです。この生徒さんは「夢」はまだ明確にはありませんが、その種になるものはあるようで、小さい頃から興味を抱いていることを、大学・学部・学科に落とし込んでいます。幼少期からの興味と現在の志望の一貫性が確認でき、生徒さんも保護者様も納得感が高まりました。こうした情報共有は、三者面談の大きな価値です。
リード予備校の「2段階カリキュラム」と伴走サポート
高校2年生の9月以降、学習量が段階的に上がる「2段階カリキュラム」を実施。進度に合わせてフィードバック面談の頻度も増やし、学習計画の微調整や推薦入試の準備まで伴走します。今回の生徒さんは成績も良好なため、志望学部で学んだ先のキャリア(就職・研究)まで視野に入れて支援していきます。
進路の可能性が広がる—志望学部から見える将来像
この生徒さんが進路として考えている学部・学科に進学した場合、おそらく修士号まで取得するとして、卒業後の進路で考えられるのは、
- エネルギー・資源:INPEX、石油資源開発(JAPEX)など/地質構造解析・資源探査
- 建設・インフラ・防災:日本工営、応用地質、ゼネコン各社/地盤調査・防災インフラ設計
- 気象・環境・宇宙:気象庁、ウェザーニューズ、研究機関/数値予報モデル・環境評価
- IT・データサイエンス:NTTデータ、富士通、日立など/数値シミュレーション・データ解析
- 公務員・教育・研究:自治体防災、国土地理院、高校教員、大学・研究所
将来像が具体的になるほど、学習の目的意識は高まります。三者で共有することで「学び→進路→社会での活躍」までのストーリーが描けます。
では実際に、この生徒さんが志望している大学の公式公開情報で言いますと、具体的な就職先は
公務員(気象庁、自治体防災)
応用地質、日本工営(建設コンサル)
INPEX、石油資源開発(資源)
NTTデータ、富士通(日立・NECなどの大手IT)
ウェザーニューズ(民間気象)
教員・学芸員(地学・地質分野)
などがありました。 進路先としては、十分ですね。
特にエネルギー・資源の最大手の「INPEX」に就職したら世界を飛び回って活躍してくれそうです。
三者面談で得られるいちばん大切なこと
生徒だけでは語りきれない過去の興味・強みを保護者様が補い、講師がそれを学習計画へと翻訳する——この循環が、安心して挑戦できる環境を生みます。リード予備校はこれからも、信頼関係を土台に生徒さんの可能性に伴走していきます。
関連記事