高等部ブログ
添削指導②/本気で東大を目指すということ⑪
2025/12/22
リード予備校忠節校「あきらかに
わかりますよね?」
「わかりません!
そのあきらかに
わかることを
記述しなさい」
何回このやり取りを
したことか
こんにちは。
リード予備校忠節校の土屋です。
前回までの投稿 ↓
リード予備校忠節校のブログをまとめたものは
前回の添削指導の話の続きです。
大前提ですが、12月現在彼らの書く解答は
非常に良いものになっています。
伝わる文章であり、なかには非常に秀逸だなと
思わせられるようなものだってあります。
ここでの話はあくまで昔話です。

最初の方に出した課題のできは
なかなかのものでした。
「答えが出ているからいいでしょ!」
と言わんばかりの解答、記述でした。
相手に何かを伝えるような文章、
構図になっていませんでした。
何というか
採点者に対して
やさしさを感じない
そんな解答です。
〈解答欄を一旦縦に割りましょう〉
といった基本的なところからの
スタートでした。
添削指導をする際に、
厳しくチェックしている言葉があります。
「自明」
「あらかに」
「同様に」
この言葉、みんな使いたがります。
もちろん適切に使えているときもありますが、
論理の飛躍になってしまっている場合や、
そもそも同様でないなどが見受けられます。
これは個人的な感情ですが
「自明」という言葉は受験生が用いるべき言葉では
ないように感じています。謙虚にいきましょう。
もちろんこれらの言葉を
正しく使えるようになることが
最終目標の一つです。
この添削課題はその練習ですね。
最初の方はこのように無駄であったとしても、
同じことを繰り返し書かせたり、
あきらかにわかることを記述させていました。
そうすることで、
「自明」
「あらかに」
「同様に」
の言葉を使いこなせるようになるのではないのかな
と思い対応しつづけました。
その結果ではないですが、
一緒に添削をしているその今橋先生から
「同様に」の
使い方が秀逸
と評価されるような生徒もいました。
しっかり力がついてきているのかなと思います。
添削を続けてうれしかったことは
生徒達の解答に
ちゃんと相手に伝えようとする姿勢が見える
ようになったことです。
それがあればまずは大丈夫なのかなとも思います。
次回も添削指導の話の予定です。
姿勢や感情論ではなく
少し数学的な話をついて言及したいと思います。























































