高等部ブログ
やる気をつくる環境デザイン。
2025/11/29
こんにちは。各務原校舎校舎長の加藤です。
先日各務原西高校のテスト期間が終わり、3年生が受験に向けての追い込み期間に入ってきました。

各務原校舎では、階段を上って3Fへ向かう途中、いくつもの掲示物が必ず目に入ります。その中にはこんなものがあります。
「準備をしないのは、失敗と後悔をする準備をしてるってこと。」
「未来の君が後悔している。今の君だけがそれを変えられる。未来の過去を、今、変えよう。」
という、胸に刺さるメッセージです。
「後悔」という強い言葉が入り、大人が見てもドキッとする内容ですが、あえて可愛い動物キャラのイラストと組み合わせて掲示しています。
生徒が勉強に本気になるきっかけは様々ですが、中でも大きいのは 「危機感」 です。
とはいえ、教師が真正面から「勉強しなければ後で後悔するぞ」と言うのは、たとえ真実であっても逆効果になりがちです。
そこで各務原校舎では、
「先生に言われたら嫌でも、可愛いキャラに言われたらスッと入る」
という心理を活かし、掲示物を通して“伝えにくい真実”を自然に届けています。

実際に、「このメッセージ、めちゃ刺さりました!」と話してくれる生徒もおり、待ち受けにしようと写真を撮る生徒も出てきています。
その影響か、今年の3年生は例年以上に勉強量も多く、いい緊張感を保てています。
モチベーションを持続させるための“視覚的アプローチ”が、確かに機能していると感じています。
前回各務原校舎のブログでは、カレンダーとシールを使った 「視覚的な進捗管理」 を紹介しました。
各務原校舎ではそれ以外にも塾に来るたびに“気が引き締まる”視覚的な仕掛けを校舎全体にちりばめています。
各務原校舎が掲げるテーマは 「勉強のテーマパーク」。
楽しさと厳しさが共存し、来るたびに前向きな気持ちになる学習空間を追求しています。
これからも、生徒のやる気を高める工夫を取り入れながら、一人ひとりの成長を全力でサポートしていきます。























































