高等部ブログ
理科の対策授業@リード予備校
2021/05/28
こんにちは、リード予備校の佳山です。
各高校が定期考査前ですので、色々な校舎で物理・化学の対策授業をしています☆
ここ2週間で、大垣北高1、大垣北高2、岐阜高2、岐阜北高2、岐山高2、長良高2の授業を担当しました。
理科の対策授業をするときは、教科の階層の話をよくします。
数学の上に物理学、物理学の上に化学、化学の上に生物学
物理現象は数学で記述でき、化学現象は物理学で説明でき、生物学は化学現象の集合という意味です。個人的な見解なので、かなりツッコミ所がありますが。 あくまで簡単なイメージで。
そもそも物理学が扱う自然現象は全然解明できていませんので、化学現象や生命現象がどうして起こっているのか分からないことがたくさんあります。 そもそもなぜ生命が誕生したのか、なぜこの化学反応が起きるのか、なぜ光の速さが最大なのかなど説明できないことだらけです。
唯一、公理や定理から順序立てて説明できる科目は数学のみで、他の科目はその法則が実験で実証されているから確かであるというぐらいなので、不確かさを内包しています。
物理は、ある程度理論があるので理解することが求められますが、化学や生物は理論説明ができるところとできないところがあるので、そういうものだと割り切って覚える作業が入ります。
ざっと教科の階層の話をして、最後に
英語や数学ができるできないに関わらず、理科(特に化学や生物)は全ての生徒にひらけていて、得意にできる科目だと言います。 2年生から本格的に理科の勉強が始まりつつあるので、理科を得意科目にできるかどうかは、この中間テストの勉強が大事だと伝えています。 この話でどれほど多くの生徒がその気になるのかは分かりませんが、一人でも多くの生徒が理科の勉強に身を入れてくれることを願います☆
5月25日に「三体」が発売されました☆
最終章で上下巻に分かれています。 4次元の話が出てきますが、よく授業で3次元に住んでいる生命体は4次元に住んでいるモノを近くできない。2次元に住んでいる生命体がいたとすると、高さの概念がない・平面しか知覚できない。もし仮に3次元に住んでいる生命体は2次元に住んでいる生命体を俯瞰することができるよねと図を書いて説明することがあります。 これを似た話が三体に書いてあったので、我ながらなかなかの雑談レベルだと思いました☆笑
「三体」おすすめです! 是非お読みください。
私と、読書家の瀬田先生、田辺先生は発売日に購入して読んでいます☆