幼・小学部&中学部ブログ
恐竜先生、現る。
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2025/10/17
こんにちは。久しぶりの投稿です!
先日、東山動物園でコモドオオトカゲに遭遇しました。
いや、遭遇というより、じーっと観察されていたのはこっちの方かもしれません。
彼の目は鋭い。
明らかに「お前、何者だ?」という哲学的な問いを投げかけてくる目をしていました。
私は心の中で「塾講師です」と答えましたが、たぶん彼は納得していません。
さて、このコモドオオトカゲ。
インドネシアの島々に生息する世界最大のトカゲで、まるで小型の恐竜のような風貌。
動きはゆっくり。でも、いざとなれば獲物を一撃で仕留める俊敏さを持ち合わせています。
体のサイズも、スピードも、自然界で生き抜く“知恵と技術”の結晶。
そんな彼を見ていて、私はふと思いました。
「これはまさに、できる受験生の姿では?」と。
受験も勉強も、ただ速く解くだけが勝ちではありません。
ときには“待つ”ことも、“狙う”ことも必要です。
基礎をしっかり固め、周囲の状況(=出題傾向)を観察し、チャンス(=得点源の問題)が来たら迷わず仕留める。
そんな勉強ができる人は、たとえ派手でなくても強い。
そして何より、彼は集中力のかたまり。
写真を撮っている私の動きにも、一切動じず、ただじっとこちらを見ていました。
あの集中力を数学のテスト中に発揮できたら、偏差値10くらい跳ね上がるのでは?と本気で思いました。
さらに興味深いのは、コモドオオトカゲの狩りの方法。
彼らは時に、自分の毒で相手を弱らせ、体力を消耗させてから仕留めるそうです。
なんという戦略性…もはや受験の過去問研究では?
「敵(=問題傾向)を知り、時に待ち、確実に取る」
…こうしてまた、塾長は動物園で妙な学びを得てしまいました。
受験勉強に疲れたら、ぜひコモドオオトカゲを思い出してください。
決して急がず、しかし絶対に諦めない。
静かに、でも確実にゴールへ向かう姿勢は、どんなテキストより雄弁です。
それにしても、あの目力…。
あれで「この漢字、書けるのか?」と見つめられたら、みんな必死に書くんじゃないかな。
東山動物園の恐竜先生、また会いに行きます。