高等部ブログ
全統記述模試を校舎で実施しました/全統記述模試からのあれこれ@忠節校
2024/05/14
こんにちは。忠節校の日比野です。
先週の第1回全統共テ模試に引き続き、第1回全統記述模試を校舎で実施しました。
※本当は全員が問題を解いているところを写真に収めたかったのですが、撮影するのを失念していて一部の生徒のみが受験する現代文を解いている様子です…
先週の共テ模試は朝9:00から夜21:00までぶっ通しの超ハードスケジュールでしたが、今回の記述模試は朝9:00から夜17:00までの比較的短めのスケジュールでした。
とはいえ高校生は月曜日~金曜日は学校に通い土曜日も塾で勉強しているので、日曜日の模試も合わせると週7日で休みなく勉強をしています。
大学受験勉強は体力勝負の側面もありますのでしっかりと心身ともに健康かどうかサポートしていきます。
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さて、全統記述模試の標準実施日(5月12日)が過ぎたのである程度模試内容について言及してもいいだろうということで。
国語の大問1現代文では個人的にいまいちばん興味のある内容が取り上げられました。
2024年1月に発行された「世界」(岩波書店)に掲載された、松村圭一郎さんの「人間であることが困難な世界で」です。
ものすごく乱暴にまとめると、「人間は歴史の中で人間をモノとして取り扱ってきたが人間をちゃんと人間として尊重しよう」という内容です。
例えば、コロナ禍の初期。コロナに感染した家庭が地域住民からいじめを受けたこと。
例えば、SNSで誹謗中傷が絶えないこと。
私たちの身の回りでもこれは頻繁に起こっています。
いま、人文科学(哲学・歴史学・文学など…)・社会科学(法学・社会学・経済学など…)問わずに、このトピックについてあらためて考える必要があると感じています。
そんななかで大問1を読み、「これはきちんと読みたい内容だ」と思い、試験官をしながらAmazonでポチりました。
(※Amazon primeに入っているので翌日中には届きます。便利な半面、気軽に購入してしまうので来月のクレカ明細が怖いです…笑笑)
本格的に読書に力を入れていこうと思っているのでまた読んだ感想をシェアします☆
リード予備校・河合塾マナビス忠節校 日比野仁哉