高等部ブログ
岐阜薬科大学の推薦型選抜は忠節校へ②@忠節校
2024/04/22
こんにちは。忠節校の日比野です。
4月3日にポストした「岐阜薬科大学の推薦型選抜は忠節校へ①@忠節校」の続きです。
※①の次にすぐ今回の内容をポストしようと思いましたが、
他に書きたいことが色々発生し気づいたら3週間が経っていました、、、!
忠節校は毎日楽しい出来事が起こる校舎です☆
さて、前回ポストでは忠節校での志望理由書添削の様子をお伝えしました。
志望理由書添削自体はどの学習塾でもやっている(はず)ようなものです。
忠節校の優位性を挙げるとするならば実際に岐阜薬科大学に通っている先輩からアドバイスが受けられる点です。
前回ポストを読んだ学習塾業界関係者・岐阜薬科大学推薦型選抜Aを受験した方は「え??」と思うはずです。
岐阜薬科大学の推薦型選抜Aは例年11月末に実施されます。
その志望理由書を春休みで書き上げてしまうのは、岐阜県内を見回してもなかなかな無いと思います。
私がこの時期から志望理由書をおおかた完成させる理由は2つあります。
※※※※※
① 10月~11月は英語と化学の学力を伸ばすことに専念する
岐阜薬科大学の推薦型Aは英語と化学の筆記試験も課されます。
英語は長文総合問題・英文和訳・和文英訳が幅広く出題され、
内容は医療系の論文や雑誌から出題されるため過去問演習による慣れが必要です。
化学は有機化学や高分子化学など、学校の進度では推薦型選抜Aの直前まで進む単元も出題されます。
夏休み明けから志望理由書を書き始めてしまうと英語と化学の対策がおろそかになり、
「志望理由書は完成したけど学力が伸び切らなかった」という事態に陥ります。
② 残りの高校生活の行動指針を定める
さて、志望理由書という名前がついていますが、近年の推薦型選抜では志望理由を聞かれない傾向にあります。
理由はどの受験生も志望理由をガチガチに固めてくるため差がつきにくくなっているからだと推測しています。
その代わりに聞かれるのは高校生活でがんばったことであったり対策のしようが無い自分の考えなどです。
ここを残りの高校生活での経験から話せるようにするために3年生になる前の春休みに志望理由書に着手しました。
例えば、「将来チームメンバーを率いてリーダーシップを発揮したい」と言っている学生が、
高校時代がんばったことで「黙々と一人で勉強に打ち込みました」と面接で話したら、
面接官からすると「??」です。
志望理由書を書くことで大学で研究したい内容、卒業してからのビジョンの解像度が上がります。
この解像度が高まった状態で高校3年生を過ごすかどうかで面接で話せる内容は変わってくるはずです。
※※※※※
先日、忠節校から岐阜薬科大学A推薦で合格した生徒の合格者インタビュー動画を撮影しました。
この生徒とは夏休みから志望理由書を作成し始めましたがそれでも完成したのは10月末でした。
周りが勉強に打ち込んでいるなか自分だけいわゆる勉強とは違うことに取り組んでいる焦りと、
学校でも課題や予習などの量が増えているなかでさらに志望理由書を書くという負担が大きすぎたことが原因だったと振り返って思っています。
(※合格したから言える話ですが、、、)
そんな彼女からの学びを活かし、
今年度は岐阜薬科大学への受験サポートをブラッシュアップしました。
忠節校が毎年進化を遂げられるよう、日々邁進していきます!
リード予備校・河合塾マナビス忠節校 日比野仁哉