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リード通信第5号(2022年3月)

2023/03/16

こんにちは。忠節校舎で英語を担当している高橋です。

 

 

明日は公立高校入試の合格発表日ですね。

 

新高1の皆さんは、ぜひリード高等部の春期講習に来て下さい。

リード予備校の各校舎にて、「最高」の春期講習を提供できるように各講師がしっかり準備をして皆様をお待ちしています!

 

 

忠節校舎で毎月配信しているリード通信のバックナンバーを掲載します。

今回は第5号、ちょうど1年前のものです。

当時のままですので、情報は変わっている可能性があります。ご注意ください。

 

 

 

忠節校限定! リード通信Vol. 5 (2022年3月号)

(なるべく)毎月1日送信。ただしいつまで続くかは??

 

1、今月のスケジュール(省略)

 

2、今月のお話

リード忠節校のスタッフが持ち回りでいろいろな話をします。今月の担当は高橋です。

 

 

2021年にフェイスブックが社名をメタに変更したことは覚えている方も多いと思います。

 

 

ここでのメタとはメタバースのことで、オンライン上に構築された3Dのデジタル空間を指します。ちなみに、バーチャル・リアリティ(VR)は、メタバースを構築するために必要な技術全般のことです。

 

 

(フェイスブック改め)メタはソーシャル・ネットワーク企業からメタバースで活動する企業に生まれ変わろうとしています。

 

 

メタバースの魅力の1つは「自分の力で世界を変えられる」ことです。

 

 

例えば、現実世界でテーマパークを作ろうとすると一大事業になり、とても一人の力でできるものではありません。しかし、メタバース内での建設なら一人でも(それなりに大変でしょうが)可能です。また、二酸化炭素の排出も現実世界より圧倒的に少なく済むので、エコでもあります。

 

 

利用者もわざわざ出かけることなく、友達と一緒に「ジェットコースターに乗ったり」できるわけです。(もちろん、それだけの「体験」が本当にできるようになるまでには、VRの技術開発が相当進まないといけませんが。特に風圧とか振動とかの「触覚に関する技術」は相当進歩する必要があります。)

 

 

メタバースは数年後には市場規模が1兆ドルになるという予測もあります。これはざっくり言って日本の国家予算と同じ規模です。

 

 

法政大学の真壁教授は、90年代に「インターネットを使える人・企業」と「使えない人・企業」の間にデジタル格差が生まれたのと同様に、「メタバースに参入できる人・企業」と「できない人・企業」の間に「メタバース・ディバイド」が生まれると言っています。

 

 

つまり、メタバースに対応できる企業は中長期的に成長する一方、対応できない企業の多くは最終的に市場から淘汰される可能性があります。

 

 

当然のことながら、メタバースの根幹をなすVRを研究している大学はたくさんあります。というか、VR自体が多種多様な技術の集合体なので、関連技術まで挙げていくときりがないです。

 

地元の大学の研究室をいくつか紹介すると、

名古屋大学 工学部情報・通信工学科

藤井研究室

河口研究室

 

名古屋大学 情報学部自然情報学科

大岡研究室

 

名古屋工業大 工学部情報工学科

舟橋研究室

佐藤・坂上研究室

 

岐阜大学 工学部電気電子・情報工学科

木島研究室

 

名城大 情報学部情報工学科

バーチャル・リアリティー研究室(柳田 康幸教授)

 

愛知工業大 情報科学部情報科学科

CGメディア研究室(水野 慎二教授)

 

 

やはり工学部がある大学は必ずVR系の研究室はありますね。興味のある人は、研究室のサイトを覗いてみると良いと思います。

 

私自身は古い人間ですが、世の中の動きに対してはちゃんとアンテナを張っておきたいなと思っています。(←スマホすらまともに使えないくせによく言うよ。)

 

 

 

3、おまけ(高橋の世界各国つれづれ訪問記)

高橋が過去に訪れた国を紹介するコーナーです。読んでも特に何の役にも立たないので読みたい人だけどうぞ(笑)。第5回はコロンビア共和国です!

 

首都:ボゴタ

 

最大都市:ボゴタ(人口約820万)―ブエノスアイレス、サンパウロに次ぐ南アメリカ大陸第3の都市。標高2,640mで、首都としては世界第3位の高さにある。(ちなみに1位ラパス(ボリビア)、2位キト(エクアドル)なので、1位から3位まで全て南米大陸の首都が占めている。)

 

面積:約114万平方キロ(日本の約3倍)

 

人口:約5,088万

 

一言メモ:サッカー強国。2018年ロシアで開催されたワールドカップ初戦で日本が奇跡的に勝利したのは覚えている人も多いかもしれません。1994年アメリカで開催されたワールドカップでは、地元アメリカとの対戦で痛恨の自殺点を決めてしまったコロンビア選手は帰国後すぐに暴徒によって銃殺されました。犯人は銃撃の際に「自殺点をありがとう!」と叫び、1発ごとに「ゴール!」と叫びながら計12発を撃ち込んだそうです、、、。縁起の悪い「自殺点」から「オウンゴール」に名称変更されたのはこの事件がきっかけです。

 

 

 

コロンビアは南北アメリカ自転車縦断の際にパナマから飛行機でボゴタに入り、そこから自転車でエクアドルに抜けるまでの3週間ほど滞在しました。(パナマとコロンビアの国境は完全にジャングルで道路がありません。コロンビアはパナマに抜ける道路を建設したがっているのですが、コロンビアからの麻薬の流入を恐れるパナマが拒否しているそうです。)

 

 

2005年当時のコロンビアは、左翼ゲリラとの内戦状態で、さらにマフィアも暗躍していたため、「危険な国」とされていました。

 

そのため、南北アメリカを縦断しているサイクリストの中にはコロンビアを飛ばしてしまう人もいました。

 

しかし私はカナダを走っていたときに、南からやってきたアルゼンチン人サイクリストに「コロンビアはいいぞ~。お前は白人じゃないからノー・プロブレム!!」と何の根拠もない保障をもらっていたので、あえて訪問しました。

 

 

実際にコロンビアを走ってみると、主要道路沿いは2~3キロごとに兵士が立っていて、見張ってくれているので、「これじゃあゲリラも出る幕ないな」という感じで危険を感じることは全くありませんでした。(もっとも、兵士が普通にそこらじゅうにいる、ということ自体が、当時のコロンビアの実情を如実に示していた、とも言えるのですが。)

 

 

これは訪問してから知ったことなのですが、実はコロンビアは世界でも有数の自転車競技が盛んな国でした(国民の英雄になった自転車競技の選手がいたそうです)。そのためサイクリストには異常なくらい親切で、走っていると車が停まって食料を提供してくれたり、というとことがほぼ毎日のようにありました。

 

 

偉大なるアンデス山脈沿いを走っていたので、景色は素晴らしかったですが、その分アップダウンは強烈でした。標高2,640m→標高100m→標高3,800m→以下繰り返し、という感じです、、、。

 

 

マゾっ気のある方、コロンビアのサイクリングお勧めです!

 

 

さらに

詳しく知りたい方はコチラから!

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