高等部ブログ
東京大学世界史的中!(※生徒が)@忠節校
2023/02/28
こんにちは。忠節校の日比野です。
国公立大学前期試験が終わりました。
毎年、前期試験の直前に大学の出題予想を雑談半分で生徒と立てています。
忠節校には東京大学文科Ⅰ類志望の生徒がおりまして、受験期直前でも「ツァラトゥストラはかく語りき」を読んでいたり、「ニコマコス倫理学」を購入したりと、良い意味ですごい生徒です。
そんなOくんと東大の出題予想をしていたのですが、、、
日比野:「今年はなにが出ると思う?」
Oくん:「世界史はテーマ史だったら環境史で、地域史だったらインド史が出ると思います」
日比野:「環境史ってどんなの?」
Oくん:「いまコロナが収まりつつあって、この時期だからこそ疫病の歴史、例えばペストとかが出ると思うんですよね」
日比野:「なるほどー、もし的中したらすごい!」
という会話を前期試験直前にしていました。
さあ、東京大学2023年度入試が終わったのですが、予想は的中したのでしょうか。世界史第3問のリード文を読んでみましょう。
※※※以下、東京大学2023年度入試(世界史)からの引用※※※
第3問
健康への希求および病気は、まさに現在進行形でわれわれが経験しつつあるように、政治・経済・文化などさまざまな方面において、人類の歴史に影響を与えてきた。
そして人類はそれらに対応するために、医学を発達させてきた。このことに関連する以下の設問(1)~(10)に答えよ。
※※※以上、東京大学2023年度入試(世界史)からの引用※※※
見事に的中です!
もちろんこれはまぐれではなく、過去問を数十年分解き傾向を分析したうえで、Oくんがこれまで培った教養から現在の世相を敏感にとらえた結果です。
本当は第1問の大論述で出題される問題を予想していたのですが、小問でも十分にすごいです。
前期試験が終わってからまだ顔を見れていないのですが、手ごたえを聞くのが楽しみです☆
リード予備校・河合塾マナビス忠節校 日比野仁哉