高等部ブログ
個人的「ブログ・オブ・ザイヤ―」@忠節校
2023/02/20
こんにちは。忠節校の日比野です。
いよいよ、国公立大学前期試験が実施される週に入りました。
高3生の長い長い戦いも最終楽章に突入です。
今年度のひとつの区切りということで、
個人的なブログ・オブ・ザイヤーのご紹介です。
2022年5月20日にポストした、
「推し英文法と推し構造式@忠節校」というタイトルのブログです。
私がブログを書き始めたのも、忠節校は毎日が楽しくて、
それを少しでもみんなに伝えたいなあという想いがあったからです。
このブログは読み返すだけで当時の光景とか雰囲気まで思い出せて、
忠節校の日常をそのままうまく切り取れたブログです。
それでは、ハードルを上げましたが、ぜひご覧ください☆
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(以下、2022年5月20日「推し英文法と推し構造式@忠節校」)
こんにちは。リード予備校の日比野です。
何事も楽しむことが大切で、
努力を努力と思わないくらい没頭して(あるいは熱狂して)取り組み続ければ必ず結果が出ます。
忠節校には勉強を楽しんでいる生徒ばかりです。
岐阜高校の生徒たちが登校してきました。
暑くなってきたので学校帰りにジュースやアイスを買ってくる生徒がちらほらいます。
なんか青春って感じでいいなあと思って写真を撮らせてもらうと、
Hくん(京都大学理学部志望)がふいに、
Hくん:「コーラの成分表示表見せてよ、『推し糖』が載ってるから」
とぶっ飛んだ発言をしました。
勉強していると色々な科目に「推し」ができます。
私は「名詞構文」が「推し英文法」です。
(※高校生の頃から推し続けているので、はや10年近く推しています)
名詞として訳すと固い日本語訳になりますが、
動詞っぽく訳すとこなれた日本語訳になります。
そんなところが「意外と可愛いところあるやん」と推しポイントです。
この話をしたら、Mくん(名古屋大学法学部志望)も
Mくん:「自分は分詞構文が推しです。スパイダーマンみたいで好きです。」
とこれまたニッチな推しを教えてくれました。
こういう話をし始めるとものすごく盛り上がります。
またまたHくんが、
Hくん:「一番の推しはホルムアルデヒドです」
と言い出しました。
ホルムアルデヒドはこういう構造式を書くのですが、
Hくん:「小動物っぽくて可愛くないですか?」
とのことです。
残念ながらまったく理解できないです。。。
こんな話でひとしきり盛り上がったあとにNさん(岐阜高校・北海道大学志望)が登校してきたので、
日比野:「さっきこんな話したんだけどさ、、、、」
Nさん:「え、本当に意味が分からないです。」
ドン引きしていました笑
(以上、2022年5月20日「推し英文法と推し構造式@忠節校」)
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毎年この時期になると考えるのですが、
彼ら彼女らには忠節校を「思い出の場所」にしないでほしいと思います。
大学受験は偏差値や点数といった数字でしか評価されない競争です。
一方で、彼ら彼女らが進むステージでは、
もはや競争と呼ぶための統一的な価値観が存在せず、
自分で問いを立て、正解でなく最適解を手繰り寄せることが必要です。
(※それを競争と呼ぶならそうなのでしょうが)
そのステージに立った彼ら彼女らに私がアドバイスできることは何もなくて、
彼ら彼女らにはそのときにふさわしい人物が横に立っているはずです。
卒業したら、忠節校のことは忘れて、
目の前にある出来事・人・景色に夢中になってほしいなあと思っています。
とはいえ、忠節校に遊びに来てくれるとそれはそれで嬉しいのですが笑笑
リード予備校・河合塾マナビス忠節校 日比野仁哉