高等部ブログ
アドバイスタイム/本@マナビス忠節
2019/11/29
こんにちは、高等部忠節校舎の佳山です。
これから日曜日は、マナビス忠節校舎で生徒指導しています☆ 日曜日は、朝から生徒指導できるので、平日よりも色々とできます☆
さて、マナビスは、受講後にアドバイスタイムなるものがありまして、生徒の予習状況や理解度のチェック、復讐の仕方などいろいろと指導する時間になります。これがあるから、マナビスを選択したんですが、運用していきますと、集団授業ではわからなかった生徒の色々な一面が見えます。 全然、ノートとれてないというか、この子ノートの取り方わかってるの?とか、物理とか化学とかハイレベルまで解けるようになってるとか、意外と国語を解く能力あるなぁとかなどなど
ある生徒がセンター国語を受けたので、受講後のアドバイスタイムを担当しました
佳山:「予習段階でけっこう正解してるね。 じゃあ、この評論の筆者の主張を教えて」
生徒:「主張ですか、えーっと、『鬼になった女性は美しい』ですね」
佳山:「??? 今回の講義は評論? 小説やったの?」
生徒:「いや、評論です」
佳山:「いや、評論で『鬼になった女性は美しい』って。笑 どういこと?? 鬼になった女性は美しいは、主張にならないし、そもそも人は鬼になれないよね。空想上の生物だし。。。。」
本文読んでみますと、
芝居などで、狂気という他ない出来事を経験した女性が鬼になる設定などがあり、男性が鬼になるよりも女性が鬼になるという芸能があります。その鬼になる過程で『怒りと羞恥に思わず鬼へと変貌する刹那には、恐ろしいというよりはむしろ哀しく美しい要素がまじっている』と書いていました。 鬼へと変貌する激しい昇華の一瞬は、現代の女の自我が希薄化していることと比較してなお魅力的になっているということで終わっていたので、あながち不正解ではありませんでしたね。
同じ講義内容を繰り返しアドバイスタイムするときがありますので、生徒間で理解度の差はありますが、その時は、誘導しながら間違いや不足分を気づかせるようにしています。
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最近は、やっと本を読める時間がでてきまして、
『食』John Krebs 丸善出版
BSE問題や口蹄疫の大発生を短期間で終息させることに従事した、オックスフォード大学の学長さんです。
サブタイトルが「90億人が食べていくために」で、食料問題について書かれていますが、自然淘汰や味覚受容器官の話や遺伝子組み換え食品などなど色々なことが書かれているんですが、散発的ではなく食の問題全体を俯瞰しながら書かれているので、かなり面白いと思います☆ この出版社の本は最近何冊か読んでいますが、いい本が多いなと思います。
どのジャンルを読むかは、自分自身の興味で選ぶこともありますが、基本は生徒が志望している学部や研究内容や希望進路の分野に関連した本を選ぶ傾向にあります。
今年は、神戸大学の農学部で品種改良に携わりたいという生徒がいます
理由は
「お母さんのご飯がおいしいから。お米がすきで、もっとおいしいお米をつくりたい」
この生徒のお母様は料理教室も開かれるほどなので、かなり美味しいんだとう思います。
理由がなんであれ、今後の食料危機、食にかかわる研究概要は伝えながらも、将来のことを考えさせていくべきだと思っています。
アドバイスタイムのときに色々と話しをしてもいいんですが、この本を生徒に読ませるのがはやいかもですね。
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晩は冷えますので、薪ストーブをつけますと
我が家のノルウェージャンフォレストキャットは、炎にびびることなく暖をとっています
晩御飯を食べていてふと横をみると
完全無防備 完全に目を閉じていました
近づくと
目をぱちり、でも体勢は変えず。。。。 薪ストーブの炎がほんのりとお腹をあたためてくれるのか。。
生え代わりの時期なので、もじゃもじゃしていますが、夏用の毛になりますと